地域の概況
普通会計の構造(2014年度)
総額77.1億円
総額77.1億円
総額78.9億円
総額77.1億円
総額77.1億円
総額78.9億円
地場産業として、筆産業が盛んではあるが、人口の減少や全国平均を上回る高齢化(平成27年1月1日現在高齢化率31.9%)等により、財政基盤が弱く、分子である基準財政収入額が小さいため、類似団体の平均を下回っている。事務事業の見直し等の行政の効率化や、コンビニ収納による徴収率の向上、企業立地の促進及び雇用機会の拡大による歳入確保に一層取り組み、財政基盤の強化を図る。
町税収入による割合が少ないことに加え、福祉関係経費の増加等より、扶助費等の経常経費充当一般財源が増加し、類似団体平均を上回っている。また、福祉事務所の財源が特別交付税措置であることも悪化の要因となっている。今後も、扶助費等の福祉関係経費や、特別会計への繰出金等の義務的経費の増加が予想されるが、町税収入の確保や地方債発行の抑制等の取組みにより、改善に努める。
平成25年度と比較して、人事院勧告に基づく給与改定等により人件費が増加したが、業務の民間委託推進の成果及び第3次熊野町定員適正化計画に基づいた定員管理の実施等により、類似団体平均及び全国平均を下回っている。今後は、老朽施設の改修に係る維持補修費等の増加が見込まれるが、引き続き、民間委託の活用や組織力の向上を図り、経費の抑制や効率的な事務執行に努める。
本町におけるラスパイレス指数は、従来から類似団体平均より低い水準で推移しており、今年度は全国町村平均と比較しても大幅な差が生じている。今後も国や他団体の取組み状況を踏まえ、引き続き職員給与の適正化に努めていく。なお、平成23年度・平成24年度については、国の時限的な給与改定特例法による措置のため高い水準となっている。
職員数は、全国平均及び県平均を下回っており、従来から類似団体平均より低い水準で推移している。今後も、熊野町定員適正化計画に基づき、職員の定員管理の適正化に努めていく。
類似団体平均を上回っているものの、普通建設事業の取捨選択及び地方債発行の抑制により、減少傾向で推移している。今後は、近年多額となっている臨時財政対策債の償還開始や、老朽施設の改修等の大規模事業に係る地方債発行額の増加が見込まれるため、実施事業の規模等を精査し、適切な事業規模での実施、計画的な地方債の発行に努める。
基金の積立による充当可能基金の増額や地方債現在高の縮減等により、平成22年度以降、将来負担比率は減少している。今後は、老朽施設の改修等の大規模事業に係る地方債発行額の増加が見込まれるが、適切な事業規模での実施、計画的な地方債の発行に努め、財政の健全化を図る。
平成25年度と比較して、人事院勧告に基づく給与改定等により増加したが、第3次熊野町定員適正化計画による定員管理等により、類似団体平均及び全国平均を下回っている。今後は、上記計画に基づく適正な職員数の確保や大量退職等が課題となるが、民間委託の活用や組織力の向上を図り、効率的な事務執行に努める。
熊野町行政改革大綱に基づき、町内施設において指定管理者制度による業務の民間委託を推進したこと等により、類似団体平均よりも高い推移となっている。今後も事務事業の効率化を進め、内部管理経費の抑制等、コスト削減に努める。
類似団体平均を上回る要因として、福祉事務所の開設に伴い、生活保護費の額が増加したこと等が挙げられる。また、昨今の経済情勢の悪化による生活保護世帯の増加、高齢化に伴う医療費等の自然増、障害者サービスでの制度改正や利用者の増加等により、増加傾向にある。今後も、国等の動向を注視し、制度に沿った適切な給付等に努めるとともに、介護予防や、生活保護受給者に対する就労支援等により扶助費抑制に取り組む。
その他に含まれる経費である公営企業等への繰出金が多額となっていることから、類似団体平均より高い推移となっており、今後も同程度の繰出金が必要と見込まれる。今後も、経費の節減や使用料や保険税等の適正化を図ることなどにより、独立採算の原則に立ち返った財政運営に努める。
消防業務及びごみ・し尿処理業務を、他自治体への事務委託や一部事務組合による運営で行っているため、類似団体平均より高い推移となっている。今後、ごみ・し尿処理施設の改修等による負担金の増加も見込まれることから、目的を達成した補助事業や、費用対効果の低い補助事業の見直し等に努める。
地方債の発行にあたっては、交付税措置のある地方債に限るなど、発行の抑制に努め、公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っている。しかし、普通交付税の財源振替である臨時財政対策債が多額となっており、今後も、老朽施設の改修等の大規模事業に係る地方債の発行が見込まれるため、実施事業の規模等を精査し、住民負担の平準化と将来の財政負担の適正化に努める。
人件費では類似団体を下回っているが、扶助費や物件費、補助費等、繰出金を含めた公債費以外全体では類似団体を上回っている。今後も、老朽施設の改修等の大規模事業や高齢化による扶助費の増等により、経常収支比率が悪化することが見込まれるため、事務事業の見直しを更に進めるとともに、経常経費の削減に努める。
財政調整基金残高は、毎年、基金取崩額の減少に努め、標準財政規模に対して3割を超える状況を維持している。実質収支額は、医療費や扶助費等の決算額等の影響から、例年2億円前後発生しているが、おおむね3~5%が望ましいとされている実質収支比率は、例年適正値を維持している。実質単年度収支は、毎年着実に基金積立を実施しているが、平成24年度以降、基金積立を上回る取崩しを行い事業を実施した影響によりマイナスとなっている。
全会計において、黒字となっている。引き続き、経費節減や使用料の適正化、事務事業の見直し等により、財政の健全化に努める。
近年、臨時財政対策債が多額となっており、既発債の償還額も増加傾向にあるものの、算入公債費等では、交付税措置のある臨時財政対策債に係る算入が増加しているため、実質公債費比率の分子はほぼ同水準で推移している。今後、老朽施設の改修等の大規模事業に伴う地方債発行額の増加が見込まれるため、有利な地方債の検討を行い、実施事業の規模等を精査し、計画的な地方債の発行に努める。
・「地方債現在高」については、本町における地方債発行額の大半を占める臨時財政対策債が増加傾向であるが、地方債現在高全体では減少している。今後は、老朽施設の改修等の大規模事業に伴う地方債発行額の増加が見込まれるが、実施事業の規模等を精査し、財政の健全化に努める必要がある。・「公営企業債繰入見込額」は、下水道事業債のみとなっているが、繰上償還や事業規模の計画的な実施による借入額の抑制により地方債残高は減少している。・「退職手当負担見込額」については、ほぼ同水準で推移している。これらの「将来負担額」が基金等の「充当可能財源」を上回るものの、着実な基金積立等により、将来負担比率の分子は減少傾向となっている。
広島県熊野町の2014年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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