地域において担っている役割
救急・小児・周産期・災害・精神などの不採算・特殊部門に関わる医療の提供
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超え、累積欠損金も発生していないことから、経営の健全性は保たれていると考えられます。今後も収益に対する費用の適正化を図るとともに経費節減にも引き続き取り組み、経営の安定化に努めて参ります。
老朽化の状況について
病院新築移転から11年が経過し、その際、整備を行った医療機器、備品等が老朽化による更新時期を迎えております。また、精神病床および建物附帯設備等についても同じく老朽化が進んでおります。平成28年度では、これら老朽化機器及び設備等に対する更新整備のため8億円規模の投資を行い、今後も計画的に進めて行く予定としております。
全体総括
当組合では平成23年度から6期連続での経常黒字を達成しております。しかしながら、医療機器、備品及び建物附帯設備等の老朽化に対しましては、今後も計画的に更新整備を進めていく必要があることから、それによる損益収支への影響や資金収支の状況を注視しつつ事業計画を進め、健全経営に努めて参ります。