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地域において担っている役割地域の基幹病院として急性期医療(ER救急、小児救急、急性期心疾患、脳卒中、がん診療、周産期)を担うとともに、専門的で高度な医療の提供を行っている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について重点医療機関の指定による休床補償補助金が大幅に減額となった影響等により、経常損益は約4憶7千万円の赤字となった。また、当該補助金を除く経常損益はコロナ流行後5期連続の赤字となっている。物価高等による材料費高騰や、看護師不足による病棟閉鎖の影響で、依然として厳しい経営環境となっている。一方で、入院患者1人1日当たり収益は年々増加し、類似病院及び全国平均と比較して高値である。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成25年10月の開院以来、有形固定資産減価償却率は年々増加している。開院時に取得した器械備品は、償却期間が順次満了しており、高額機器の入替え等の影響により、器械備品減価償却率が類似病院及び全国平均と比較して高値となっている。また、1床当たり有形固定資産は年々増加しているが、類似病院及び全国平均よりも低い状況にある。 |
全体総括新型コロナウイルス感染症の5類移行後も医療機関におけるコロナ対応は大きく変更できないことに加え、昨今の燃料費高騰や物価高等により、依然として経営環境は厳しい状況となっている。そんな中、看護師確保対策に積極的に取り組んだ結果、令和5年3月より閉鎖していた2病棟のうち、1病棟を令和6年3月に再開することができた。引き続き、感染拡大防止の徹底、地域の医療機関との連携強化を図るとともに、病棟の運用再開に向けた看護師確保対策を実施しながら、高度で安心・安全な医療の提供に取り組んでいく。 |
出典:
経営比較分析表
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