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地方財政ダッシュボード

秋田県羽後町の財政状況(2020年度)

秋田県羽後町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

羽後町水道事業末端給水事業病院事業羽後病院下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、類似団体平均を0.19ポイント下回った。これは人口減少が進んでいることや基幹産業となる地場産業が少ないため、町税などの自主財源が乏しいことが要因である。令和2年度には農産物直売所を備えた道の駅を増築し、売り場面積の拡充やそば打ち体験が行える「そば道場」を設けるなど農業や飲食業の高収益化などの取り組みを行っている。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度比1.4ポイント減少し、90.6%となっている。これは物件費の減はあるものの人件費、維持補修費、公債費などが増加し分子としては1.3ポイント増加したものの、普通交付税や地方消費税交付金などの増加により分母としては2.9%増加したためである。類似団体平均を上回る状況が続いていることからも、予算編成時には各課で一般財源の枠を設けて予算要求するなど、経常経費の削減に努めている。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たり人件費・物件費等決算額は、前年度比10,417円の増、類似団体平均を24,361円下回った。人件費については、令和3年度に第5期羽後町行政改革大綱に基づいて機構改革を実施し課数を削減するなど、定員管理の適正化に努めている。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、前年度比0.3ポイント増加しており、類似団体平均を2.1ポイント下回った。当町の給料表は人事院、秋田県人事委員会勧告及び他の自治体を参考としながら給与改定を行っており、概ね秋田県に準拠し一定の給与水準を確保する一方、人事評価結果について、昇給や勤勉手当に反映させ、職員の能力や結果に応じた給与となる取り組みを行っている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口1,000人当たりの職員数は、前年度より0.02人の減、類似団体平均を1.38人下回った。当町では継続的に職員数を削減してきており、第6次羽後町総合発展計画では医療職を除いた職員数について令和6年度までに、令和元年度の184人から159人まで削減することを目標としており、令和3年度には機構改革を行い課の数を3課減らし、業務の効率化と定員管理の適正化に努めている。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、前年度比0.3ポイント増加しており、類似団体平均を1.7ポイント上回った。前年度より増加した主な要因は、平成29年度に借入したごみ処理施設整備事業にかかる地方債の元金償還が開始したことなどによるものである。令和4年度からは学校給食共同調理場整備事業にかかる地方債の元金償還が開始するため比率の上昇が見込まれていることから、緊急性や交付税算入率を十分考慮した上で事業を選択し、比率の抑制を図っていく。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、前年度比13.6ポイント減少しており、類似団体平均を0.4ポイント下回った。前年度から減少した要因は、地方創生拠点整備交付金事業(道の駅うご増築事業)の実施に伴う地方債54百万円など新規借入460百万円に対し、償還額が832百万円と上回ったことにより地方債残高が減少したこと及び充当可能基金が増加したことなどによるものである。当町が実施する大規模な普通建設事業の予定は当面ないものの、一部事務組合で消防分署の更新事業が令和5年度以降に予定されていることから、他の事業の採択について十分に検討し、将来負担比率の抑制に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費の比率は、前年度比2.3ポイント増加したが、類似団体平均を3.3ポイント下回った。当町ではこれまで職員数の削減や保育園事業を直営から民間に切り替えるなど、人件費の抑制を図ってきたが、令和2年度において正職員数は削減したものの会計年度任用職員制度の開始に伴い賃金を物件費から人件費へ計上したことにより増加している。第6次羽後町総合発展計画などに基づいて職員数の定員管理の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

物件費の比率は、前年度比4.4ポイント減少し、類似団体平均を2.0ポイント下回った。これまで当町の臨時・非常勤職員に係る経費の多くは物件費として計上していたが、会計年度任用職員制度の開始に伴い令和2年度からは人件費に計上したことにより物件費は減少している。

扶助費の分析欄

扶助費の比率は、前年度比0.3ポイント減少したものの、類似団体平均を0.6ポイント上回った。前年度より福祉医療費が16百万円減少したことなどが要因である。認定子ども園にかかる施設型給付費は、今後、保育士の処遇改善などにより増加が見込まれている。

その他の分析欄

その他の比率は、前年度比0.6ポイント増加し、類似団体平均を3.2ポイント上回った。当町は豪雪地帯のため毎年多額の除排雪経費が発生しているため、類似団体平均を上回っている。令和2年度は大雪に伴う除排雪経費の増加で維持補修費が前年度比82百万円増加したことなどにより比率は増加している。

補助費等の分析欄

補助費等の比率は、前年度比0.1ポイント増加し、類似団体平均を3.9ポイント上回った。当町は企業会計において病院事業を経営しており、一般会計から毎年300百万円を超える繰出をしていることから、類似団体より高い比率となっている。令和2年度には病床数削減等の経営改善に努めたものの、新型コロナウイルス感染症による医業収益の減少により、一般会計からの収益収支繰出金が前年度から60百万円増えたことなどから比率は増加している。

公債費の分析欄

公債費の比率は、前年度比0.3ポイント増加し、類似団体平均を0.4ポイント上回った。平成29年度に完成した湯沢雄勝広域市町村圏組合のごみ処理施設である「湯沢雄勝クリーンセンター」の整備事業にかかる地方債の元金償還の開始などに伴い増加している。今後も学校給食共同調理場建築事業にかかる地方債の元金償還の開始などにより公債費は増加する見込みであるため、交付税措置の有利な地方債を活用し実質公債比率の抑制を図っていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は、前年度比1.7ポイント減少しているものの類似団体平均を2.4ポイント上回った。会計年度任用職員制度の開始に伴い、臨時・非常勤職員の職員数を整理したことや職員数の削減などにより比率は下がっている。類似団体平均を上回っている要因は、毎年病院事業や下水道事業について多額の繰出を行っているためである。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金は162百万円積み立てたことにより、標準財政規模比で2.03ポイント増加した。実質収支額は、前年度より31百万円の減となり、標準財政規模比で0.86ポイント減少した。実質単年度収支は、前年度比159百万円の増加となり、標準財政規模比で3ポイントの増加となっている。これは令和2年度予算編成時に人件費や公債費等の義務的経費以外の経費について前年度比10%削減をするなど歳出抑制に努めたことや地方交付税の増加などによるものである。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

一般会計、特別会計及び企業会計の全てにおいて赤字は生じていない。上水道事業会計において、剰余額は前年度比65百万円増加しており、標準財政規模比で0.98ポイント増加した。今後、浄水場や管路を更新していくことから、羽後町水道事業ビジョンに基づいて経常利益を確保し、黒字経営を維持するよう努める。病院事業会計において、剰余額は前年度比21百万円減少しており、標準財政規模比で0.52ポイント減少した。新型コロナウイルス感染症の影響などで医業収益が減少し、一般会計からの収益収支繰出が60百万円増加したことによるものである。令和2年度には病床数の削減や電子カルテ導入による業務効率化などを行っており引き続き経営改善に努める。老人福祉施設運営特別会計においては、前年度比0.19ポイント増加している。施設利用者を確保しており、一定の収益が見込まれることから、引き続き堅実な経営状況を維持していく。国民健康保険事業特別会計においては、前年度比0.84ポイント減少しているが、これは過年度分高額医療費共同事業国庫返還金(+13百万円)などによるものである。国保税の徴収強化に努め、安定した歳入確保を継続していく。介護保険特別会計においては、前年度比0.62ポイント増加している。これは新型コロナウイルス感染症などの影響により、介護給付費の伸び率の抑制や地域支援事業が縮小されたことにより歳出が抑えられた一方、過年度分介護給付費負担金の追加交付(+11百万円)などにより歳入が増加したことによるものである。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

○元利償還金前年度より39百万円の増となっている。これは平成29年度に借入したごみ処理施設整備事業の償還金の増加などによるものである。令和4年度には学校給食共同調理場建築事業に係る元金償還が開始することから中期的には増加する見込みである。○算入公債費等前年度より13百万円の増となっている。これは総合交流拠点施設整備事業やごみ処理施設整備事業に係る地方債について、交付税算入率が高い過疎対策事業債を借り入れたことなどによるものである。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

○一般会計等に係る地方債の現在高前年度から351百万円減少している。これは地方債元金償還額が812百万円に対し、地方創生拠点整備交付金事業(道の駅うご増築事業)の実施に伴う地方債54百万円などの新規借入が460百万円と下回ったことによるものである。○公営企業債等繰入見込額前年度から156百万円減少している。これは農業集落排水事業において施設整備事業は終了しているため新規の借入はなく減少傾向にあることや、令和2年度は病院事業会計において、企業債元金償還額が203百万円に対し、企業債の新規借入額が61百万円と下回ったことなどによるものである。○充当可能基金前年度より205百万円増加している。これは財政調整基金に162百万円、充当可能基金分として公共施設解体基金に50百万円積み立てたことなどによるものである。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は、前年度から162百万円増加した。(取崩0、積立額162百万円)特定目的基金は、公共施設を解体する際に充当する「公共施設解体基金」に104百万円、ふるさと納税を基金として積み立てる「ふるさと納税基金」に26百万円などを積み立てた。また、継続的に農業振興事業を実施するための「農業振興基金」については、拠点施設園芸研修事業や人・農地プラン実質化支援事業等の実施により8百万円を取り崩している。基金全体としては、290百万円の増となった。(今後の方針)公共施設解体基金については将来の財政需要に備え、ふるさと納税基金については寄附金を一旦基金に積み立てた上で対象事業を実施する際に取り崩すことから今後も継続的に積み立てていく。財政調整基金については、経費の削減に努めて財政状況を考慮しながら積み立てる一方、新型コロナウイルス感染症対策など必要に応じて取り崩しを行っていく。

財政調整基金

(増減理由)前年度比で162百万円の増加となった。これは令和2年度予算編成において扶助費や公債費等を除いた経費について前年度比10%削減としたことなどにより歳出を削減したことや、普通交付税の増加により一般財源を例年より確保できたことなどによるものである。(今後の方針)経費の削減に努めて財政状況を考慮しながら積み立て、必要に応じて新型コロナウイルス感染症対策などで一般財源が不足する場合には取り崩しを行っていく。突発的な財政需要への対応や年度末の資金繰からも15億円以上の基金残高は維持する方針である。

減債基金

(増減理由)利子分12千円の積み立てによる増となった。(今後の方針)地方債償還計画上は、減債基金を活用した地方債の償還予定はないものの、大型事業の実施により公債費が増加した場合に備え、当面は現状の規模を維持する方針である。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設解体基金:老朽化や統廃合により不要となった施設の解体及び撤去の財源。地域振興基金:うるおいと活力のある地域づくりの推進を目的とした施策を実施するための財源。地域福祉基金:基金の運用益から生ずる収益により地域における福祉増進の事業を実施するための財源。ふるさと納税基金:ふるさと納税の寄附金を活用し、寄附者の意向に沿った事業を実施するための財源。(増減理由)公共施設解体基金:旧校舎など解体費用のため104百万円を積み立てた。地域振興基金:該当事業がないため利子分26千円のみの増となった。地域福祉基金:現在積立額の利子収入により事業を実施するため増減はない。ふるさと納税基金:ふるさと納税寄附金26百万円を積み立てた。(今後の方針)公共施設解体基金:小中学校の統廃合等により不要となった学校施設や旧羽後病院の解体費用として今後も財政状況を考慮しながら積み立てていく。地域振興基金:地域振興に係る事業を実施する際の財源として引き続き基金を維持する。地域福祉基金:果実運用型の基金として今後も基金の利子収入で福祉増進事業を実施していく。ふるさと納税基金:ふるさと納税基金条例の趣旨に沿った事業を実施する際の財源として、納税状況に応じて積み立てていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体平均を2.2ポイント上回っており、前年度より1.3ポイント増加している。前年度より増加した要因は、総合交流拠点施設(道の駅うご)増築工事などを実施し指数が改善した施設があるものの、減価償却により全体としては資産が減少したためである。令和3年度には羽後町公共施設等総合管理計画を更新しており、これに基づいた公共施設個別管理計画により施設の維持管理や適正な配置を図る。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は前年度より102ポイント減少し、類似団体平均を36.6ポイント下回っている。地方債償還額が借入額を上回ったことにより地方債現在高が352百万円減少したことや充当可能基金残高の増加により指数が改善した。今後は令和5年度以降に湯沢雄勝広域市町村圏組合組合において消防署羽後分署などの更新事業が予定されており、地方債残高の上昇が見込まれるが、当町は類似団体と比較しても職員数及び人件費ともに少ない状況にあることから、引き続き効率的な行政運営を継続して債務償還比率の抑制に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体内平均を0.4ポイント下回っており、前年度より13.6ポイント減少している。有形固定資産減価償却率は類似団体平均を2.2ポイント上回っており、前年度より1.3ポイント増加している。今後は、湯沢雄勝広域市町村圏組合において消防署羽後分署や湯沢火葬場の更新事業が予定されており、有形固定資産減価償却率の改善が見込まれる。将来負担比率について令和3年度は地方債残高の減少や基金の増などにより数値なしとなっており、当該事業の実施によっても、極端に増加することはない見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体平均を0.4ポイント下回っており、前年度より13.6ポイント減少している。実質公債費比率は類似団体平均を1.7ポイント上回っており、前年度より0.3ポイント増加している。将来負担比率は、地方債償還額が地方債借入額を上回る年度が多く、また基金等の充当可能財源の増により減少傾向にある。一方、実質公債費比率は、学校給食共同調理場整備事業や湯沢雄勝広域市町村圏組合おいて実施したごみ処理施設整備事業の元金償還の開始などにより増加傾向にあるが、令和6年度以降は町立羽後病院建設事業にかかる公営企業債の償還が終了することから減少する見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県羽後町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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