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地方財政ダッシュボード

秋田県大潟村の財政状況(2020年度)

秋田県大潟村の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

農業が主要産業であり、大規模農家の数が大きく、農家所得が高いこと等により、類似団体内平均を上回っている。平成27年度から増加傾向にあるが、これは人口、世帯数等の減による基準財政需要額の減が基準財政収入額の減と比較して大きいことによる。村税の徴収率については例年98%を超える高い率で推移しており、引き続きこの水準を維持し、自主財源の確保を図る。今後も計画的な繰上償還の実施や、事務事業の見直し等により経常経費の削減、行政の効率化に取り組む。

経常収支比率の分析欄

分母となる経常一般財源は、地方税収入について、平成30年度に酷暑による米の不作で農家所得が減少していたが、令和元年度は米の収量が回復し、農家所得も増加したため増となった。地方交付税については、特別交付税の内、ホストタウン関係の算定額が増となったこと等により増となった。また、減収補填債特例分が増となっている。分子となる経常経費充当一般財源は、ふるさと応援寄附金の増に伴った返礼品等に係る物件費の増や水道事業の繰出金の皆増により、若干の増となっているが、分母の増加割合が大きかったため、経常収支比率は前年比3.9ポイント減少した。将来的には、令和3年度から着工された、かんがい排水対策等の大規模な国営事業により、公債費の増加が見込まれるが、繰上償還や新規起債の発行抑制により公債費の縮減に努めるとともに、事務事業の見直しにより経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年比14,590円増加し、類似団体平均と同程度であった。物件費が多額となっているのは、温泉保養センターやケアハウス、村民センター等、村営施設の多くを指定管理委託しており、その委託費が要因となっている。また、前年度比で物件費が大きく増加となった要因はふるさと応援寄附金の返礼品に係る経費の増加である。事業の見直し等により進め、物件費についても一層の経常経費の抑制に努めて行政の効率化に取り組み、歳出の削減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

全国町村平均との比較ではやや低い水準となっている。これは、職員の構成上、管理職の人数が少ないこと等によるものである。前年度から減となっている要因については、定年退職者が多かったことにより職員年齢層が低下したためである。地域の民間企業の平均給与の状況等を踏まえ、今後も給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数については大潟村職員定数条例に基づき、定数(63名)で推移しており、類似団体平均を下回っている。居住地域が多数点在している団体と比べると、居住区が村の中心部にコンパクトに集約されいているため、少ない職員数でも行政サービスの提供ができ、さらに組織改編を行いながら効率的な事務執行に努めている。引き続き住民サービスの向上も勘案しながら今後もより適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は8.6%で、類似団体平均を1.2ポイント上回っている。平成27年度より小中学校校舎建て替えに伴う地方債の償還が開始されたため、平成30年度までは比率が上昇しているが、新規地方債の発行を償還額以下に抑制してきた効果で、令和元年度は緩やかに比率が減少している。令和2年度は水道事業特別会計において、繰入金が皆増したたことが、実質公債費比率が増加した主な要因である。今後は、認定こども園の建設事業等の償還開始による比率の上昇が懸念されるが、地方債に大きく依存することのない財政運営を行うとともに、繰上償還の実施などに努め、より一層の財政健全化を図る。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は15.8%で、類似団体平均を上回っているものの、全国平均は下回り、前年度比15.2ポイント減少した。これは、令和2年度の繰上償還の実施に伴い、地方債現在高が減少したことが主な要因である。今後は令和3年度から着工が予定されているかんがい排水対策等の大規模な国営事業負担金の財源として地方債の発行が増加する見込みであり、比率の上昇が懸念されるが、引き続き繰上償還や計画的な基金の積み増しなどを行い比率の抑制に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

前年度と比べて、定年退職者が多かったことにより職員年齢層が低下したことから、1.0ポイントの減となり、構成比は全国平均、類似団体平均を下回っている。今後も、定員管理に努めながら、住民サービスを低下させることなく、効率的な行政運営を行っていく。

物件費の分析欄

前年度から0.3ポイント減少したものの、類似団体平均を大幅に上回った。類似団体と比較し高い水準にあるのは、温泉保養センターやケアハウス、村民センター等、村営施設の多くを指定管理しており、委託料が多額となっていることが要因であるが、その一方で施設管理に係る職員の報酬の割合は低く抑えられている側面がある。また、前年度から増加したのは、ふるさと応援寄附金が増加したことに伴い返礼品に要する経費が増加したことが主な要因である。今後は、事務内容の見直しを行うとともに、引き続き指定管理制度を有効活用しながら経費節減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費は昨年度とほぼ同額であったが、経常一般財源が増となっているため相対的に昨年度と比較して0.1ポイントの減となっている。構成比は全国平均、県平均、類似団体平均のいずれも下回っている。生活保護費がないことや、医療扶助費が低く抑えられていることが要因として考えられる。今後は高齢化に伴い扶助費の増加が見込まれるため、保健事業や予防事業を実施し、扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

構成比は全国平均、県平均、類似団体平均のいずれも下回っている。内訳は主に水道事業等の特別会計への繰出金である。令和2年度は水道事業特別会計への繰出金が皆増となったことから、昨年度より1.6ポイントの増となったが、いずれの会計とも比較的良好な経営状況であるために、繰出金の割合は低く抑えられている。今後も一般会計同様特別会計についても健全な運営を行い、繰出金が多額にならないように努める。

補助費等の分析欄

ふるさと応援基金繰入金を財源として充当したことから、経常経費充当一般財源が減額となったため、前年度と比較して3.5ポイントの減となっている。それでも全国平均、県平均、類似団体平均のいずれも上回っており、基幹産業である農業分野への補助金が多額であることが要因となっている。今後は事業内容等を精査するなど補助金の見直しを行い、効率的な財政運営を行っていく。

公債費の分析欄

計画的な繰上償還を実施しているため公債費は低く抑えられており、全国平均、県平均、類似団体平均のいずれも下回っているものの、大潟小中学校建設事業、認定こども園等建設事業等の大規模建設事業を実施したことから平成27年度以降は構成比が増加傾向となっている。今後は新規建設事業に係る地方債の発行を抑制し、公債費増加の抑制を図っていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外の割合は前年度と比較して3.3ポイント減少している。これは補助費の割合が大きく減少したことが主な要因である。水道事業特別会計などの各特別会計はおおむね良好な運営であることから繰出金は低く抑えられている。今後とも財政の効率化を図り、より一層の経費節減に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

実質収支額は前年度比で0.61ポイントの増となっている。年度ごとに数値の増減はあるが、黒字で推移している。実質単年度収支については、令和元年度は財源確保のため財政調整基金の取崩しを実施したことから、前年度比で14.61ポイントの大幅な減となり、マイナスに転じたが、令和2年度は財政調整基金の取り崩し額が大きく減少したためプラスとなった。財政調整基金残高は前年度比で0.20ポイントの減である。令和2年度は残高を積み増すことができたが、標準財政規模が増となっているため相対的に減となった。今後は計画的に積立てを行い、将来的な歳入減少、歳出増加に備えて財政調整基金残高の確保を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

一般会計で前年度と比較して黒字額の標準財政規模比が0.51ポイントの増となっている。平成30年度の天候不順により農業所得が減少したが、令和元年度は米の収量が回復し地方税収入が前年度と比べて増となっていることが主な理由である。前年度と比較して標準財政規模比の黒字額が増となった特別会計は、介護サービス事業、水道事業、公共下水道事業、診療所特別会計である。介護サービス事業は前年度と同程度であるが、水道事業では繰越金の増及び基金積立金の減、公共下水道事業では繰越金の増、診療所特別会計では診療収入が増となったこと等が主な理由である。前年度と比較して標準財政規模比の黒字額が減となった特別会計は、国民健康保険事業、介護保険事業の各会計である。国民健康保険事業は前年度と同程度であるが、介護保険事業では実質収支額が前年度比で若干の増となったものの、標準財政規模が増となったことから相対的に黒字額の標準財政規模比は減となった。いずれの会計でも赤字はなく、おおむね良好な運営である。今後も各会計ともに収入の確保、経費の縮減を図り、健全な運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金等:元利償還金については、平成22年度から25年度にかけて行われた大潟小中学校建設事業に係る地方債の償還開始に伴い増となっている。今後、認定こども園等建設事業の償還開始等に伴い増加し、償還のピークが令和5年度~7年度になると見込まれる。公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、水道事業特別会計において繰入金が皆増となったため大幅に増加している。算入公債費等:大潟小中学校建設事業に伴う元金償還開始等の影響で増加傾向にあったが、今年度は前年度と同額であった。今後も大規模建設事業の財源として地方債を発行する際は、交付税算入率の高い地方債を活用していく。今後も繰上償還の実施や徹底した歳出削減等により、実質公債比率の上昇抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担額:一般会計等に係る地方債の現在高が大きな割合を占めており、適時繰上償還事業を実施することにより将来負担額の引下げを行っている。令和2年度においても繰上償還を実施したため、地方債の現在高が減少している。今後も、老朽化した公共施設の大規模建設事業の財源として地方債の新規発行要素があるため、繰上償還を積極的に行い、将来負担額の抑制に努める。充当可能財源等:充当可能基金はほぼ横ばい傾向となっている。今後も計画的な基金の積み増しを行い、充当可能財源等の確保に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)令和2年度末の基金全体の現在高は811百万円で前年度比で9百万円の増となっている。主な理由は、ふるさと応援基金が前年度比で大幅に増額となったためである。一方で、繰上償還事業の実施により減債基金は減額となった。(今後の方針)認定こども園等建設事業等の大規模建設事業の財源として借り入れた地方債の償還のピークが令和5年度~令和7年度であると見込まれる。また、令和3年度からは大規模なかんがい排水施設の整備事業が実施されることから、今後は可能な限り基金の積み増しを行い、充当可能財源等の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)当初予算時に財源確保のために18百万円を取崩したが、3月補正において20百万円を積み立てを行ったことから、令和2度末の財政調整基金の現在高は267百万円で前年度比で2百万円の増となっている。(今後の方針)今後は大規模なかんがい排水施設整備事業が実施されることから、特定目的基金であるかんがい排水施設整備基金や減債基金を優先的に積み増していく。財政調整基金については、標準財政規模の1割を下回ることのないように運用していく。

減債基金

(増減理由)例年、当初予算において1百万円の積立金を予算措置している。令和2年度は繰上償還事業の実施により99百万円を取り崩したため、令和2年度末の減債基金の現在高は2百万円で前年度比で98百万円の減となっている。(今後の方針)基金の積立については、かんがい排水施設整備基金を最優先としながらも、計画的に繰上償還を実施ししていくために、減債基金も優先順位が高いものとして運用していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・かんがい排水施設整備基金は、かんがい排水施設整備事業に伴う負担金の支払い及び償還金に必要な資金として設置している。・ふるさと応援基金は、ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)を原資に、まちづくりのためにに必要な資金として設置している。・道路維持管理基金は、村道の維持管理をするための資金として設置している。・観光振興基金は、観光施設の整備や観光振興のための資金として設置している。・低炭素社会推進基金は、太陽光発電事業者の出資配当金を原資に、環境に配慮した低炭素社会の推進に係る事業のための資金として設置している。(増減理由)前年度の一般会計の剰余金を3月補正で増額補正し積み立てている。令和2年度については、かんがい排水施設整備金に31百万円、ふるさと応援基金はふるさと応援寄附金を財源に261百万円を積み立てた一方、道路維持管理基金では20百万円、観光振興基金では30百万円をそれぞれの事業に充当するために取り崩しており、その他特定目的基金全体で前年度比106百万円の増となっている。(今後の方針)令和3年度より大規模なかんがい排水施設整備事業が実施されており、かんがい排水施設整備基金を優先的に積み増していく予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、前年度に比べ上昇しているが、類似団体平均よりもやや低い水準となっている。役場庁舎など耐用年数を経過した施設や耐用年数近くまで経過した施設が増加する一方、建て替えを予定している施設は少なく、今後も有形固定資産減価償却率の上昇が見込まれる。今後も、大潟村公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。

債務償還比率の分析欄

平成21年~24年度にかけて実施した小中学校建設と平成29年~30年度にかけて実施した認定こども園建設で、基金を取り崩し、多額の地方債を発行した影響等から、将来負担額が増加し、債務償還比率は類似団体平均よりも高い水準にある。令和2年度は、繰上償還を実施したことで、地方債残高が減少し前年度より比率が改善した。今後も特定目的基金を中心に積み増しを行うこととしており、比率改善が見込まれるが、引き続き徹底した歳出削減を行い、積極的な繰上償還と地方債発行抑制による将来負担額の軽減に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均よりもやや低い水準にあるものの、将来負担比率は類似団体平均よりも高い水準にある。将来負担比率が類似団体平均より高い水準にある要因は、小中学校(平成21~24年度)や認定こども園(平成29~30年度)建設に伴う地方債の発行や、基金の取崩しによるものであるが、地方債の繰上償還や発行額の抑制により、前年比15.2%の減となった。今後も引き続き、地方債の繰上償還や発行額の抑制による将来負担額の軽減と、大潟村公共施設等総合管理計画に基づき施設の長寿命化に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は平成28年度までは類似団体内平均を下回っていたが、近年増加傾向にあり、平成29年度以降は類似団体内平均を上回っている。これは、平成21年~24年度にかけて行った小中学校建設の地方債の償還が始まった影響が大きい。令和3年度から着工される国営かんがい排水事業について、村負担分は事業が完了する令和25年度の支出となる見込みであり、それまでは金額の大きな地方債の発行は予定していないため、将来負担比率については減少傾向が見込まれるが、所属する男鹿地区消防一部事務組合で地方債の償還が始まるため、実質公債費比率については一時的に増加する見込みである。特別な理由が無い限り、地方債借入額が償還額を上回らないことを基本とし、繰上償還や施設更新費用の計画的な積み立てなどを検討し、両比率の抑制と平準化を図っていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県大潟村の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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