海士町:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

本町は、島根半島の沖合約60kmに浮かぶ離島であり、人口密度も高くないことから、水道事業を経営するには厳しい環境にあります。[①経常収支比率]は、平均値を下回っており引き続き一般会計繰入金からの補填が必要な状態に変わりはなく、より効率的な運営のため経営改善に向けた取組を進めていく必要があります。[④企業債残高対給水収益比率]は、ほぼ横ばい状態でありますが、類似団体と比較すると高い傾向にあります。今後は人口減少や施設の老朽化などが進行するため、企業債も増加する予想であり、更なる経営努力が必要となります。[⑤料金回収率」は、横ばい状態でありますが、類似団体と比較すると低めの傾向にあります。これは、管理に必要な費用を一般会計から補填しているからであり、今後は給水収益を高めていけるよう適切な料金収入の確保に向けた努力が必要となります。[⑥給水原価]は、類似団体と比較すると高くなっています。これは、給水区域が離島であり、人口密度が低く、給水人口に対して管路を含めた水道施設規模が大きくなっているためであると考えられます。[⑦施設利用率]、[⑧有収率]に関しては、類似団体の平均値を上回っていますが、更なる改善に向けて効率的な取組を進めていきます。本町は、令和8年度までの経営見通しや投資計画に基づく「経営戦略」を策定済であり、この戦略を適切にローリングしていくことで健全な経営に計画的に取り組んでいきます。

老朽化の状況について

本町の管路については、昭和62年に整備されたものが一番古く、給水開始から約35年経過しております。施設の老朽状況を確認しつつ、今後の管路の更新計画を検討していきたい。電気機械設備については、10年以上経過している設備があるため、平成30年度より計画的な更新を随時実施しています。

全体総括

水道事業は、町民の日常生活に欠かせない水道を常に安定した量を確保しながら供給することが求められます。また町民の健康を守り、生活環境を維持するため、適切な水質管理及び清浄な水の供給を実施していくことに加えて、こうしたサービスを有事の際にも維持していくことが重要です。そのために「経営戦略」を着実に実行し、適切なローリングを実施することで、経費の削減及び適正な収入の確保、また施設の適正化を進めるなど、引き続き経営努力を行っていきます。

類似団体【D3】

上ノ国町 厚沢部町 乙部町 今金町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 京極町 共和町 古平町 仁木町 妹背牛町 比布町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 苫前町 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻富士町 清里町 置戸町 佐呂間町 興部町 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 新冠町 えりも町 新ひだか町 上士幌町 鹿追町 中札内村 幕別町 豊頃町 浦幌町 釧路町 鶴居村 中標津町 標津町 今別町 蓬田村 五戸町 田野畑村 普代村 野田村 上小阿仁村 大潟村 東成瀬村 大蔵村 鮭川村 戸沢村 郡山市 下郷町 只見町 北塩原村 磐梯町 柳津町 中島村 平田村 古殿町 長野原町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 東秩父村 新島村 三宅村 小笠原村 清川村 出雲崎町 舟橋村 入善町 池田町 美浜町 上野原市 西桂町 鳴沢村 川上村 南牧村 阿南町 下條村 大桑村 麻績村 筑北村 小川村 山県市 垂井町 七宗町 東白川村 設楽町 東栄町 井手町 和束町 南山城村 山添村 紀美野町 九度山町 広川町 若桜町 日野町 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 久米南町 安芸太田町 神石高原町 上関町 阿武町 勝浦町 佐那河内村 神山町 松野町 東洋町 奈半利町 田野町 安田町 芸西村 本山町 土佐町 仁淀川町 梼原町 日高村 津野町 大月町 赤村 上毛町 太良町 小値賀町 美里町 玉東町 南小国町 西原村 津奈木町 相良村 山江村 九重町 木城町 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 国頭村 大宜味村 竹富町