岩美町:漁業集落排水
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率:総収益の減少、事業費用総合計の微増により3.7pt減少した。100%を大きくした回る数値であるため改善が必要である。④企業債残高対事業規模比率:起債残高の増加により、12.8pt増加した。⑤経費回収率:汚水処理費の減少により、5pt減少した。類似団体平均値を大きく上回っている。引き続き、数値の向上に努めたい。⑥汚水処理原価:汚水処理費および有収水量が減少し、18.15円増加した。類似団体平均値に近い数値となっている。汚水処理費の抑制を行うことが必要である。⑦施設利用率:平均処理水量が減少し11.41pt減少した。後述の水洗化率も含め、規模に合わせた汚水処理を検討する必要がある。⑧水洗化率:例年増加していたが、前年度は設置人口の減少に伴い0.24pt減少した。引き続き、接続率の増加を目指し接続促進を行いたい。
老朽化の状況について
網代地区が平成元年に、東地区が平成12年に、田後地区が平成16年にそれぞれ供用開始した。現在のところいずれの処理区も老朽化による管渠の異常はみられないが、マンホールポンプの更新時期が到来している。東地区の処理場については、機械設備の更新時期を迎える。今後、中期的には計画的なマンホールポンプの更新と管渠の適切な点検を行い、長期的には施設の更新時期を見極めて計画していくことが必要となる。
全体総括
本町の下水道使用料は高い水準にあるが、使用料のみで汚水処理費を賄えない状況にあり一般会計の負担が大きくなっている。そのため、資本費平準化債の借入により公債費負担の平準化を図っている。今後は、汚水処理施設の統廃合等の見直しを含めた検討を行うことが必要である。