地方財政ダッシュボード

兵庫県尼崎市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

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尼崎市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額2,365億円

性質別歳出

総額2,365億円

歳入の内訳

総額2,399億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

近年は、社会保障関係費や給与改定の影響などにより基準財政需要額は増加傾向にあるが、市税収入の増などにより基準財政収入額も増加傾向にあることから、財政力指数は横ばいで推移している。今後は、一層の高齢化や人口減少が見込まれることから、より一層の税源のかん養と公債費負担の抑制に向けて取り組む。

財政力指数

財政構造の弾力性

人件費や扶助費など経常的な歳出が増となった一方で、市税や地方交付税の増により経常的な歳入が増となったことから、前年度から1.3ポイントの減となった。今後も扶助費等の社会保障関係費や公債費は高い水準で推移することが見込まれることから、市税等の経常一般財源の確保や経常的な一般財源が充当される公債費の縮減などの財政構造の改善に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

物価高騰や賃金の上昇に伴い、歳出は増加傾向にある。類似団体内平均値よりも低額であるものの、今後も物価高騰等が見込まれることから、引き続き経費の縮減に努めながら適切に対応していく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

これまで職員給与適正化の計画的な実施や、職員給与の削減措置を実施しており、近年の本市のラスパイレス指数は平成28年度に向けて新たに実施した給与制度の総合的見直しにより、一時的な削減措置をせずとも100を下回る状況となっている。令和6年度は、国の給料表上の引き上げ率に準じた給与改定を行ったことから、前年度と比較して横ばいとなった。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

人口の減及び職員数の増に伴い前年度から0.09ポイントの増となった。今後については、少子化・高齢化の進行に伴い増加・多様化する行政ニーズに対応していくため、業務のICT化等による効率化や民間事業者の活用など、業務執行体制の見直しを図る中で、引き続き適正な定員管理に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

実質公債費比率は8.0%で、市債の計画的な発行に伴う将来負担の減により、市債の残高及び元利償還金が減少したことから、前年度から0.1ポイント改善した。今後は次期焼却施設の建設や、学校の施設の改修・更新、公共施設の適正管理など、将来負担の増加が見込まれることから、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていくことで、適切な実質公債費比率の水準となるよう取り組む。

実質公債費比率

将来負担の状況

将来負担比率は-7.7%で、市債の計画的な発行に伴う将来負担の減により、市債の残高及び元利償還金が減少したことから、前年度から10.5ポイント改善した。一方で、今後は次期焼却施設の建設や、学校の施設の改修・更新、公共施設の適正管理など、必要な投資が多数見込まれることから、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていく。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

本市では、これまで定数削減や給与等の抑制を行ってきたため、類似団体等と比べて低い水準で推移しており、令和6年度は定年延長制度に伴う退職者数の増等により、1.3ポイント増加している。今後も、国の給与水準や本市の財政状況を勘案する中で適正な水準の維持に努めるとともに、業務のICT化等による効率化などに取組む。

経常収支比率(人件費)

物件費

令和6年度は、物価高騰の影響はあるものの、経常一般財源も増となったことなどにより、前年同水準となっている。また、これまで行ってきた財政の健全化に向けた様々な節減努力により類似団体平均を下回っている。今後も物価高騰や労務単価の上昇による影響が見込まれることから、引き続きコスト削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率は、令和3年度は一時的な要因もあり減少していたが、施設型給付費の増や障害サービスに係る経費の増により、増加傾向にある。類似団体と比較すると、特に生活保護受給者の割合(保護率)が高いことによって、扶助費に係る経常収支比率が高く、義務的経費が高い水準にあり、硬直化した財政構造が続いている。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他を構成する主な経費は繰出金で、国民健康保険事業会計繰出金や介護保険事業費会計繰出金が増となった一方で、経常一般財源も増となったことなどから、前年度と比べて0.5ポイントの減となった。

経常収支比率(その他)

補助費等

令和6年度は、過大交付された国庫補助金等の返還金の減などにより前年度と比べて0.2ポイントの減となった。補助費等に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っているものの、労務単価の上昇などにより、今後各種団体への補助金額の増加が見込まれることから、引き続き事業の見直しなど、適切な執行管理に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

市債の早期償還や計画的な発行に伴い、市債の残高及び元利償還金が減少し、公債費の経常収支比率は減少傾向にあるものの、類似団体平均を2.7ポイント上回っている。今後は次期焼却施設の建設や学校の施設の改修・更新、公共施設の適正管理など、将来負担の増加が見込まれることから、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていくことで、公債費の適正な管理に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

本市は生活保護受給者率が高いことから、扶助費の経常収支比率は類似団体より大幅に高いものの、公債費以外の全体でみると、類似団体と同水準を推移している。しかしながら、今後も人件費や扶助費の義務的経費は増加傾向にあると見込まれるため、事業の見直しや業務のICT化等による効率化など、コスト削減に向けた取組を進める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

・民生費は、住民一人当たり273,016円となっている。本市は生活保護受給者の割合(保護率)が高いことにより、類似団体と比較すると依然として高い推移となっていることに加え、物価高騰に直面する低所得世帯への支援策として実施した低所得者支援給付関係事業費の増などにより、前年度から増加した。・公債費は、住民一人当たり50,189円となっている。市債の計画的な発行に伴う将来負担の減により、市債の残高及び元利償還金が減少したことから、減少傾向にあるが、類似団体と比較すると依然として高い推移となっている。引き続き、令和5年度から10年間の財政運営の方向性を示す「財政運営方針」で掲げた令和14年度末における将来負担の残高目標に向け、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていくことで、公債費の適正な管理を行っていく。

議会費

類似団体内順位49位/ 62団体

労働費

類似団体内順位45位/ 62団体

消防費

類似団体内順位42位/ 62団体

諸支出金

類似団体内順位18位/ 62団体

総務費

類似団体内順位29位/ 62団体

農林水産業費

類似団体内順位58位/ 62団体

教育費

類似団体内順位42位/ 62団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 62団体

民生費

類似団体内順位3位/ 62団体

商工費

類似団体内順位30位/ 62団体

災害復旧費

類似団体内順位40位/ 62団体

衛生費

類似団体内順位26位/ 62団体

土木費

類似団体内順位47位/ 62団体

公債費

類似団体内順位12位/ 62団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は、住民一人当たり約517千円で、義務的経費である人件費、扶助費、公債費が高い割合をしてめており、類似団体と比較して特に扶助費と公債費が高い数値であることから、本市は他市と比較して、硬直化した財政構造となっていることが分かる。・人件費は、住民一人当たり69,383円で、令和6年度は人事院勧告に伴う給与改定に加え、定年引き上げに伴う退職手当の増などにより、前年度より6,440円増加したが、依然として類似団体と同水準を保っている。・扶助費は、住民一人当たり201,781円であり、施設型給付費や障害者(児)自立支援事業費などの増により、増加傾向にある。また、生活保護受給者の割合(保護率)は減少傾向にあるものの、類似団体と比較すると依然として高い推移となっており、生活保護受給者の高齢化による生活保護医療扶助費の増加が見込まれることから、引き続き適正な執行管理に努める必要がある。・公債費は、住民一人当たり50,189円であり、市債の計画的な発行に伴う将来負担の減により、市債の残高及び元利償還金が減少したことから、減少傾向にあるが、類似団体と比較すると依然として高い推移となっている。引き続き、令和5年度から10年間の財政運営の方向性を示す「財政運営方針」で掲げた令和14年度末における将来負担の残高目標に向け、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていくことで、公債費の適正な管理を行っていく。

人件費

類似団体内順位34位/ 62団体

補助費等

類似団体内順位38位/ 62団体

災害復旧事業費

類似団体内順位40位/ 62団体

投資及び出資金

類似団体内順位52位/ 62団体

物件費

類似団体内順位55位/ 62団体

普通建設事業費

類似団体内順位35位/ 62団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 62団体

貸付金

類似団体内順位57位/ 62団体

維持補修費

類似団体内順位41位/ 62団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位50位/ 62団体

公債費

類似団体内順位12位/ 62団体

繰出金

類似団体内順位16位/ 62団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位19位/ 62団体

積立金

類似団体内順位19位/ 62団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 62団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

令和7年度に返還が必要となる各種還付金相当額や出資金返還金等を積み立てたことから財政調整基金残高は増加した。引き続き、災害対応や税収の大幅な変動等が生じた際に、近隣の他都市と同程度の対応を図ることができるよう、類似他都市並の残高を確保していく。また、前年度と比較して実質収支が改善したことにより、実質単年度収支も改善となった。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

連結実質赤字比率は、昨年度に引き続き、全体として黒字となっている。一般会計については、今後、一層の高齢化や人口減少、公共施設の老朽化などの財政運営上の課題に加えて、次期焼却施設の整備に係る将来負担の増加が見込まれているため、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていく必要がある。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金は、市債の計画的な発行に伴う将来負担の減により、減少傾向にある。引き続き、令和5年度から10年間の財政運営の方向性を示す「財政運営方針」で掲げた令和14年度末における将来負担の残高目標の達成に向け、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていく。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

現在、発行している満期一括償還地方債は兵庫県市町共同公募債(グリーンボンド)のみであり、令和10年度に全て償還する見込みである。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担比率の分子は、市債の発行を計画的に行ってきたことや早期償還により市債の償還を進めてきたことによる地方債現在高の減、また、充当可能な基金残高が増加したことなどにより、前年度と比べ減少した。一方で、今後は次期焼却施設の建設や、学校施設の改修・更新、公共施設の適正管理など、必要な投資が多数見込まれることから、将来負担の縮減と必要な投資的事業の実施をバランスよく両立させていくことで、地方債残高の縮減に向けて取り組む。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)・「公共施設整備保全基金」に不動産売払収入や収益事業収入の一部等を積み立てたことや、「減債基金」に不動産売払収入を積み立てたこと等により、基金全体として4,121百万円の増となった。(今後の方針)・主要3基金については、令和5年度から10年間の財政運営の方向性を示す「財政運営方針」に掲げるルールに基づき積立・活用を行う。※主要3基金・・・財政調整基金、減債基金、公共施設整備保全基金

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)・令和6年度に返還した各種還付金等のために1,952百万円を取り崩した一方で、令和5年度決算の収支剰余金の1/2相当や、令和7年度に返還が必要となる各種還付金相当額に備えるなど2,463百万円を積み立てたことから、511百万円の増。(今後の方針)・災害対応や税収の大幅な変動等が生じた際に、近隣の他都市と同程度の対応を図ることができるよう、類似他都市並の残高を確保していく。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)・不動産売払収入等を積み立てたことから、1,068百万円の増。(今後の方針)・行政改革推進債の早期償還のほか令和7年度以降の公債費に起因する収支不足への対応等に対して必要に応じ活用。・不動産売払収入のうち、一部を公共施設マネジメント計画に係る積立として別管理し、当該取組に係る市債の償還元金に対して活用。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設整備保全基金:市が設置する公共施設の整備及び保全に要する経費の財源を確保する。・新本庁舎建設基金:尼崎市役所本庁舎の建設に要する経費の財源を確保する。(増減理由)・公共施設整備保全基金:投資的事業への活用のために1,360百万円取り崩した一方で、収益事業集の一部等を2,818百万円積み立てたことから、1,459百万円の増。・新本庁舎建設基金:収益事業収入の一部等を積み立てたことから、258百万円の増。(今後の方針)・公共施設整備保全基金:原則として直近3ヵ年における積立平均額の3/4を限度に投資的事業等に対して活用。・新本庁舎建設基金:本庁舎を新たに建て替える際の財源とするため、収益事業収入の一部等を積み立てる。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

令和5年度の有形固定資産減価償却率は69.4%で、令和4年度の68.4%から1ポイント上昇しており、これは本庁舎の改修など資産の新規取得や改修など資産の増加につながるもの以上に、既存資産の減価償却額が上回ったことによるものである。類似団体平均65.8%と比較しても3.6ポイント高く、本市の有形固定資産は高度経済成長期からバブル期にかけて整備されたものが多く、資産の取得から長い年月が経過している状況であることから、将来の人口減少を見据えた施設の集約化や老朽化対策に取り組んでいく必要がある。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位49位/ 62団体

(参考)債務償還比率

新発債の発行抑制や地方債の早期償還により地方債現在高が減少し将来負担額の減少等により債務償還比率は前年度と比較して48.0ポイント減となった。本市の債務償還比率は512.6%で、類似団体平均の574.0%と比較すると、61.4ポイント低くなっている。これは、本市の将来負担額が、他都市と比べ少なくなったことが主な要因と考えられる。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位19位/ 62団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は年々減少傾向にあり、本年度は類似団体の水準にかなり近づいている。一方で、本市の有形固定資産減価償却率は69.4%と資産の取得から長い年月が経過しており、類似団体平均と比較しても3.6ポイント高い状況である。今後は高齢化や人口減少、施設の老朽化など財政運営上の課題に加え、令和12年度にかけて次期焼却施設の整備に係る将来負担が見込まれることから、将来負担比率と有形固定資産減価償却率のバランスをとりながら公共施設の予防保全に着実に取り組むなど、今後も適切な財政運営を行っていく必要がある。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

地方債の着実な償還により本市の実質公債費比率は減少傾向にあるものの、本市の義務的経費における公債費の支出は他都市と比較すると依然として高い状態にある。少子高齢化に伴う社会保障関係経費の増加が続くことや本市は生活保護扶助費の支出が他都市と比較して高い状態にあること、今後次期焼却施設の建替えなど多額の投資的経費が予定されていることから、市債の早期償還を進め、公債費等の後年度負担の抑制・縮減を図っていく必要がある。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率については、類似団体と比較して、全体的に高い水準となっている。中でも、道路は高い状況にある。学校施設については、耐震化事業や適正規模・適正配置により類似団体平均を下回っているものの、約60%の校舎が建築後40年以上経過していることから、尼崎市学校施設マネジメント計画に基づく適切な改築や改修を進める必要がある。認定こども園・幼稚園・保育所については、待機児童対策も見据えた建替や老朽化した公立保育所の解体・民間移管を計画的に進めており、近年は有形固定資産減価償却率が減少傾向にあったが令和4年度から増加に転じており、引き続き計画的に取り組んでいく必要がある。

道路

類似団体内順位58位/ 62団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位24位/ 62団体

公営住宅

類似団体内順位46位/ 62団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位47位/ 60団体

学校施設

類似団体内順位10位/ 62団体

児童館
公民館

類似団体内順位13位/ 40団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

本市の施設については高度経済成長期からバブル経済期にかけて整備されたものが多いことから、ほとんどの施設で有形固定資産減価償却率が類似団体平均を大幅に上回っている。本市では尼崎市公共施設マネジメント基本方針に沿った計画的な施設の集約・統廃合・保全に努めているところであり、特に一般廃棄物処理施設にあたるクリーンセンター第2工場、資源リサイクルセンター及びし尿処理施設については令和12年までに寿命を迎えるため、令和13年度から新施設稼働に向けた大規模な建替工事を行う予定であることから、今後大幅な改善が見込まれる。

図書館

類似団体内順位57位/ 61団体

体育館・プール

類似団体内順位46位/ 62団体

福祉施設

類似団体内順位57位/ 60団体

市民会館

類似団体内順位58位/ 62団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位55位/ 62団体

保健センター・保健所

類似団体内順位26位/ 60団体

消防施設

類似団体内順位58位/ 62団体

庁舎

類似団体内順位40位/ 62団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2023年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額は前年度末から16億400万円の増となった。主な要因として、固定資産は15億3000万円の減となった一方で、歳計剰余金や不動産売払収入等を基金に積立したこと等により、流動資産は31億3300万の増となったことによるものである。負債総額は前年度末から157億4400万円の減となった。これは、地方債の計画的な発行と早期償還により、新規地方債発行額を償還額が上回ったことによるものである。水道事業会計、下水道事業会計等を加えた全体では、資産総額は前年度末から5億8400万円増加し、負債総額は前年度末から173億4000万円減少した。全体の資産総額は、上水道管、下水道管等のインフラ資産を計上していること等により、一般会計等に比べて2585億7300万円多くなるが、負債総額も企業債等により1069億1900万円多くなっている。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は1965億900万円となり、前年度比8億6600万円の増となった。そのうち、人件費等の業務費用は724億1600万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は1240億9200万円であり、移転費用の方が業務費用よりも多い。最も金額が大きいのは社会保障給付(806億7900万円)、次いで補助金等(294億5000万円)であり、経営経費の56%を占めている。一時的な要因である電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付関係事業費等影響もあるものの、依然として生活保護扶助費等も高い割合を占めており、今後も高齢化の進展などによりこの傾向が続くことが見込まれるため、事業の見直し等による経費の抑制に努める必要がある。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が729億2400万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が859億8800万円多くなり、純行政コストは841億1700万円多くなっている。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(1936億3100万円)が純行政コスト(1763億6500万円)を上回ったことから、本年度差額は172億6600万円となり、純資産残高は173億4800万円の増となった。本年度は地方債の早期償還を行ったことにより負債が減少したことから、純資産が増加したと考えられる。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が368億5100万円多くなっており、本年度差額は216億7200万円となり、純資産残高は179億2400万円の増加となった。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は256億6900万円であったが、財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、165億3200万円となっており、本年度末資金残高は前年度から600万円増加し、30億6100万円となった。地方債の償還は進んでおり、経常的な活動に係る経費は税収等や国県等補助金収入等の収入で賄えている状況である。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より72億4400万円多い329億1300万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、▲169億8600万円となっている。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2023年度)

1.資産の状況

住民1人あたりの資産額は令和4年度から0.7万円増の193.5万円となり、これは人口減少に加え、資産総額が増加したことによるものである。類似他団体平均値より42.6万円高くなっており、これは公営住宅などの有形固定資産の保有量が多いことが要因である。有形固定資産減価償却率は年々増加傾向にあり令和4年度から1.2ポイント増の69.6%で、これは資産の新規取得や改修以上に、既存資産の減価償却額が上回ったことによるものである。類似団体平均値と比較すると3.9ポイント高い状況にあり、本市の有形固定資産は高度経済成長期からバブル期にかけて整備されたものが多く、資産の取得から長い年月が経過している状況であることから、将来の人口減少を見据えた施設の集約化や老朽化対策に取り組んでいく必要がある。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

税収等の財源が純行政コストを上回っており、地方債の償還が進んでいることから、純資産比率は前年度比1.8ポイント増の77.1%となっている。類似団体平均値と比較すると、近年は増方向に乖離傾向にあり、将来世代への資源の蓄積が進んでいる。将来世代負担比率は減少傾向にあり、類似団体平均値を5.1ポイント下回っており、前年度と比べて1.0ポイント減少したことから、引き続き地方債の着実な償還と新規発行の抑制を目指し、将来世代の負担減少に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たりの行政コストは前年度に比べて0.3万円減少し、類似団体平均を0.4ポイント下回っている。本市は純行政コストのうち生活保護扶助費等の社会保障給付が高い割合を占めており、今後も高齢化の進展などによりこの傾向が続くことが見込まれるため、事業の見直し等による経費の抑制に努める必要がある。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

地方債の着実な償還が進んでおり、地方債の負債額も前年度と比べて減少したことから、住民一人当たり負債額は3.4万円の減となったものの、類似団体平均値を依然として上回っていることから、未来に向けて取り組むべき投資と将来世代に先送りしない負債の縮減とのバランスを留意した取組が必要であり、公共施設マネジメント計画に基づいた資産の最適化を図りつつ、地方債残高の縮小に努める。基礎的財政収支は、業務活動収支及び基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた投資活動収支がともに黒字であったこともあり、249億4300万円となっており、類似団体平均を上回っている。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は、類似団体平均を5.3ポイント上回っている状況にある。その要因としては、類似団体と比較して多くの公営住宅を有しており、総額として公営住宅の使用料が多いことが挙げられる。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

兵庫県尼崎市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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