地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額1,295億円
総額1,295億円
総額1,332億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額1,295億円
総額1,295億円
総額1,332億円
本市の財政力指数は0.53であり、県平均0.39、全国平均0.49は上回っているものの、類似団体平均0.76を大きく下回っている。これは、人口減少や高齢化等により、人口1人当たりの地方税収入が少ないこと、基準財政収入額が小さいことに加え、合併により市域が広まったことなどで基準財政需要額が大きくなっていることによるものである。「第7次佐世保市行財政改革推進計画」に基づき、定員管理の適正化、選択と受益者負担を前提とした行政サービスの提供、税等徴収率の向上など、行政運営の効率化、財政基盤の強化を進める必要がある。
本市の経常収支比率は95.8%であり、昨年度と比較すると1.6%上昇しており、長崎県、全国平均と比較してもやや上回っている状況である。高比率化する要因の1つは、財政力指数の欄でも示したとおり自主財源の乏しさにあり、それゆえに経常一般財源の多くを普通交付税に頼っているところにある。今後は人口減少による税収減、高齢化の進展による社会保障関係費の増などにより、更なる財政構造の硬直化が進むことが予想されるので、歳入の更なる確保、歳出の更なる削減が必要となり、職員数の削減、施設の統廃合や民営化、事務事業の見直しなどによる歳出削減を図り、財政の硬直化抑制に努める。
人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているが、その要因は人件費・物件費となっている。本市は保健所や港湾、広域消防などの業務があることや、平成17年、18年及び22年に市町合併を行っており、人口千人当たり職員数が類似団体と比較して多い状況である。今後は、「第7次佐世保市行財政改革推進計画」に基づき、定員管理の適正化を図ることで、人件費を抑制するとともに、市有財産の再編・統合を進めることで、公共施設の整理縮小及び公共施設の維持管理にかかる物件費、維持補修費の削減に努める。
全国市平均との比較では、0.1ポイント低く、類似団体(中核市)62市の中で21位の水準である。今後も国、他都市の動向等を勘案しながら給与の適正化に努める。
保健所設置市であること、消防業務を市直轄で行い近隣市町の消防業務を受託していることなどの制度的な要因に加え、基地や港湾、水産など本市の特殊事情や、昭和、平成の合併によって市域を拡大してきたことから、支所を17か所設置していることなど、地域独自の事情のため、職員数が多くなっている。令和3年1月に策定した「定員の見直し計画」の着実な実施により、令和25年度までに現業部門を対象として220人を削減するほか、令和9年度までの第7次行財政改革推進計画において、中核市との部門間職員数比較等を行いながら、定員管理の適正化に努める。
昨年度から0.2ポイント増加。過去に発行した合併特例債などの交付税措置が大きい起債の償還が終了となったことなどから、令和3年度単年度の比率より令和6年度単年度比率は増加したものの、全国平均と同水準であり、県平均を下回っている。今後も地方債の発行を抑制するとともに、市債を活用して実施する投資的な事業については、後年の財政負担を考慮し、財政措置の高い有利な市債を活用するなど計画的な財政運営に努める必要がある。
昨年度に続き、将来負担比率はマイナス数値となっている。令和6年度は、計画的な償還などにより地方債残高などの将来負担額が減となったものの、標準財政規模の増により分母が増加したことにより、将来負担比率は4.6ポイント減少している。自主財源に乏しい本市において、公共施設の整備に必要な財源として地方債を多く発行していることや、平地の少ない地勢上、下水道の設備投資に多額の費用がかかることで各々大きくなっているものであるが、「実質的なプライマリーバランスの黒字化(元金償還額以上に地方債を発行しない)」を原則として財政運営を行っており、これを継続することで地方債残高の減少に引き続き努める。
令和5年度から0.9ポイント増の27.2%となっており、類似団体平均、全国平均、県平均のいずれより高くなっているもの。前年度と比較して増加している理由としては、人事給与改定による歳出が増加したことなどによるものである。本市は類似団体と比較して人口千人あたりの職員数が多い(本市8.80人、類似団体平均6.52人)ことから人件費の割合が高くなっており、今後も行財政改革の推進などにより、人件費の抑制に努めていく必要がある。
令和5年度から1.0ポイント増の16.8%となっており、全国平均及び県平均を上回っている。増加の主な要因としては、予防接種関係経費の増などによるものである。物件費の増加は経常収支比率上昇の大きな要因となるため、今後、公共施設の再編を進め、施設維持管理経費等、経常的な物件費の縮減に努める必要がある。
令和5年度と比較し、0.2ポイント増の16.7%となっており、類似団体平均、県平均よりも高い状況である。増加の理由としては、障がい者介護給付や扶助費にかかる歳出一財が増加したことによるものである。本市は類似団体と比較して老人福祉費にかかる扶助費が多くなっている。令和11年度に高齢者人口のピークを迎える予想であり、今後も高齢化に伴う民生費全般の扶助費の増加などが予想されており、健全な財政運営の確保に努める必要がある。
令和5年度から0.2ポイント増の14.2%となり、全国平均、県平均、類似団体平均を上回っている状況である。昨年度と比較して増加しているものの、分子である歳出一財自体は減少しており、歳入経常一財の減が増加の要因となっている。繰出金については、各特別会計における事務費削減や保険料の適正化に努め、財政健全化を図っていく。
令和5年度から0.1ポイント増の6.0%となっており、類似団体等の平均を大きく下回っている。類似団体や全国平均と比較して、人口一人あたり決算額が、単独で行う補助交付金で下回っている。補助金等見直しガイドラインに基づき、補助金交付の適正化を図っているが、今後も交付要綱の見直しによる経費縮減や、公営事業会計等の繰出(補助)先の財政状況の把握や健全化を図り、歳出抑制に努める。
令和5年度と比較し0.8ポイント減の14.9%となり、県平均より小さくなっている。経年比較では、公共事業等債などの大型建設事業に対する償還が終了したことにより地方債残高が減少したことなどにより比率としては減少している。今後も市債発行額を元金償還金の範囲内とする基本方針を継続することで市債残高の減少に努めるとともに、実施事業の厳選とコスト意識の徹底により、公債費負担の軽減を図っていく。
公債費を除く経費にかかる経常収支比率は、全国平均、県平均、類似団体平均を上回っている。上回っている主な要因としては、人件費の割合が大きいことが影響していると考えられるため、行財政改革の推進などにより定員管理の適正化に努めていかなければならない。各項目の比率の増については、前述のとおり歳入経常一財の減による影響が大きいため、歳出の削減と合わせて歳入経常一財の確保を行い、安定的な財源の確保が必要となる。
総務費は、住民一人当たり65,509円となっている。類似団体平均と比べて高い水準で推移しており、令和6年度は本庁舎リニューアル事業の減などにより減となっている。民生費は、住民一人当たり231,116円となっている。全国平均、類似団体平均と比べて高い水準で推移しており、定額減税補足給付金支給事業や社会福祉費のうち障がい者介護給付事業費や障がい者訓練等給付事業費の増加が一因である。衛生費は、住民一人当たり43,936円となっている。全国平均、県平均と比べ低いが、類似団体と比べ高い水準で推移している。新型コロナウイルス感染症対策事業が終了したものの予防接種事業の事業費増などにより、類似団体平均程度で推移している。商工費は、住民一人当たり23,114円となっている。全国平均、県平均及び類似団体平均と比べて高い水準で推移しているのは、企業立地奨励金やふるさと納税制度推進事業などによる事業費の増加が一因である。土木費は、住民一人当たり56,913円となっている。全国平均、類似団体平均と比べて高い水準であるが、前畑崎辺道路などの道路整備事業が令和7年度への繰越により減となったことなどにより事業費は減となっている。消防費は、住民一人当たり18,004円となっている。全国平均、類似団体平均と比べて高い水準であるが、近隣市町から消防事務を受託しているためである。
類似団体内順位8位/ 62団体
類似団体内順位46位/ 62団体
類似団体内順位7位/ 62団体
類似団体内順位18位/ 62団体
類似団体内順位8位/ 62団体
類似団体内順位10位/ 62団体
類似団体内順位25位/ 62団体
類似団体内順位1位/ 62団体
類似団体内順位15位/ 62団体
類似団体内順位13位/ 62団体
類似団体内順位7位/ 62団体
類似団体内順位15位/ 62団体
類似団体内順位9位/ 62団体
類似団体内順位17位/ 62団体
歳出決算総額は、住民一人当たり554,425円となり、前年度比2,156円減となっている。これは、歳出総額の減少率(前年度比約1.8%減)が人口の減少率(前年度比約1.4%減)を上回っていることによるものである。その他主な構成項目である扶助費は、住民一人当たり171,267円となっており、少子高齢社会の到来による社会保障関連経費の増加により、全国平均、類団平均よりも高い水準で推移している。令和6年度は定額減税補足給付金支給事業などの増が増加要因となっている。人件費は住民一人当たり88,345円となっており、全国平均、県平均及び類似団体と比較して一人当たりコストが高い状況となっている。これは、人口千人当たり職員数が多い(佐世保市8.93人、類似団体平均6.59人)ことなどが要因である。経年比較では給与改定による人件費の増などとなっている。物件費は住民一人当たり77,119円となっており、全国平均、県平均と比較して一人当たりコストが低い状況となっている。経年比較では、予防接種事業や庁内情報化基盤管理事業が増加している。公債費は住民一人当たり45,544円となっており、県平均を下回っているものの全国平均及び類似団体と比較して一人当たりコストが高い状況となっている。今後について、市債発行額を元金償還金の範囲内とする基本方針を継続するとともに、今後の推移を注視していく。普通建設事業費(更新整備)は住民一人当たり29,039円となっており、全国平均、県平均及び類似団体より低い状況となっている。令和5年度から減少した要因は、前畑崎辺道路整備事業の繰越などによる令和6年度の事業費減などによるものである。
類似団体内順位2位/ 62団体
類似団体内順位51位/ 62団体
類似団体内順位7位/ 62団体
類似団体内順位22位/ 62団体
類似団体内順位7位/ 62団体
類似団体内順位27位/ 62団体
類似団体内順位1位/ 62団体
類似団体内順位17位/ 62団体
類似団体内順位42位/ 62団体
類似団体内順位14位/ 62団体
類似団体内順位17位/ 62団体
類似団体内順位6位/ 62団体
類似団体内順位33位/ 62団体
類似団体内順位6位/ 62団体
類似団体内順位1位/ 62団体
計画的な財政運営を行った結果、前年度と比較して0.57ポイント増の11.11%となった。財源調整2基金の実質的な残高の標準財政規模に対する割合はKPIの評価指標としているため、一定の割合を保ちながら、今後も計画的に財政運営を行っていく。【実質収支額の推移】R1:3,259百万円R2:4,632百万円R3:4,620百万円R4:4,505百万円R5:3,649百万円R6:2,926百万円
実質収支額が標準財政規模に占める割合を表わす比率で、各会計は黒字の状況である。令和2年度は、一般会計において新型コロナウイルス感染症対策として各種給付金事業等を行ったため、大幅増となった。令和3年度は、令和2年度と比較して減少となったものの、引き続き一般会計において新型コロナウイルス感染症対策として各種給付金事業等を行ったため、黒字となっている。令和4年度は、令和3年度と比較してやや減少しているが、引き続き標準財政規模の20%強程度の黒字となっている。令和5年度は、事業の執行率が平時に戻りつつあることに加え、令和4年度と比較して歳入額が減少し、実質収支額が減少したことにより黒字額が減少している。令和6年度は、実質収支は黒字であったものの単年度収支は赤字となっており、黒字額は減少している。各会計とも黒字で推移しているが、景気は回復基調にあるとされているものの、少子高齢化の進行による市税収入の減少や、社会保障関連経費の増大が懸念されるなど、地方財政を取り巻く環境は、依然として楽観を許さない状況が続いている。今後も連結実質赤字比率の推移を注視しながら、中長期的な展望を踏まえた健全な財政運営に努める必要がある。
元利償還金等については、前年度と比較して約3億2千万円減少した。これは、プライマリーバランスの黒字化を達成し、地方債残高が減少したことなどによるものである。また、控除財源である算入公債費等については、前年度比で約1億円の減となった。これは合併特例債などの交付税措置の大きい起債の償還が終了したことなどによるものである。分子合計では前年度と比較して約1億7千万円の減となり、令和4年度から令和6年度の3か年平均で算出した令和6年度の実質公債費比率は5.7%となり、令和5年度の5.5%から0.2ポイント悪化している。
減債基金積立不足額については、毎年生じていない。
将来負担額については、一般会計等に係る地方債の現在高が臨在債の平成16年度借入額や水族館一部リニューアル事業に伴う合併特例事業債の償還終了に伴い約43億2千万円減少した。プライマリーバランスの黒字の達成なども主な要因である。また、控除財源である充当可能基金については、競輪特別会計において、競輪メインスタンド改修事業開始に伴う競輪施設整備基金から取り崩しを約10憶7千万円行ったことなどにより約11億9千万の減となった。この結果、充当可能財源が将来負担額を上回っており、引き続き将来負担比率は「-」となった。
(増減理由)各基金で増減はあったものの、全体額としては前年度比5億円増とほぼ横ばいである。(今後の方針)財政調整基金と減債基金から公募債一括償還などの特殊要素を除いた実質的な残高が、標準財政規模の10%以上を維持できるように努めており、10%を超過する分についてはDX戦略に基づく事業に充当するという考え方のもと、計画的な基金の運用を行っている。また、施設整備基金においても、今後策定される公共施設の再編に関する実施計画に基づき、計画的に運用していく。
(増減理由)市民会館売払収入の減があったものの前畑崎辺道路整備事業の年度間調整や土地取得特別会計からの繰入額の増などにより、残高は増加した。(今後の方針)財政調整基金と減債基金から公募債一括償還などの特殊要素を除いた実質的な残高が、標準財政規模の10%以上を維持できるように努めている。
(増減理由)平成25年度緊急経済対策に伴う起債の増発のための繰入が令和4年度で終了したことにより、残高は減少した。令和6年度は債権利子の減により積立額が減となった。(今後の方針)財政調整基金と減債基金から公募債一括償還などの特殊要素を除いた実質的な残高が、標準財政規模の10%以上を維持できるように努めている。
(基金の使途)合併市町村振興基金:地域住民の連帯の強化及び地域振興等に資する事業施設整備基金:施設の整備を推進し、市民の安全及び行政サービスの向上に資する事業ふるさと佐世保元気基金:恵まれた自然とともに市民が元気で輝くまちづくりに資する事業(増減理由)令和6年度は、合併市町村振興基金については、旧小佐々地区コミュニティセンター解体及び松浦鉄道施設整備事業などの対象事業への基金繰入により残高は減となった。施設整備基金においては、本庁舎のリニューアル事業の完了に伴い減となったが計画積立を行ったことにより増となった。また、ふるさと納税寄附金を原資とするふるさと佐世保元気基金において、寄附額に対し対象事業費が少なかったことから残高は増となった。(今後の方針)施設整備基金:今後策定される公共施設の再編に関する実施計画に基づき計画的に運用していくふるさと佐世保元気基金:寄附者が寄附の際に選択された4つの活用方法に沿った運用を行う
有形固定資産減価償却率は、類似団体、全国、及び県の平均よりも高い水準にある。この主な原因として、類似団体等に比べて保有資産が多く、そのため更新の遅れが生じていることが挙げられる。この問題を解決するために「佐世保市公共施設等総合管理計画」に基づく計画的な集約・更新を推進しており、令和6年3月に同計画の改訂を行い取り組みの更なる推進を図っていることから、年々上昇していた有形固定資産減価償却率はR5年度に下降に転じ、類似団体内平均値との乖離が縮小している。
類似団体内順位32位/ 62団体
債務償還比率は類似団体平均を下回っており、主な要因としては、計画的な地方債の借入および交付税措置の高い地方債の借入を行ったことなどにより将来の負担を抑えていることなどが要因と考えられる。
類似団体内順位21位/ 62団体
地方債の発行を抑制してきた結果、将来負担比率は「-」(将来負担なし)となっており、類似団体に比べて財政状況が健全である。一方、有形固定資産減価償却率は類似団体内平均値よりも高いことは上記のとおり。こういった状況から、財政の健全性を維持しつつ老朽化対策を進める必要があるため、「佐世保市公共施設等総合管理計画」に基づき、施設の総量縮減及び長寿命化の実現を目指している。この計画のもと、長期的な視点から個別施設計画を策定し、財政負担の軽減や平準化により、財政計画との整合を図りながら取り組みを行っている。
令和5年度は令和4年度と比較して0.8ポイント上昇し、類似団体と比較して高い水準となった。これは緊急防災・減災事業などに係る公債費償還に伴う元金償還が増となったこと及び合併特例債償還費、財源対策債償還費に係る交付税措置額の減などによるものである。今後も実質公債費比率は上昇する見込みとなっており、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、【認定こども園・幼稚園・保育所】である。このため、平成28年度に「公共施設等総合管理計画」を策定し、これに基づき「佐世保市公共施設適正配置・保全基本計画」を作成している。当該施設については、保育を取り巻く環境を見極めながら、直営又は民間移譲等の将来の方向性を含め適正配置の検討を行うとともに、計画的な施設の長寿命化を図る。また、【公民館】の有形固定資産減価償却率が100%となっている理由は、これまでコミュニティセンターを【公民館】に分類し分析していたが、より正確な分析を行うため、統一的な基準に合わせる形で分類したことによるもの。
類似団体内順位26位/ 62団体
類似団体内順位59位/ 62団体
類似団体内順位40位/ 62団体
類似団体内順位19位/ 26団体
類似団体内順位58位/ 60団体
類似団体内順位59位/ 62団体
類似団体内順位37位/ 54団体
類似団体内順位48位/ 49団体
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、【体育室・プール】である。このため、平成28年度に「公共施設等総合管理計画」を策定し、これに基づき「佐世保市公共施設適正配置・保全基本計画」を作成している。当該施設については、類似機能の集約化のほか、競技団体等への運営委託、施設の譲渡など幅広く検討を行い、施設配置の偏在や機能重複の有無、稼働率等を精査し、将来のあり方を検討するとともに、計画的な施設の長寿命化を図る。また、【保健センター・保健所】と【市民会館】の有形固定資産減価償却率が新規で計上されている理由は、新築施設ではないが、より正確な分析を行うため、統一的な基準に合わせる形で分類したことによるもの。
類似団体内順位40位/ 61団体
類似団体内順位61位/ 62団体
類似団体内順位10位/ 60団体
類似団体内順位31位/ 62団体
類似団体内順位12位/ 62団体
類似団体内順位43位/ 60団体
類似団体内順位42位/ 62団体
類似団体内順位24位/ 62団体
令和6年度は令和5年度に比べ、一般会計等において資産総額が414,843百万円から7,176百万円(1.7%)減の407,667百万円となった。主な要因は減価償却の進行による固定資産の減少であり、特に令和元年度に取得した新西部クリーンセンター等の事業用資産の減価償却により、事業用資産が5,851百万円減少した。また、負債総額は121,394百万円から3,560百万円(2.9%)減の117,834百万円となった。負債の減少要因としては、プライマリーバランスの黒字化により、地方債(固定負債)が94,875百万円から91,668百万円3,207百万円減少したことが挙げられる。また、水道事業及び下水道事業等を加えた全体会計では、資産総額が前年度の566,564百万円から562,018百万円へ4,546百万円(0.8%)減少し、負債総額も191,285百万円から188,406百万円~2,879百万円(1.5%)減少した。一般会計等と比較すると、上下水道事業に係る管路等のインフラ資産を多く保有していることから、資産総額は154,351百万円、負債総額は70,572百万円それぞれ多くなっている。さらに、佐世保市総合医療センターや北松中央病院等を含む連結会計では、資産総額が592,223百万円から586,966百万円へ5,257百万円(0.9%)減少し、負債総額も204,545百万円から202,634百万円へ1,911百万円(0.9%)減少した。病院事業や第三セクター等の資産を計上しているため、一般会計等と比較して資産総額は179,299百万円、負債総額は84,800百万円多くなっている。
令和6年度の一般会計等の純行政コストは112,738百万円となり、前年度の113,986百万円から1,248百万円(1.1%)減少した。後期高齢者医療事業特別会計への繰出金増加などにより移転費用は増加したものの、住宅の維持補修費の減少などにより物件費等が減少したことが主な要因である。特に維持補修費は前年度比3,501百万円減少し、経常費用全体では1,556百万円減少した。全体会計の純行政コストは157,698百万円となり、前年度の160,746百万円から3,048百万円(1.9%)減少した。水道事業等の料金収入を経常収益に計上しているため収益規模は大きいものの、国民健康保険や介護保険事業に係る給付費等を計上していることから、一般会計等に比べ44,960百万円高い水準となっている。連結会計の純行政コストは195,046百万円となり、前年度の196,090百万円から1,044百万円(0.5%)減少した。病院事業等の事業収益により経常収益は73,902百万円となる一方、人件費や物件費等の業務費用も大きく、一般会計等と比較して82,308百万円高い水準となっている。
令和6年度は税収等及び国県等補助金を合わせた財源110,312百万円が純行政コスト112,738百万円を下回ったため、本年度差額は2,425百万円となった。一方、令和5年度と比較すると地方交付税の増加等により税収等が2,047百万円増加し、本年度差額は改善している。しかしながら、本年度純資産変動額は△3,616百万円となり、純資産残高は293,449百万円から289,833百万円へ減少した。全体会計では、財源157,004百万円が純行政コスト157,698百万円を下回ったため、本年度差額は△694百万円となった。本年度純資産変動額は△1,667百万円となり、純資産残高は375,279百万円から373,612百万円へ減少した。連結会計では、財源193,382百万円が純行政コスト195,046百万円を下回ったため、本年度差額は△1,664百万円となった。一方で、比例連結割合変更に伴う差額15,689百万円等により、本年度純資産変動額は13,051百万円となり、純資産残高は403,141百万円から416,193百万円へ増加した。
令和6年度の業務活動収支は6,122百万円となり、前年度比343百万円減少した。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業等の減により業務支出は減少したものの、国県等補助金収入の減少などにより業務収入も減少したことによるものである。投資活動収支は△2,877百万円となり、前年度比832百万円改善した。財務活動収支は臨時財政対策債や公営住宅事業債の発行額減少により△4,311百万円となった。この結果、本年度末資金残高は前年度から1,066百万円減少し3,787百万円となった。全体会計では、業務活動収支が10,384百万円、投資活動収支が△4,843百万円、財務活動収支が△4,503百万円となった。業務活動収支は前年度の8,822百万円から1,562百万円増加しており、投資財源を業務活動で確保できている状況である。本年度末現金預金残高は16,552百万円となった。連結会計では、業務活動収支が11,173百万円、投資活動収支が△4,927百万円、財務活動収支が△5,272百万円となった。病院事業等の事業活動による収入により安定した業務活動収支を確保しており、本年度末現金預金残高は29,884百万円となった。
分析欄:1.資産の状況住民一人当たり資産額は174.6万円となり、前年度(175.1万円)からわずかに減少したものの、類似団体平均(151.8万円)を大きく上回っている。一方、歳入額対資産比率は3.0年と類似団体平均(3.1年)と同程度である。有形固定資産減価償却率は70.1%となり、前年度から1.7ポイント上昇し、類似団体平均(66.6%)を上回っていることから、施設の老朽化が進行している状況である。今後も佐世保市公共施設適正配置・保全計画に基づき、公共施設の集約化・複合化を進め、施設保有量の適正化と更新費用の平準化に取り組む。
純資産比率は71.1%となり前年度から0.4ポイント上昇したものの、類似団体平均(71.6%)をやや下回っている。また、将来世代負担比率は20.2%となり、前年度から0.3ポイント上昇し、類似団体平均(17.5%)を上回っている。地方債残高は減少しているものの、人口減少や資産総額の減少に伴い将来世代負担比率は上昇している。今後も地方債発行額の抑制と計画的な償還を進め、将来世代の負担軽減に努める。
住民一人当たり行政コストは48.3万円となり、前年度の48.1万円から上昇している。また、類似団体平均(40.2万円)を引き続き大きく上回っている。人口減少の影響に加え、社会保障給付や人件費等が高い水準にあることが要因と考えられるため、今後も行政サービスの効率化や行財政改革を推進し、コスト削減に努める。
住民一人当たり負債額は50.5万円となり、前年度の51.2万円から減少したものの、依然として類似団体平均(43.2万円)を上回っている。また、業務・投資活動収支は4,017百万円となり、前年度の3,225百万円から改善したが、類似団体平均(4,554.1百万円)を下回っている。今後もプライマリーバランスの黒字を維持しながら地方債残高の縮減を進めるとともに、事業の選択と集中による収支改善を図る。
受益者負担比率は5.3%となり、前年度の5.0%から上昇し、類似団体平均(4.5%)を上回っている。令和6年度は経常費用が減少する一方で、経常収益が増加したことにより受益者負担比率が改善した。今後も受益と負担の適正化を図りつつ、施設の集約化や維持管理コストの抑制に取り組み、持続可能な行政運営に努める。
長崎県佐世保市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。