蔵王町:蔵王町国民健康保険蔵王病院

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2019年度)

地域において担っている役割

民間の医療機関が存在しない地域における医療の提供を維持し、不採算地区病院となった現在ではなおさらの事、可能な限り行政と密着した「保健・福祉・医療」の連携を図り、患者の健康を守り、在宅で安心して生活できる環境を確保してまいります。平成5年8月より救急指定告示病院となり、夜間や、土曜・日曜・祝日の診療を行い、救急体制の確保を図っています。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率が平成29年度決算から100%を切り始め令和元年度決算では87.6%と赤字額が上昇しております。このことにより、③累積欠損金比率も平成29年度より上昇を始め、令和元年度決算では49.0%と欠損額が大幅に上昇しております。④病床利用率が満床近い数値を推移していながら、赤字額が上昇している要因としては、⑤入院患者1人1日当たり収益及び⑥外来患者1人1日当たり収益が、類似病院と比べて大幅に低いことが、要因の1つと言えます。

老朽化の状況について

③1床当たり有形固定資産は類似病院と比べても大幅に低く、過大な投資は行ってはいないと言えます。対して、①有形固定資産減価償却率及び②器械備品減価償却率が類似病院よりも高く、老朽化している有形固定資産が、類似病院と比べて多くあることから、経営状況も鑑みながら、施設及び設備等の計画的な更新が必要と考えております。

全体総括

今後、最も進めるべきことは、①経常収支比率を改善することであると考えております。そのためには、⑤入院患者1人1日当たり収益及び⑥外来患者1人1日当たり収益を改善することが必要であると考えております。さらに、令和2年度が新病院改革プランの改定時期であることから、一般会計繰入金の基準額の取り決めについても、財政部局と協議を進める必要があると考えております。その他改善するべき点として、施設等の老朽化が類似病院と比べても高いことから、経営状況を改善しつつ、施設及び設備等の計画的な改善を進める必要があると考えております。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 広尾町国民健康保険病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター たむら市民病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 上田市立産婦人科病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院