経営の健全性・効率性について
施設の維持管理費は、全て使用料金収入で賄えることが理想だが、現在その30~40%を使用料金収入、残りを一般会計からの繰入金により賄っている。また、設置当時より使用人口が減少しているため、施設の汚水処理能力が1日当たり451㎥であるのに対し、H27年度の汚水処理量は1日平均70㎥と大幅に下回っている。
老朽化の状況について
施設設置から約20年経過しており、現在改修の計画を進めている。管渠については、耐用年数(50年)を経過しておらず、H26年度の調査において異常ないことが確認されたため、現在改修の予定はない。
全体総括
既に計画地域の全戸が施設へ接続していること、人口減少が見込まれることから、料金の値上げも検討する必要がある。また、施設運営を効率的に行うため、施設の改修にあたっては、今後の処理水量を予測し、適切な規模により改修を進める予定である。計画処理能力451㎥/日を250㎥/日にする予定である。