岡崎市:岡崎市民病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

地域において担っている役割

急性期の高度医療を提供する3次医療機関であるとともに、公立病院として、救急や小児、周産期などの不採算部門を運営し、急性期に必要な機能を備えた施設で、高度医療機器を活用した治療を担う。

経営の健全性・効率性について

・全体として平均値に近い数値にて推移。・④病床利用率は4年前と比べ14.1%減少した。厚生労働省の方針による平均在院日数を短縮する取組みを進めたことや65床の増床によるが、空いた病院に新規の紹介患者を確保できていない事も要因。・①経常収支比率が100%を下回り、類似病院と比べても低い数値となっており、また⑦職員給与費対医業収益比率が54.5%と平均値を大きく上回っており、増床による人員確保や施設建設など、投資に見合った収益が上げられていない。・類似病院と比べ、⑤入院患者1人1日当たり収益、⑥外来患者1人1日当たり収益が5-10%程度低いが、④病床利用率は若干高いという状況であり、平均在院日数の短縮を進めるとともに、空いた病床に高診療密度の紹介患者を増患することで収支改善を図る必要がある。

老朽化の状況について

・平成10年に現在の場所に当院が完成し、平成28年度で18年が経過した。・有形固定資産、償却対象資産の帳簿価格の5割以上を占める建物の減価償却が進んでおり、全国、類似病院と比べても①有形固定資産減価償却率が5%程度高い。・平成26年度より始めた第2期再編改修が平成28年度中に終了し、また同じく平成26年度より開始した救急棟建設も平成27年度に完成しており、現状③1床当たり有形固定資産が嵩んでいるが、施設の老朽化には計画に則り対応している。

全体総括

・病院改革プランに則り、他の医療機関と連携強化に取り組んでいる最中であり、当院の機能、役割を全うすることで経営の健全化、効率化すべく計画を推し進めて参りたい。・当院に課せられた役割を全うすべく投資を計画的に行い、進む施設の老朽化に過不足なく対応して参りたい。

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