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地方財政ダッシュボード

滋賀県彦根市の財政状況(2022年度)

滋賀県彦根市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

平成30年度以降は類似団体とほぼ同水準で推移している。新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた法人の業績が徐々に回復してきたことから、市民税のうち法人税割が増加したことにより、基準財政収入額は増加したが、交付税の振り替わりである臨時財政対策債の発行可能額が減少したことにより、基準財政需要額が大きく増加したことから、数値は前年度より低下した。今後は基準財政需要額に影響を与える公債費の抑制に努めるとともに、税収納率向上対策等を中心とした税収の確保と、税外収入の確保に関する取組の推進を図ることにより歳入確保に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率については、歳入の経常一般財源においては、市税が984,238千円(+6.0%)の増となったものの、臨時財政対策債が1,883,819千円(-73.8%)の減になり、前年度より減額となった。歳出の経常一般財源については、人件費が240,362千円(-3.3%)の減となったものの、補助費等が827,046千円(+34.3%)、物件費が532,172千円(+11.8%)、公債費が198,126千円(+5.5%)が増となったことで、全体として前年度より増額となり、前年度より7.5%上昇した。類似団体平均と比較して高い水準であるため、引き続き事業見直しを行い、削減可能な支出について検討を重ね、経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については、期末手当等の減少により、前年度より減額となった。一方、物件費については、ふるさと納税額の増加に伴う返礼品等関連経費や地域経済の活性化等を目的としたキャッシュレス決済ポイント還元事業の実施に伴う委託料の増加により、全体で増額となった。人件費は前年度より減額となったものの、物件費の増加により類似団体平均と比べても高い水準となっている。今後については、物件費の抑制に努め、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進等により、業務の効率化を図るとともに、職員配置の適正化を行うことにより、人件費の抑制を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

給与については、本市は従前から国家公務員制度に準拠しているが、類似団体の平均を1.3ポイント下回る98.1ポイントとなっている。この要因は経験年数10年以上30年未満の職員数において、ラスパイレス指数が相対的に低く、職員数も多いためである。今後も国家公務員制度準拠を基本とし、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

消防やごみの収集・処理業務を直営で行っており、特に消防については、近隣3町から受託し実施していることから、類似団体平均を上回る結果となっている。今後は、財政の健全化を推進するにあたり、必要最小限の職員補充に努めるとともに、指定管理者制度などによる民間委託の拡充を図り、職員数の抑制を図っていく。

実質公債費比率の分析欄

令和4年度の単年度実質公債費比率でみると、元利償還金の額が増となったほか、公営企業債の元利償還金に対する繰入金も増となったことから、分子は増となった。また、臨時財政対策債発行可能額が大幅な減となったことから分母は減となり、前年度と比べて1.9%増加した。令和4年度の単年度数値が令和元年度の単年度数値を上回ったことから、3ヵ年平均は前年度より0.9%の増となった。起債の許可基準である18%は下回っているものの、近年実施した大型の投資事業に係る市債の償還が増加するため、今後の数値の推移に注視しながら財政運営を行う必要がある。

将来負担比率の分析欄

下水道事業会計の地方債残高が減少したことにより、公営企業等繰入見込額が減少する一方で、一般会計等に係る地方債残高については、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業やごみ焼却場整備事業に係る起債により、大きく増加した。全体として、将来負担比率は8.8ポイント上昇し、依然として高い水準である。近年実施した大型の投資事業の影響により、数値の改善が見込めないため、これまで以上に自主財源の確保に努めるとともに、起債についても交付税算入率の高いメニューを活用するなどに努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

人件費については、退職金や期末手当等の減少により、前年度より減少したものの、割合は前年度と同額となった。類似団体と比較すると、本市は、消防業務とごみの収集・処理に関わる業務を直営で行っているため、一部事務組合への負担金は少なくなっているものの、直接の人件費は高くなる傾向にある。財政の健全化を推進するため、事業量に見合った人員配置に努めつつ、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進等により、業務の効率化を図るとともに、職員配置の適正化を行うことにより、人件費の抑制を図る。

物件費の分析欄

物件費については、ふるさと納税額の増加に伴うふるさと彦根応援寄附事業の事業費の増加やICT関連経費の増加等により、経常経費に占める割合は2.6ポイントの増となった。類似団体平均と比較すると依然として高い水準であることから、今年度についても、削減可能な支出について検討を重ねることで、経常的な物件費の抑制を図っていく。

扶助費の分析欄

扶助費については、障害福祉サービス等給付事業等が増加したものの、児童手当支給事業等が減少し、経常経費に占める割合については、0.3ポイントの減となった。本市の特徴として、生活困窮者の自立支援事業や次世代対策を重点施策としていることから、これまで類似団体平均と比較し高い水準で推移していたものの、近年では類似団体平均を下回っている。

その他の分析欄

令和2年度については、下水道事業会計の公営企業会計移行に伴い、繰出金の性質が変更となったことから5.5ポイントの減となった。令和4年度については、同水準で推移しているものの、依然として類似団体平均は上回っていることから、他の特別会計においても事務事業の見直しを行うことなどにより、繰出金の削減を図る必要がある。

補助費等の分析欄

補助費については、消防業務とごみ収集・処理に関わる業務を直営で行っているため、一部事務組合への負担金が少なくなっていることと、平成18年度から平成22年度の間に補助金総額の削減を徹底して進めたことにより、類似団体平均と比較して低い数値となっていた。しかしながら、令和4年度については、下水道事業会計の算定方法の見直しによる基準内繰出の増加により3.4ポイントの増となった。

公債費の分析欄

地方交付税の振り替わりである臨時財政対策債の借入に対する償還が増加傾向にあるものの、公債費負担適正化計画に基づき、新規借入額の抑制や平成19年度から21年度、27年度および令和元年度において繰上償還を実施したことにより、類似団体平均と比較すると、1.0ポイント低い割合となっている。しかしながら、近年の大型投資事業の影響により公債費は増加しており、今後の数値の推移に注視しながら財政運営を行う必要がある。

公債費以外の分析欄

ふるさと納税額の増加に伴うふるさと彦根応援寄附事業の事業費の増加などにより、物件費が増となったことと、補助費等が高い数値となっていることから、類似団体平均と比較して高い数値となっている。今後については、削減可能な支出について検討を重ねることで、経常経費の抑制に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高は、令和3年度に引き続き、前年度と同程度で推移した。実質収支額は、市税や寄附金などが増加する一方で、国庫支出金や市債の減などにより、歳入全体としては減少したものの、歳出について、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業の進捗に伴う工事請負費の減少により、歳入の減少以上に歳出が大きく減少したため、前年度より0.65ポイント増加し、実質単年度収支についても黒字となった。今後については、既に着手している投資的経費等を含め、事業の廃止、中止、延伸をしつつ、後年度負担に留意しながら、新たな財源の確保についても取組を進め、財政の健全化に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

令和3年度に引き続き、全会計において赤字は発生しておらず、良好な状態である。病院事業会計においては、新型コロナウイルス感染症対応に係る空床補償等の補助金は減少したものの、診療単価の上昇等により、医業収益が増加したことで実質収支も増となり、標準財政規模比についても前年度比増となった。水道事業会計においては、前年度と比較して総配水量は微増したものの、有収率が0.92ポイント減少したことで総収益が減となったが、標準財政規模が減となったことから、標準財政規模比については全年度比増となった。下水道事業会計においては、総収支では黒字を保っているものの、経営の本体である営業収支では14億円超の損失を計上しており、営業外収支の黒字により全体収支の均衡を保っている状況である。令和2年度に策定した「彦根市公共下水道事業・第6期経営計画」に基づき、中長期的な視点から運営を図っていく必要がある。その他の事業会計も含めて、平成23年度以降12年連続で全会計で黒字となったが、今後も経営状態に注意していく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

平成19年度から公債費負担適正化計画に基づき、繰上償還により元利償還金を減少させるなどの改善を図ってきた結果、平成22年度以降は3か年平均で18%を下回っている。令和4年度は、分子については、近年実施した大型の投資事業の財源とした市債の償還が増加したことに伴い、元利償還金は増加した。公営企業債の元利償還金に対する負担金等についても、下水道事業会計において分流式下水道等に要する経費の算定方式の見直しに係る繰出基準の変更により増加となっている。今後も、これまでに実施した大型の投資事業に係る市債の償還が増加することや、新ごみ処理施設の建設負担金などの大型の投資的事業を予定していることから、数値の推移に注視しながら財政運営を行う必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

将来負担比率は前年度より増加しているものの、早期健全化基準の数値を大きく下回っていることから良好な状態である。一般会計等に係る地方債の現在高の大幅な増の主な要因は、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業やごみ焼却場整備事業等の大型の投資事業に係る地方債発行額の増加によるもの。公営企業債等繰入見込額の減の主な要因は、下水道事業会計の地方債残高が減少したことによるもの。このほかの数値はほぼ横ばいに推移しているものの、新ごみ処理施設の建設負担金などの大型の投資的事業を予定していることから、数値の悪化が懸念されるため、これまで以上に自主財源の確保に努めなければならない。事業の実施に当たっては、緊急性、投資効果および後年度負担を検証し、総合的に判断していく必要がある。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)利息の積み立てや、ふるさと納税等の寄附金の積み立てによる増のほか、彦根市財政調整基金や彦根市庁舎整備基金などの積み立てにより、前年度比約455百万円増の約7,518百万円の現在高となった。(今後の方針)本格的な実施段階となる、第79回国民スポーツ大会・第24回障害者スポーツ大会関連事業や、新ごみ処理施設の建設負担金などの大型の事業を控えていることから、引き続き、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進、事務事業の見直しにより歳出のスリム化を図るととともに、新たな財源の掘り起こしなどにより歳入の確保に努め、出来る限りの積み立てを行っていく。

財政調整基金

(増減理由)一般財源不足の補填として約7.6億円の取り崩しを行ったものの、利息の積み立て(約5万円)および前年度繰越金等の積み立て(約12億円)により前年度より増加した。(今後の方針)財政調整基金については、標準財政規模の5%程度の額を目安としており、積み立てを行うために、引き続き、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進、事務事業の見直しにより歳出のスリム化を図るととともに、新たな財源の掘り起こしなどにより歳入の確保に努め、出来る限りの積み立てを行っていく。

減債基金

(増減理由)利息の積み立て(約1万円)による増である。(今後の方針)近年実施している大型投資事業の影響により、市債の償還額の増加が見込まれることから、今後はその財源として取り崩すことが見込まれる。

その他特定目的基金

(基金の使途)【主なもの】彦根市一般廃棄物処理施設整備基金・・・本市の一般廃棄物処理施設の整備経費に充当する。彦根市職員退職手当基金・・・本市職員の退職手当に充当する。彦根市教育施設整備基金・・・本市の教育施設整備経費に充当する。彦根市福祉・保健・医療基金・・・本市の福祉事業、保健事業および医療事業へ充当する。彦根市国民スポーツ大会等運営基金・・・第79回国民スポーツ大会および第24回全国障害者スポーツ大会経費に充当する。(増減理由)【減の主なもの】彦根市スポーツ・文化交流センター整備運営基金・・・彦根市スポーツ・文化交流センターの整備および運営事業への充当による減。【充当額(取崩額):242,854千円積立額:1,876千円)】故舟橋聖一氏顕彰事業基金・・・舟橋聖一文学賞・舟橋聖一顕彰文学賞事業への充当による減。【充当額(取崩額):2,344千円積立額:0千円)】【増の主なもの】彦根市教育施設整備基金・・・ふるさと納税による寄附金の積み立てと、今後の教育施設整備に備え積み立てたことによる増。【充当額(取崩額):91,672千円積立額:149,638千円)】彦根市庁舎整備基金・・・市庁舎の整備に備え積み立てたことによる増。【充当額(取崩額):0千円積立額:54,246千円)】彦根市国民スポーツ大会等運営基金・・・第79回国民スポーツ大会および第24回全国障害者スポーツ大会に備え積み立てたことによる増。【充当額(取崩額):0千円積立額:50,103千円)】(今後の方針)各特定目的基金について、今後は、新ごみ処理施設建設等の大型投資的事業や個別施設計画に伴う各施設の修繕整備が控えており、こうした事業のための基金積み立ても必要となるため、歳出の見直しによる財源の確保と併せ、決算収支で生じる不用額等については、各基金への配分を検討したうえで、必要な積み立てを行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

近年実施した国スポ・障スポ大会関連事業や市役所本庁舎耐震化整備事業などにより、類似団体平均と比較し、数値は低く抑えられているといえる。今後についても各施設等の個別施設計画をもとに、適正な維持管理を行っていく。

債務償還比率の分析欄

彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業や市役所本庁舎耐震化整備事業などの大型の投資事業に係る地方債発行額が増加したことから、分子である将来負担額は増加し、さらに分母である臨時財政対策債発行可能額が大きく減少したことから、債務償還比率は前年度比157.1%増加した。類似団体と比較すると職員数が多く、人件費が高い水準にあることや、物件費、扶助費の数値も高い水準にあることから、債務償還比率は類似団体と比べると高くなっている。今後も大型事業における起債発行が見込まれることから、起債発行に関しては交付税算入率の高い起債メニューを活用し、経常一般財源等(歳入)等の確保に努めるとともに、働き方改革に基づく事業見直しを積極的に進めることにより経常経費充当財源等の削減に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業および市役所本庁舎耐震化整備事業に係る起債の借入により一般会計等に係る地方債の現在高について増加したことから前年度と比較して増加し、類似団体平均と比較して56.1ポイントも上回っている状態である。また、有形固定資産減価償却率については、近年実施した国スポ・障スポ大会関連事業や市役所本庁舎耐震化整備事業などにより、類似団体平均と比較し7.0ポイント下回っている状態である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は0.9ポイント増加し、将来負担比率は8.8ポイント増加している。実質公債費比率では、令和元年度と比較して、分母である標準財政規模は増となったものの、元利償還金の額の増に伴い分子の増がこれを上回ったため、令和4年度の単年度実質公債費比率が令和元年度数値を上回る結果となったことから、3ヶ年平均は前年度より高く、類似団体と比較しても依然として高い状況にある。また、将来負担比率では、彦根市スポーツ・文化交流センター整備事業に係る起債(17.6億)およびごみ焼却整備事業に係る起債(10.1億)の借入により一般会計等に係る地方債の現在高について増加したことから前年度と比較して増加し、将来負担比率は類似団体平均と比較して56.1ポイントも上回っている状態である。今後については、国スポ・障スポ大会関連事業を始めとした大型の起債発行が見込まれる事業が控えていることから、両比率ともに上昇していくことが考えられるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

滋賀県彦根市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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