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近年は横ばいの状況が続いているが、今後、就業者人口の減少等に伴う個人住民税の減少が危惧されているなか、市税の安定的な確保につながる施策を検討していく必要がある。
歳入面では、地方消費税を含む税交付金関係が減したものの、地方税等が増したことにより、臨時財政対策債を含めた経常一般財源等が1億円増加した。しかし、歳出面では、人件費が2.1億円減したものの、扶助費2.8億円増、公債費1.1億円増、物件費2.8億円増などすべての項目で増加したため、経常収支比率は88.8%から91.8%と悪化した。今後については事務事業の見直しを徹底するとともに、公債費においては、国庫補助金を活用した大規模事業の償還が今後増額になることから、市債の借入についても抑制していきたい。
物件費等については、塵芥処理費(清掃事務所)の光熱水費が24,827千円減し、全体で光熱水費が66,486千円減となったものの、電子計算組織アウトソーシングサービス委託料で108,749千円増等により、経常的物件費が65,796千円増加した。人件費については、地域手当が7%から10%(国基準)に改正され、地域手当が56,999千円増したものの、定年退職等により職員給料が74,493千円減、共済組合負担金が55,030千円減したことにより、経常的人件費で207,989千円減少した。人件費と物件費等の合計では、物件費等の増加よりも人件費の減少が大きいため、昨年度より減少した。
人事院勧告により国の給与水準が上昇したことに伴い、前年度と比較して、0.2%上昇している。今後も継続的に定数管理の適正化とともに給与水準の適正化に努める。
前年度との比較で、職員数は531人から532人、人口が101,408人から101,545人であった。分母と分子がともに微増であったため、横ばいとなっている。引き続き、職員数の適正化に努める。
下記の起債の償還が始まったことにより、前年度より比率が悪化した。・入西赤沼線整備事業に伴う起債の償還が開始されたことによる増(28,183千円皆増)・平成24年度臨時財政対策債に係る償還が開始されたことによる増(61,783千円皆増)・平成25年度臨時財政対策債に係る償還が開始されたことによる増(19,031千円皆増)
分母は標準財政規模が399,619千円増加した。分子は決算剰余金の積立てにより財政調整基金が419,511千円増加したことに伴い、充当可能基金が430,246千円増加。債務負担行為に基づく支出予定額の338,947千円減少したため、前年度より比率が下がった。
地域手当が7%から10%(国基準)に改正され、地域手当が56,999千円増したものの、定年退職等により職員給料が74,493千円減、共済組合負担金が55,030千円減したことにより、経常的人件費で207,989千円減少した。今後も定数管理の適正化に努める必要がある。
塵芥処理費(清掃事務所)の光熱水費が24,827千円減し、全体で光熱水費が66,486千円減となったものの、電子計算組織アウトソーシングサービス委託料で108,749千円増等により、経常的物件費が280,760千円増加した。今後においても更なる事務事業の徹底した見直しなど経費削減に努める。
障害者自立支援給付費支給事業で130,983千円増、生活保護等事業で178,082千円増、地域型保育事業で78,068千円増などにより、経常的扶助費が278,344千円増加した。今後も高齢化率上昇に伴い増加が見込まれることから、給付等に関する資格審査の適正化や単独事業の見直しによる適正化に努める。
坂戸・鶴ヶ島消防組合非常備消防費負担金27,631千円増、ふるさと寄付金事業に伴う協力者謝礼17,230千円増などにより、経常的補助費等が91,104千円増加した。平均を上回ってる要因としては、当市は消防事業や下水道事業を一部事務組合で処理し、負担金を支出しているためである。今後とも、更なる事業費補助の適正化を図る。
分子である元金は臨時財政対策債が108,345千円増、土木費が10,104千円増、教育債が11,998千円増などにより、経常的元金は146,465千円増加した。利子については、財政融資資金などの償還方法が元利均等方式であることから、臨時財政対策債が14,414千円減などにより、経常的利子は34,495千円の減となった。分母は経常的一般財源と臨時財政対策債の合計が105,312千円の増にとどまったため、比率が前年度より悪化した。今後も臨時財政対策債や計画される普通建設事業債の償還等を考慮し、公債費負担の適正化を図る。
人件費は減少したが、それ以外の項目が増加したことにより、前年度と比べ2.5%悪化した。今後超高齢社会へと進む中、納税義務者の減少などにより市税収入の減少が避けられない一方で、医療費・扶助費等の社会保障費の大幅な増加等が財政を圧迫することが懸念される。したがって、健全な財政運営を維持するためには、引き続き行財政改革等による歳入歳出の見直しを進めるとともに、将来にわたって安定した市税収入を確保するため、様々な方策を検討していく必要がある。
下水道組合等の起こした地方債に充てた負担金等が増加したことや、基準財政需要額に算入される公債費が減少したため、単年度の実質公債費比率は0.5%上昇(4.2%→4.7%)したが、過去3年間の平均では前年度並みとなっている。また、将来負担比率については、焼却施設の改修等に係る地方債の発行による地方債現在高が増加したことや、充当可能基金の減少等により、前年度よりも若干上昇している。市債残高も年々増加傾向にあるため、今後も新規事業の精査及び新規地方債の発行抑制に努めるとともに、引き続き充当可能基金の確保もする必要がある。
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