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地方財政ダッシュボード

奈良県奈良市の財政状況(2020年度)

奈良県奈良市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

前年度と比較し、地方消費税交付金等が増加したことにより分子となる基準財政収入額が増加したものの、社会福祉費等が増加したことにより分母となる基準財政需要額も増加した。単年度ベースではやや減少となったが、3カ年平均においては0.77と変動はなかった。財源確保の取組を強化し、また税収入の増加につながるよう戦略的に本市の経済基盤を強化しつつ、人事管理の適正化等による簡素で効率的な行政運営、公債費の縮減等、財政規律の一層の強化により、財政基盤の安定化に努める。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較し、分子となる経常経費充当一般財源が人件費の増等により増加した。分母となる経常一般財源は、市税が減少したが、地方消費税交付金や普通交付税が増加したほか、猶予特例債等の地方債が認められたことで分子以上の増加となったため、2.3ポイントの改善となった。類似団体平均との差は縮まったが、依然として高い水準であるため、歳入においては市税回収の強化、受益者負担の見直し等、財源確保の取組を強化し、歳出においては、人事管理の適正化に取り組むことにより人件費の抑制に努め、市債発行の抑制による公債費の縮減等、義務的経費の縮減に引き続き取り組む。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較し、会計年度任用職員制度の開始に伴い人件費が増加したことや、退職手当の増加などにより人口1人当たりの物件費・人件費等の決算額は9,436円の増加となった。類似団体に比べて高い理由は、清掃業務、保育所・幼稚園・認定こども園の運営を直営で行っており、人件費を含めた運営経費が類似団体と比較して高くなっているためと考えられる。民間委託及び民間移管の拡大を進めており、引き続きコスト削減に取り組む。

ラスパイレス指数の分析欄

平成28年度においては、わたりの解消等により前年度から0.3ポイント減少し、101.0ポイントとなった。平成30年度(平成31年4月1日時点ラスパイレス指数)については、令和元年度における給与カット(2%)の影響等により3.0ポイント減少し、98.1と低い指数となった。令和元年度(令和2年4月1日時点ラスパイレス指数)においては給料カットの終了に伴い指数は増加したが、99.7となり100を下回る結果となった。令和2年度(令和3年度4月1日時点ラスパイレス指数)においては、引き続き100を下回る水準を維持している。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本市においては、定員適正化計画に基づく取組による職員数減少に伴い、人口1,000人当たり職員数も前年度と比べて減少しているものの、類似団体と比較すると依然として多い傾向にある。これらは、保育所・認定こども園・幼稚園などの幼保施設、清掃業務などの直営比率の高さが要因と思われる。そのため、幼保施設や清掃業務等については民間委託・民間移管の拡大、その他部門についても効率的な組織運営による職員の適正配置を進め、更なる適正化に取り組んでいる。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については、単年度では9.4%と前年度比1.2ポイント改善し、3カ年平均でも10.3%と、前年度比0.9ポイント改善した。主な要因として、分子となる地方債の元利償還金が減額となったことや、分母となる標準財政規模が増加したことが挙げられる。しかし、類似団体平均よりも依然として高いことから今後も市債発行の抑制により改善に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、119.7%となり、前年度比17.6ポイントの改善となった。地方債新規発行額が元金償還額を上回り地方債現在高が増加したが、下水道事業会計における公営企業債等繰入見込額が減少したこと、職員数の減少により退職手当負担見込額が減少したこと、将来負担額から控除される充当可能特定財源見込額や充当可能基金が増額となったこと等から比率が減少した。今後も市債発行の抑制や基金残高を確保することで数値の改善に努め、財政の健全化を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度の導入により令和2年度は前年度に比べ2.8ポイント増加した。また、給与カットの終了や、退職金の増加があり、類似団体に比べ増加幅が大きくなった。清掃業務、保育所・幼稚園・こども園運営等を直営で行っており、類似団体と比較して職員数が多いことから人件費が高くなっている。幼保施設や清掃業務等については民間委託・民間移管の拡大、その他部門についても効率的な組織運営による職員の適正配置を進め、人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

会計年度任用職員制度の導入などにより、前年度に比べ2.4ポイント減少し、類似団体と同水準となった。令和元年度までは、幼保施設等における非正規職員の雇用が多いことなどから類似団体平均に比べ高止まりしていた。

扶助費の分析欄

令和元年度の児童扶養手当支給が、国の制度改正に伴い一時的に15ヵ月分になっていたことや、生活保護における医療扶助費が減少したことなどにより、令和2年度の比率は2.3ポイント減少した。今後も社会保障関係費が高水準で推移することが予想されるが、不正請求の抑制に努める等、引き続き負担増加に対応していく。

その他の分析欄

前年度に比べ、社会保障関係費増加に伴う後期高齢者医療費負担金や介護保険特別会計への繰出金が増加したが、国民健康保険特別会計への繰出金減少等があり、比率は0.1ポイント減少した。今後も高齢化等に伴う社会保障関係費の増加等により特別会計への負担増が予想されるが、給付費の適正化、予防事業の強化等により負担額の抑制に努める。

補助費等の分析欄

前年度に比べ、下水道事業会計への負担金が増加するなどし、比率が0.3ポイント増加した。事業や補助金の見直し等を行うことにより経費総額を抑制し、財政健全化に努めていることから類似団体平均よりも低いと思われる。一方で、民間保育所や認定こども園の待機児童対策等の重要な施策に対しては、補助金内容を充実させている。

公債費の分析欄

前年度に比べ、元金支払額は増加したが、利子支払額が借換による利率の低下により減少したため、比率は0.6ポイント減少した。当市は過去の大型投資的事業の実施による地方債残高が多く、公債費に係る経常収支比率が類似団体よりも高いまま推移している。令和2年度においても、土地開発公社等の第三セクター等改革推進債の影響もあり、類似団体平均を6.6ポイント上回っているため、今後も普通建設事業の精査による市債発行の適正化を図り、市債残高の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

前年度に比べ、地方消費税交付金や地方交付税が増加したことにより分母となる経常一般財源が増加したほか、新たに猶予特例債が分母の構成要素となるなど、分母全体が増加となった。その結果、令和元年度までは類似団体平均以上であったが、令和2年度は類似団体平均を下回った。人件費が類似団体平均を上回っていることから、今後も改善を進めるべく、職員数の適正化や事業の内容・手法の見直し等を推進し、財政の健全化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

実質収支については、前年度までは同水準で推移していたが、令和2年度は歳入歳出差引額の増加により前年度と比較して黒字額が1,700百万円増加した。実質単年度収支も前年度に続き黒字となり、黒字額も1,980百万円増加した。また、財政調整基金については取り崩しがなく、さらに歳計剰余金の積立を行ったため、残高が増加した。今後も、事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取り組みを進め、類似団体に比べて低い財政調整基金残高の更なる確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和2年度決算における全ての会計の実質収支については、11,320百万円の黒字であった。令和元年度が8,963百万円の黒字であったことから、黒字額が2,357百万円増加し、連結実質黒字比率は14.45%と、前年度比で2.69ポイント改善した。実質黒字額は、病院事業会計において295百万円減額となっているものの、一般会計において1,700百万円増加、下水道事業会計においては令和2年5月に使用料改定を行ったことにより482百万円増加となっており、全体で増加した。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

実質公債費比率については、単年度では9.4%と前年度比1.2ポイント改善し、3カ年平均でも10.3%と、前年度比0.9ポイント改善した。主な要因として、分子となる地方債の元利償還金が減額となったことや、分母となる標準財政規模が増加したことが挙げられる。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担比率については、119.7%となり、前年度比17.6ポイントの改善となった。地方債新規発行額が元金償還額を上回り地方債現在高は増加した。しかし、公営企業債等繰入見込額が下水道事業会計において下水道料金の改定により自己資金が増加し、準元利償還金が大幅に減少した結果、公営企業債等繰入見込み額の算定に用いる「過去3年平均の繰入割合」が大幅に下がったことにより減少した。また、職員数の減少により退職手当負担見込額が減少したこと、将来負担額から控除される充当可能特定財源見込額や充当可能基金が増額となったこと等から比率が減少した。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)令和2年度末の基金残高は、普通会計で8,665百万円となっており、前年度から1,049百万円の増加となっている。これは、財政調整基金で807百万円、減債基金で110百万円増加した一方、積立額を大きく上回る取り崩しを行った基金がなかったことが主な要因である。(今後の方針)事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取り組みをさらに進め、各基金の使途や目的に十分に活用できるよう、基金の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)令和2年度末の基金残高は、2,240百万円となっており、前年度から807百万円の増加となっている。歳計剰余金400百万円を積み立てたほか、市有地の売却収入分407百万円を積み立てるとともに、取り崩しを行わなかったことが要因である。厳しい財政状況の中、財源不足対策として財源調整基金の取り崩しにより対応しており、平成30年度は607百万円を取り崩したが、令和元年度、令和2年度は取り崩しをしていない。(今後の方針)事業の精査、効率的な執行に努めるとともに、財政健全化に向けた取組をさらに進め、災害の対応や備え等のために、類似団体に比べて残高の少ない基金の確保に努める。

減債基金

(増減理由)令和2年度末の基金残高は、125百万円となっており、前年度から110百万円の増加となっている。令和元年度に実施した公立小中学校空調設備設置に係る地方債の償還のための県補助金87百万円、県と連携したまちづくりに係る地方債の償還のための県補助金24百万円を積み立てたことが要因である。市債の元金償還のため、平成30年度は基金から100百万円取り崩したことにより残高が減少し、9百万円となったが、令和元年度、令和2年度は取り崩しをしていない。(今後の方針)今後も元金償還に大きな負担が見込まれるため、財政調整基金とともに減債基金についても残高の確保に努める。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:市民の連帯強化や地域振興等に要する経費の財源とすることを使途としている。・地元公共事業積立基金:財産区財産であった財産を処分することに伴い発生する金銭を当該財産区住民の福祉を増進する目的をもって行う公共事業の資金とすることを使途としている。・心のふるさと応援基金:市民等からの寄附金を財源として、文化財の保存及び活用、観光の振興並びに奈良の魅力を高め、その発展に寄与する事業を使途としている。・福祉基金:市民等からの寄附金を財源として、社会福祉の増進に寄与する事業を使途としている。・教育振興基金:市民等からの寄附金を財源として、教育振興を目的とする事業を使途としている。(増減理由)・地元公共事業積立基金:利子収入30百万円を積み立て、また地元公共事業に18百万円取り崩して充当したことから12百万円の増加となっている。・心のふるさと応援基金:市民からの寄附金200百万円を積み立て、また文化財の保存及び活用事業等に203万円取り崩して充当したことから3百万円の減少となっている。・福祉基金:利子及び寄附金により61百万円を積み立て、社会福祉の増進に寄与する事業に29百万円取り崩して充当したことから32百万円の増加となっている。・教育振興基金:利子及び寄附金により33百万円を積み立て、教育振興施策等に8百万円取り崩して充当したことから25百万円の増加となっている。(今後の方針)心のふるさと応援基金については、市民からの寄附金を幅広く活用できるよう対象事業の拡充に努め、より市民のニーズに合った事業に充当できるよう図っていく。その他の基金についても、特定の財政支出に備えるため一定額を確保していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して高い水準にある。本市では、平成26年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の保有量(床面積換算)を今後40年間で30%削減するという目標を掲げており、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めていく。令和2年度においては、本庁舎の耐震化を完了しており、有形固定資産減価償却率が毎年の上昇率よりも減少となっている。また、令和3年度においては、新斎苑(火葬場)、児童相談所の建設及び月ヶ瀬行政センターの耐震化を完了させる予定であり、有形固定資産減価償却率を低下させていく。

債務償還比率の分析欄

過去に実施された市街地再開発事業に係る市債の償還が終了するとももに、市債の発行抑制に努めることで将来負担額が減少し、税収等の経常一般財源が増加したため、令和元年度から令和2年度にかけて低下している。しかし、依然として類似団体と比較して高い水準にあるため、今後も市債の発行を抑制することで、債務償還比率の低下につなげていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、土地開発公社等に係る第三セクター等改革推進債を発行したこと等により、類似団体より高い水準にあるが、第三セクター等改革推進債の償還が進んでいることや、新規の市債発行を抑制した結果、低下傾向にある。有形固定資産減価償却率については、本庁舎の耐震化等により改善が進んでいるものの、一般廃棄物処理施設など、老朽化した有形固定資産が類似団体より多く、改修がそれほど進んでいないため上昇している。今後新斎苑(火葬場)の建設や児童相談所の建設により低下させていくが、建設に伴う市債の発行により、将来負担比率の低下傾向の鈍化や、一時的な上昇となる可能性がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率と実質公債費比率は、類似団体と比較して高い水準にある。これは、土地開発公社等に係る第三セクター等改革推進債を発行したこと等によるものであるが、新規の市債発行を抑制した結果、どちらも前年度と比較して減少している。令和3年度には新斎苑(火葬場)や児童相談所等の大規模建設事業があるため、引き続き市債発行の抑制等により改善を図っていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県奈良市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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