末端給水事業
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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について使用料収入は打切決算の影響により、令和4年度と比較して、約6.3%減少した。薬品費や合併処理浄化槽を管理するための委託料等の維持管理費が増加したことに伴い、汚水処理費は令和4年度と比較して、約6.8%増加した。合併処理浄化槽については、毎年設置基数が10~20基程度と増加していることに伴い、使用料収入・有収水量についても微増傾向ではあるが、それ以上に浄化槽の維持管理に要する経費が増加している状況である。⑥汚水処理原価についても、上述のとおり、維持管理費の増加により令和4年度より高い数値となった。 |
老朽化の状況について本事業は平成21年度の事業開始から15年以上が経過している。現在のところ、老朽化に伴う合併浄化槽本体の故障はないが、付属機器(ブロワ等)の修繕の発生が多くなってきており、今後さらに増加することが想定される。定期的かつ適切な保守点検を行うことにより、維持管理費の抑制に努めていく。 |
全体総括これまで、本事業においては下水道未整備地において、継続的に普及に取組んできたところである。合併処理浄化槽が普及することにより、使用料収入は増加していくが、同時に整備するための財源としての地方債の償還や浄化槽を維持管理するためのコストも増加していくこととなる。さらに、年数の経過とともに修繕が増えることが想定され、今後の経営状況の悪化が懸念されるところである。合併処理浄化槽の普及を図ると同時に、維持管理費を削減するため、計画的・効率的な経営に努めていく。 |
出典:
経営比較分析表
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