寒河江市:特定環境保全公共下水道
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06:山形県
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寒河江市:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率、⑤経費回収率経常収支比率については100%を超えているため単年度の収支は黒字である。令和4年度に比べ29.95ポイント増加しているが、一般会計からの繰入金が増加したことが要因である。経費回収率については、100%となった。安定した経営を続けるためには、今後も料金収入の更なる増加に向けた普及促進や汚水処理費の削減等の経営改善を図っていく。③流動比率、④企業債残高対事業規模比率流動比率は流動資産(現金及び預金)の増加により令和4年度に比べて増加したが、100%を下回っている。企業債残高対事業規模比率は類似団体平均値を上回っている。単年度の企業債償還額が大きいことが要因となっているが、今後も単年度の償還額を超えない範囲での借入を行うことで数値の改善を図っていく。⑥汚水処理原価令和4年度に比べ21.73円増加している。年間有収水量が減少したことが要因である。⑧水洗化率令和4年度に比べ0.55ポイント減少し、依然として類似団体平均値を下回っている。普及促進活動の継続し、水洗化率の向上を図っていく。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率類似団体平均値を下回る数値となっている。今後、法定耐用年数を迎える管渠等の増加が見込まれるため、財源を確保したうえで、計画的な更新工事を実施していく必要がある。
全体総括
当事業の対象地域は人口が少なく、料金収入の大幅な増加は見込めない。一方で将来的に管渠の老朽化に伴う維持管理費や更新費の増加が見込まれるため、厳しい経営状況が予想される。今後の安定的なサービス提供のためには経費削減の徹底と料金収入確保が重要であることから、より一層の経営改善に取組み、健全経営を目指していく必要がある。