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地方財政ダッシュボード

奈良県奈良市の財政状況(2019年度)

奈良県奈良市の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

前年度と比較し、市民税や固定資産税が増加したことにより分子となる基準財政収入額が増加したものの、社会福祉費等の増加したことにより分母となる基準財政需要額も増加した。単年度ベースではやや減少となったが、3カ年平均においては0.77と変動はなかった。財源確保の取組を強化し、また税収入の増加につながるよう戦略的に本市の経済基盤を強化しつつ、人事管理の適正化等による簡素で効率的な行政運営、公債費の縮減等、財政規律の一層の強化により、財政基盤の安定化に努める。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較し、市税や地方交付金等の増加により分母となる経常一般財源が増加した。さらに、人件費や公債費の減少により分子となる経常経費充当一般財源が減少したため、1.1ポイントの改善となった。類似団体平均と比較しても依然として高い水準であるため、歳入においては、市税等債権回収の強化、受益者負担の見直し等、財源確保の取組を強化し、歳出においては、人事管理の適正化に取り組むことにより人件費の抑制に努め、市債発行の抑制による公債費の縮減等、義務的経費の縮減に引き続き取り組む。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較し、物件費はプレミアム付商品券発行事業経費や参議院議員選挙経費の純増、しみんだより等発行経費の増額などがあり、物件費全体で増額となったが、人件費は給与カットの実施や退職手当の減少などがあり、結果、人口1人当たりの物件費・人件費等の決算額は377円の減少となった。類似団体に比べて高い理由は、ごみ収集業務、保育所・幼稚園・認定こども園の運営を直営で行っており、人件費を含めた運営経費が類似団体と比較して高くなっているためと考えられる。

ラスパイレス指数の分析欄

本市においては、平成27年度においては給料カットの終了に伴い、101.3と高い指数となった。平成28年度においては、わたりの解消等により0.3ポイント減少し、101.0ポイントとなった。平成30年度(平成31年度4月1日時点ラスパイレス指数)については、平成31年度における給与カット(2%)の影響等により3.0ポイント減少し、98.1と低い指数となった。令和元年度(令和2年度4月1日時点ラスパイレス指数)においては給料カットの終了に伴い指数は増加したが、99.7となり100を下回る結果となった。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本市においては、類似団体内平均値と比較すると依然として職員数は多い傾向にあり、これらは保育所・認定こども園・幼稚園などの幼保施設、清掃業務などの直営比率の高さが要因と思われる。そのため、幼保施設や清掃業務等については民間委託の拡大、その他の部門についても効率的な組織運営による職員の適正配置を進め、更なる適正化に取り組んでいる。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については、単年度では10.6%と前年度比0.6ポイント改善し、3カ年平均でも11.2%と、前年度比0.7ポイント改善した。主な要因として、公債費償還金に充当する特定財源が増加したこと、分母となる標準財政規模が増加したこと等が挙げられる。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、137.3%となり、前年度比15.7ポイントの改善となった。主な要因として、新たな市債の借入を抑制したことにより、地方債現在高や公営企業債等繰入見込額が減少し、将来負担額が大きく減少したことが挙げられる。また、職員数の適正化により、退職手当負担見込額が減少したことも大きな要因と考えられる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

2%の給与カットや、退職金の減少などがあり、前年度に比べ、1ポイント減少した。ごみ収集業務、保育所・幼稚園・こども園運営等を直営で行っており、職員数が類似団体と比較して多くなっているため、類似団体と比較して人件費が高くなっている。今後も定員適正化計画に基づく職員数の削減、民間委託化等業務運営の見直し等により、行財政改革の取組を通じて、人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

類似団体に比べて高い理由は、幼稚園から認定こども園への移行実績が多く、全ての公立認定こども園、保育所、中学校での給食提供による調理業務委託や非正規職員の雇用が多いためと考えられる。前年度に比べ、窓口サービス拡大等に伴う戸籍住民基本台帳経費の増や、しみんだより等発行業務委託料の増により比率は0.4ポイント増加した。

扶助費の分析欄

前年度に比べ、医療扶助経費の増や、児童扶養手当支給が、国の制度改正に伴い一時的に15ヵ月分になったこともあり、比率は0.2%増加した。今後も社会保障関係費が高水準で推移することが予想されるが、不正請求の抑制に努める等、引き続き負担増加に対応していく。

その他の分析欄

前年度に比べ、社会保障関係費増加に伴う介護保険特別会計への繰出金や後期高齢者医療療養給付費等が増加したが、国民健康保険特別会計への繰出金減少等があり、比率は0.2ポイント減少した。今後も高齢化等に伴う社会保障関係費の増加等により特別会計への負担増が予想されるが、給付費の適正化、予防事業の強化等により負担額の抑制に努める。

補助費等の分析欄

類似団体に比べて低い理由は、事業や補助金の見直し等を行うことにより経費総額を抑制し、財政健全化に努めているためと思われる。一方で、民間保育所や認定こども園の待機児童対策等の重要な施策に対しては、補助金内容を充実させている。前年度に比べ、下水道事業会計への雨水処理に係る負担金が増額するなどし、比率は0.2%増加した。

公債費の分析欄

前年度に比べ、利子支払額、元金支払額ともに減少したため、比率は0.7ポイント減少した。当市は過去の大型投資的事業の実施による地方債残高が多く、利子支払額が多い。依然として、土地開発公社等の第三セクター等改革推進債等により、類似団体平均を6.9ポイント上回っているため、今後も普通建設事業の精査による市債発行の適正化を図り、市債残高の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

前年度に比べ、歳入においては地方税、地方交付税、地方特例交付金等の増加により、分母となる経常一般財源が増加した。さらに歳出においては、職員給料等の人件費を削減したほか、繰出金の減少等により、分子となる経常経費充当一般財源が減少し、比率は0.4ポイントの減少となった。今後も改善を進めるべく、職員数の適正化や事業の内容・手法の見直し等を推進し、財政の健全化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

実質収支額は歳入歳出差引額の増加及び繰越額の減少により、前年度と比較して黒字額が127百万円増加し、実質単年度収支も前年度と比べて改善した。また、財政調整基金については取り崩しがなく、さらに歳計剰余金の積立を行ったため、残高が増加した。今後も、事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取り組みを進め、類似団体に比べて低い財政調整基金残高の確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

令和元年度決算における全ての会計の実質収支については、8,963百万円の黒字であった。平成30年度が8,814百万円の黒字であったことから、黒字が149百万円改善し、連結実質黒字比率は11.76%と、前年度比で0.11ポイント改善した。水道事業会計が、76百万円減額となっているものの、一般会計については127百万円、介護保険特別会計については53百万円の黒字増額となっており、これらが比率改善の主な要因となっている。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

実質公債費比率については、単年度で10.6%と、前年度比で0.6ポイント改善し、3か年平均でも11.2%と前年度比0.7ポイント改善した。主な要因としては、分母となる標準財政規模が増加し、分子となる地方債の元利償還金等が減少したこと等が挙げられる。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

将来負担比率については、137.3%と前年度比15.7ポイントの改善となり、分子も9,520百万円の減少となった。主な要因としては、将来負担額に含まれる地方債現在高が新規発行債の抑制に努める等により3,863百万円減少したこと、職員数の適正化により退職手当負担見込額が601百万円減少したこと等が挙げられる。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)令和元年度については財政調整基金、減債基金ともにともに取り崩しはなく、財政調整基金については250百万円の積み立て、減債基金については6百万円の積み立てを行った、地元公共事業積立基金については28百万円取り崩して地元公共事業に充当したこと等があり、その他特定目的基金残高は減少したが、平成30年度と比較し基金残高は227百万円の増額となった。(今後の方針)事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取り組みをさらに進め、各基金の使途や目的に十分に活用できるよう、基金の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)毎年度、歳計剰余金等を積み立てており、令和元年度は250百万円を基金に積み立てた。厳しい財政状況の中、収支不足対策として平成29年度に300百万円、平成30年度に608百万円取り崩したが、令和元年度は取り崩しがなかったため、平成30年度と比較し250百万円の増額となった。(今後の方針)事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取組をさらに進め、災害の対応や備え等のために、類似団体に比べて残高の少ない基金の確保に努める。

減債基金

(増減理由)市債の元金償還のため、平成30年度は基金から100百万円取り崩したことにより残高が減少し、9百万円となったが、令和元年度は取り崩しはなく、残高は15百万円となった。(今後の方針)今後も元金償還に大きな負担が見込まれるため、財政調整基金とともに減債基金についても残高の確保に努める。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域振興基金は、市民の連帯強化や地域振興等に要する経費の財源とすることを使途としている。地元公共事業積立基金は、財産区財産であった財産を処分することに伴い発生する金銭を当該財産区住民の福祉を増進する目的をもって行う公共事業の資金とすることを使途としている。心のふるさと応援基金は、市民等からの寄附金を財源として、文化財の保存及び活用、観光の振興並びに奈良の魅力を高め、その発展に寄与する事業を使途としている。福祉基金は、市民等からの寄附金を財源として、社会福祉の増進に寄与する事業を使途としている。教育振興基金は、市民等からの寄附金を財源として、教育振興を目的とする事業を使途としている。(増減理由)地元公共事業積立基金については、利子収入によ2百万円積み立て、また地元公共事業に28百万円取り崩して充当した。心のふるさと応援基金については、市民からの寄附金194百万円を積み立て、また文化財の保存及び活用事業等に208百万円取り崩して充当した。福祉基金については利子及び寄附金により57百万円を積み立て、社会福祉の増進に寄与する事業に21百万円取り崩した教育振興基金については利子及び寄附金により4百万円を積み立て、教育振興施策等に29百万円取り崩した。(今後の方針)心のふるさと応援基金については、市民からの寄附金を幅広く活用できるよう対象事業の拡充に努め、より市民のニーズに合った事業に充当できるよう図っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して高い水準にある。本市では、平成26年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の保有量(床面積換算)を今後40年間で30%削減するという目標を掲げており、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めていく。令和2年度は本庁舎の耐震化、令和3年度においては、斎苑建設を完了させる予定であり、有形固定資産減価償却率を低下させていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体と比較して高い水準にあるが、市債の発行抑制に努めることで将来負担額が減少したとともに、税収等の経常一般財源が増加したため、平成30年度から令和元年度にかけて低下している。今後も市債の発行を抑制することで、債務償還比率の低下につなげていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、土地開発公社等に係る第三セクター等改革推進債を発行したこと等により、類似団体より高い水準にあるが、新規の市債発行を抑制した結果、低下傾向にある。有形固定資産減価償却率については、一般廃棄物処理施設など、老朽化した有形固定資産が類似団体より多く、改修がそれほど進んでいないため上昇している。今後本庁舎の耐震化や斎苑の建設により低下させていくが、建設に伴う市債の発行により、将来負担比率の低下傾向の鈍化や、一時的な上昇となる可能性がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率と実質公債費比率は、類似団体と比較して高い水準にある。これは、土地開発公社等に係る第三セクター等改革推進債を発行したこと等によるものであるが、新規の市債発行を抑制した結果、どちらも前年度と比較して減少している。令和2年度及び令和3年度には本庁舎の耐震化や斎苑の建設等があるため、将来負担比率の低下傾向の鈍化や、一時的な上昇となる可能性がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県奈良市の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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