宍粟市:特定環境保全公共下水道
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28:兵庫県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率については、地方債償還金の一部を繰上償還し、高利率から低利率の地方債に借換を行ったことにより、地方債償還金が増加し前年度比17.51ポイント減となった。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体の平均値と比べて若干高い傾向となっているが、今後、資金不足に対する資金調達として資本平準化債を発行していることから企業債残高が多くなる可能性があると考える。⑤経費回収率は、使用料収入に比べて、汚水処理費用が多いため、類似団体の平均値と比べて下回っている状況となっている。収入の不足分については、資本平準化債の発行や他会計からの繰入金で賄っている状況であり、分析を踏まえて、適切な使用料の設定など、運営体制のあり方や今後の投資のあり方を見直し、健全運営につなげる必要がある。⑥汚水処理原価については、本年度も類似団体の平均値より高くなっており、今後、施設の統廃合や長寿命化により、汚水の維持管理費の縮減に努める必要がある。⑧水洗化率は、全国平均、類似団体比較よりは高い水洗化率となっている。使用料収入を向上させるため、より一層、水洗化へのPRが必要である。
老朽化の状況について
③供用開始後20年以上が経過している施設があるなど、処理施設及びマンホールポンプ等の老朽化が進んでいるため、修繕料が年々増加傾向にある。
全体総括
地方債償還金の一部を高利率から低利率の地方債に借換を行ったことにより、支払利息の軽減による経費節減が期待される一方で、経常収支比率、経費回収率は、類似団体の平均値と比べて低く、他会計からの繰入金への依存を抑制するため、健全な経営化に向けて、経営体制のあり方や施設の統廃合を含めた今後の投資のあり方、適切な使用料体系、汚水処理費の削減、水洗化率の向上等の見直しが必要である。また、令和2年度から地方公営企業法の財務規定適用により、財務状況及び経営状況の透明化・明確化を図り、計画的で合理的な事業運営を図る必要がある。
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本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
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