舟橋村:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

平成30年度は経営戦略およびアセットマネジメントの策定費用や消費税の支払により例年より落ち込んでいる。令和2年度は、工事請負費の減少により、総費用が減少したことにより、100を超えている。供給単価及び給水原価についてはほぼ同額で推移している。しかしながら、当村が規模の小さな事業体であり、村単独の修繕工事等を多く行った年などは給水原価が高くなり、料金回収率を下げることになるため、状況を注視する必要がある。料金回収率は平成30年度に80%台後半まで落ちたが、これは経営戦略の策定費用等により給水原価が増加したことによるものであり、令和元年度以降は再び上昇に転じているが、大規模工事や消費税等の納付にも左右されるため、今後も注視する必要がある。企業債残高対給水収益比率については類似団体と比較して低いが、平成30年度中に策定した経営戦略およびアセットマネジメントを元に、低い率を今後も維持できるように配水管の更新事業を計画的に実施していきたい。施設利用率については、平成24年度から類似団体と同程度の約50%台後半で推移している。これは、地域での火災等の発生時にも安定した水道の供給体制を整えるために施設を拡張したことが利用率を押し下げた要因である。利用率に関しては、平成29年中に40世帯分、令和元年度中に55世帯分の造成があったため、今後人口増加による利用率の上昇が見込める。また、有収率が5ヶ年とも類似団体の平均値を超えており、効率よく収益を確保していることを表している。

老朽化の状況について

本村では、平成の初めにかけて本村全域の管路の更新を実施している。そのため、管路の老朽化は類似団体と比較して進んでいないが、比較的古い本管の一部約700mを令和元年度に、約100mを令和2年度に更新済みであり、残り約100mを令和3年度で更新すれば法定耐用年数を超えた管は無くなる見込みである。

全体総括

本村においては、有収率や料金回収率が類似団体と比較して高い状況となっており、それらが経営を支えている。今後については、実施すべき管路の更新に備えるために継続して料金回収対策を実施する他、より有収率を高めることで、更なる経営の安定化・効率化を目指す必要がある。

類似団体【D3】

八雲町 上ノ国町 厚沢部町 乙部町 今金町 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 京極町 共和町 古平町 仁木町 妹背牛町 比布町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 苫前町 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻富士町 清里町 置戸町 佐呂間町 滝上町 興部町 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 新冠町 えりも町 新ひだか町 上士幌町 鹿追町 中札内村 幕別町 豊頃町 陸別町 浦幌町 釧路町 鶴居村 中標津町 今別町 蓬田村 五戸町 田野畑村 普代村 野田村 能代市 上小阿仁村 大潟村 東成瀬村 大蔵村 鮭川村 戸沢村 郡山市 下郷町 只見町 北塩原村 磐梯町 柳津町 中島村 平田村 古殿町 長野原町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 東秩父村 檜原村 新島村 三宅村 小笠原村 清川村 出雲崎町 舟橋村 入善町 池田町 美浜町 上野原市 西桂町 鳴沢村 川上村 南牧村 阿南町 下條村 南木曽町 大桑村 麻績村 筑北村 小川村 山県市 垂井町 七宗町 東白川村 伊豆市 設楽町 東栄町 井手町 和束町 南山城村 山添村 十津川村 紀美野町 九度山町 広川町 若桜町 日野町 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 久米南町 安芸太田町 神石高原町 上関町 阿武町 勝浦町 佐那河内村 神山町 西条市 松野町 東洋町 奈半利町 田野町 安田町 芸西村 本山町 大豊町 土佐町 仁淀川町 梼原町 津野町 大月町 赤村 上毛町 太良町 小値賀町 美里町 玉東町 南小国町 西原村 津奈木町 相良村 山江村 九重町 木城町 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 国頭村 大宜味村 竹富町