経営の健全性・効率性について
漁業集落排水事業は1処理区のみであり、整備率は100%、水洗化率は89%となっております。区域内人口が200人に満たない小規模な地区であり、人口減少と高齢化により有収水量が減少しており、施設の維持管理において、使用料収入の不足を一般会計からの繰出金に依存する状況となっております。
老朽化の状況について
処理場は平成11年に供用開始し、17年が経過しており、機械設備や電気設備の更新や修理が必要な時期を迎え、施設の維持管理計画を策定し計画的に取り組んでいく必要があります。
全体総括
人口減少により使用料収入の減少と施設の維持管理費の増加が見込まれることから、使用料の改定により収支の悪化の減少を図る必要があります。