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地方財政ダッシュボード

長崎県大村市の財政状況(2020年度)

長崎県大村市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

大村市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業工業用水道事業工業用水道事業病院事業市立大村市民病院下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

社会福祉費(児童保育及び障害児保育の充実による増など)、保健衛生費(公立病院建替えに係る市債(H27,H28年度債)の増)、臨時財政対策債償還費(R1年度債の増)などの歳出が増加している。新型コロナウイルス感染症の影響により平成27年度以降増加していた市税収入が減少したが、経常経費についても抑制された部分があり、前年度と同値であった。しかし、類似団体と比較すると依然として低い水準にある。市税の徴収強化への取り組みに加え、社会保障関係費の適正化などに取り組み、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

人件費、物件費及び扶助費の増加により99.4%と前年度比2.1ポイント増加しており、類似団体平均及び長崎県内団体平均よりも上回っている。人件費においては、会計年度任用職員制度開始による増、物件費については、学校給食の公会計化やGIGAスクール構想に係る児童・生徒への一人一台のタブレット配備などにより増加している。扶助費については、幼児教育・保育の無償化に伴う教育・保育施設給付費の増加などによるものであるが、社会福祉及び児童福祉関係費の需要動向を見極め、給付費の適正化に向けた取り組みを進めることで、財政構造の弾力性の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1000人当たりの職員数は、類似団体と比較しても少なく(-0.74)、効率的な行政運営に努めている。また、人件費についても類似団体と比較して低い状態であり、これまでの行財政改革において人件費抑制に取り組んできた効果である。物件費についても、類似団体と比較して低い状態(-17.7ポイント)であり、これまで歳出削減に取り組んできた効果である。維持補修費については、類似団体と比較して高い状態(+80.4ポイント)であり、ミライon図書館・資料館の開館(R1.10月)や廃棄物処理施設等の老朽化による補修費用の増加が要因である。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、長期的視点をもって更新・長寿命化などを計画的に行い、財政負担の軽減や平準化に取り組んでいく。

ラスパイレス指数の分析欄

早期退職勧奨制度の実施などにより、経験年数20年以上の職員の平均給与が下がり、類似団体平均よりも低い水準となった。今後も、大村市人材育成基本方針に基づき、職務や職責などに応じた職員の適材適所の配置による組織の活性化及び組織力の向上などに取り組んでいく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数の状況については、人口1,000人当たり職員数は類似団体と比較し少ない(5.64人-6.38人=-0.74人)。財政健全化計画期間(平成16年度~平成24年度)における退職者不補充に加え、第5次行財政改革実施計画期間(平成23年度~平成27年度)における非常勤・再任用職員の活用や早期退職勧奨制度を実施したことにより、職員数及び人件費総量の抑制に繋がっている。今後は、ポストコロナ時代の新しい生活様式や新庁舎建設に向けて、ICT技術の推進やアウトソーシングの活用などによる業務の効率化を図り、さらなる人員の適正配置に取り組んでいく。

実質公債費比率の分析欄

平成27年から平成29年に借り入れた市民病院整備に係る償還額の増や、デジタル防災無線の償還額の増により、実質公債費比率が増加した。今後は、大型建設事業の元金償還開始により比率は悪化する見通しであるが、繰上償還の実施などの取り組みによる公債費の適正化を図り、財政運営基本方針に定める当面の規制ライン14%を超えない水準を維持することとする。

将来負担比率の分析欄

令和2年7月豪雨による災害復旧事業債の増や新型コロナウイルス感染症の影響による減収補てん債の増などにより市債残高は増加したが、モーターボート競走事業収益基金の増加により将来負担比率は減少した。今後は、R4年開業予定の九州新幹線西九州ルート開業に向けた整備及びアセットマネジメント計画に基づく公共施設等の整備を予定していることから、財政運営基本方針(平成29年12月策定・令和2年3月改訂)に定める適正な基金管理や市債発行抑制などへの取り組みを進め、財政の適正化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

職員数が類似団体と比較して少なく、また、財政健全化計画期間に実施した退職者不補充などにより、職員数及び人件費に係る経常収支比率は類似団体平均と比較して低い水準となっている。今後は、ポストコロナ時代の新しい生活様式や新庁舎建設に向けて、ICT技術の推進やアウトソーシングの活用などによる業務の効率化を図り、さらなる人員の適正配置に取り組んでいく。

物件費の分析欄

会計年度任用職員制度の開始により、1.3ポイント減少している。今後は、新中地区公民館の運用開始などにより増加する見込みであり、事業の見直しなどを行い、現在の水準を維持していくように努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体平均を大きく上回り、かつ上昇傾向である。要因としては、待機児童対策として実施してきた新規開設園の増や、障がい福祉サービス事業所の増などによる対象者数の増加が挙げられる。今後は、給付費の適正化やサービス利用者の自立へのサポートに加え、スクラップアンドビルド方式の徹底による単独事業の見直しを図り、扶助費の上昇率の抑制に取り組んでいく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、維持補修費の増加が主な要因である。維持補修費については、ミライon図書館・資料館の開館(R1.10月)や廃棄物処理施設等の老朽化による補修費用の増加が要因である。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、長期的視点をもって更新・長寿命化などを計画的に行い、財政負担の軽減や平準化に取り組んでいく。

補助費等の分析欄

当市は、下水道事業、農業集落排水事業を法適用化しており、一般会計からの繰出金は補助費等として分類しているため、高水準となっている。また、H29年度から市立大村市民病院の建て替えに伴う医療機器の償還開始及び簡易水道事業会計の水道事業会計への統合により増加している。R2年度は経常一般財源はコロナの影響により、6百万円増減少し、経常収支比率も0.1ポイント減少している。なお、各種補助金については、大村市補助金等のあり方に関するガイドライン(H28.10月策定)に基づき、公益上の必要性を検証し、全市的に補助金等の見直しを進めていく。

公債費の分析欄

財政健全化期間における普通建設事業費の抑制の結果、類似団体平均よりも低い水準で推移している。今後は、大型建設事業の元金償還開始により公債費は増加する見通しであるため、財政運営基本方針に定める繰上償還の実施などの取り組みにより、公債費の適正化を図っていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率が類似団体を上回っているのは、扶助費の増加が主な要因である。扶助費については、給付費の適正化や単独事業の見直しを進め、財政運営基本方針に定める健全で持続可能な財政基盤を構築していく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金については、令和2年7月豪雨災害の復旧に係る経費や新型コロナウイルス感染症対策経費が多額となり、前年度より減少した。なお、上記のような突発的な支出は多かったものの、イベント等が開催できなかったため、実質収支は前年度比4.5億円の増となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

全ての会計において赤字は算出されなかった。モーターボート競走事業会計については、新型コロナウイルス感染症の影響により無観客での開催もあったが、SGやG1といった主要レースの開催や、電話投票などの広域発売による売上が好調に伸長し、開設以来過去最高売上を更新し、売上日本一を達成した。また、純利益も前年度比68億円の増となり、149.5億円を達成した。今後は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底しながら、SGレースやG1レース開催などにより更なる売上拡大と収益の増大を図るとともに、不測の事態にも対応できる強固な経営基盤を構築し、継続的な市財政への貢献に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

市立病院整備事業(H27~29年債)の償還開始により元利償還金の額が増加した。今後は、幹線新大村駅周辺整備事業(R3年度元金償還開始)などの大型事業の償還開始により元利償還金は増加していく見込みであるが、モーターボート競走事業収益基金を活用して新規発行債を抑制するなど、公債費の適正化を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

災害復旧事業などの実施により、一般会計等に係る地方債の現在高は増加したが、農業集落排水事業や病院事業の償還額が新発債を大幅に上回ったことにより公営企業債等繰入見込額は減少した。競艇事業収入を財源とする基金積立を実施したことから、充当可能基金は増加した。充当可能財源等(B)の増加が大きかったことにより、将来負担比率は減少し、早期健全化判断基準を大幅に下回っている。今後、大型建設事業の実施が予定されており、将来負担額は増加していく見込みであるが、地方交付税措置のない資金手当債の発行抑制や、過去に借り入れた高金利市債をモーターボート競走事業収益基金を活用し繰上償還するなど、公債費の適正化を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)大型建設事業実施により32.2億円取崩したが、競艇事業収入を原資としたモーターボート競走事業収益基金へ40.0億円を積み立てたことにより増加した。(今後の方針)年度間の財源の不均衡を調整する財政調整基金、減債基金及び一部の特定目的基金については、大村市財政運営基本方針に定める適正な基金残高を確保していくように努める。また、その他の特定目的基金については、将来的には基金残高の枯渇による事業実施の可否を判断する必要が生じることから、事業終了も含め今後の方向性について検討を進める。

財政調整基金

(増減理由)令和2年7月豪雨災害復旧に係る経費や新型コロナウイルス感染症対策に係る経費が増加したため、残高が減少した。(今後の方針)平成29年12月に策定、令和2年3月に改訂した大村市財政運営基本方針に定める適正な基金残高20億円程度を確保していく予定である。なお、20億円と定めた理由としては、標準財政規模の概ね1割程度の規模であり、かつ、単年あたり6億円の収支不足が生じた場合に3年間は財政運営が可能な水準であるため、この期間中に収支不足改善に向けた取り組みを実施することを想定している。

減債基金

(増減理由)近年の大型建設事業(新幹線整備事業等)の実施により、公債費が増額しているため、減債基金の取り崩しをを行った。(今後の方針)大村市財政運営基本方針に基づき、公債費が多額になる年度に対応できる水準である基金残高10億円程度を確保していく予定であるが、財政調整基金や使途が類似しているモーターボート競走事業収益基金とのバランスを考慮しながら、適切に運用する。なお、公債費の平準化に向け、過去に借り入れた高利の市債の繰上償還も検討する。

その他特定目的基金

(基金の使途)モーターボート競走事業収益基金:公共施設等の整備のための財源及び市債のうち公共施設等の整備のために発行したものの償還の財源市庁舎建設整備基金:市庁舎建設整備のための財源(増減理由)モーターボート競走事業収益基金:競艇事業収入(R2予定処分及びR1未処分利益剰余金の決算処分)を原資とし40.0億円を積み立てたことによる増加。(今後の方針)モーターボート競走事業収益基金:R4年開業予定の九州新幹線西九州ルート開業に向けた整備及びアセットマネジメント計画に基づく公共施設等の整備を予定していることから、競艇事業の収益に応じ積立予定。市庁舎建設整備基金:新市庁舎建設は一旦候補地が白紙となったが、再度候補地選定等の作業を進めており、今後の建設に向け積み増しの検討を行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当市の有形固定資産減価償却率は、全国、長崎県の平均値に比べて低い水準にあるが、年々資産の償却が進んでいる状況である。平成29年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、人口推移や社会情勢の変化を把握しながら、老朽化施設の集約化・複合化を進めていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、全国、長崎県、類似団体内の平均と比べ、高い状況にある。これは、新幹線新大村駅周辺整備事業や、新大村市立図書館整備事業等の執行により、将来負担比率自体が他団体と比べ高い状況にあるため、債務償還を引き上げる要素となっている。今後もアセットマネジメント計画に基づく公共施設等の整備により増加していく見込みであるが、財政運営基本方針(令和2年3月改定)に定める適正な基金管理や市債発行抑制などへの取り組みにより、数値の改善に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は前年度よりも減少したが、類似団体との比較では高い水準にある。一方、有形固定資産減価償却率は前年度よりも増加したが、類似団体との比較では低い水準で推移している。これは、新幹線新大村駅周辺整備事業や新大村市立図書館整備事業等の大型建設事業による公共施設の新設、更新があげられる。今後もアセットマネジメント計画に基づく公共施設等の整備により、将来負担比率は増加する一方、有形固定資産減価償却率は減少する見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

前年度と比較して、将来負担比率は減少、実質公債費比率は増加したが、どちらも類似団体と比較して高くなっている。将来負担比率の減少については、公営企業債等繰入見込額の減少や、充当可能な基金の増加によるものである。実質公債費比率の増加については、公債費(元利償還額、準元利償還額)の増加、都市計画事業の単独事業費増加による都市計画税充当可能額の減少によるものである。今後もアセットマネジメント計画に基づく公共施設等の整備や大型建設事業の元金償還開始により比率は増加していく見込みであるが、財政運営基本方針に定める適正な基金管理や市債発行抑制などの取り組みを進め、財政の適正化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

長崎県大村市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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