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地方財政ダッシュボード

宮城県石巻市の財政状況(2020年度)

宮城県石巻市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は前年度から横ばいとなっているが、単年度で見た場合は0.55ポイントで前年度比0.01ポイント改善している。これは主に地方消費税交付金、法人事業税交付金の増など収入面での改善によるものである。しかし、他団体と比較すると類似団体平均を0.28ポイント下回る状況となっている。このため、特に通常予算については、歳出の徹底的な見直しと歳入確保に努めるとともに、「行財政改革推進プラン2025」に沿った施策の重点化の両立を果たしながら、より一層の財政基盤強化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較し2.4ポイント改善している。令和元年度は借換債の発行を行わず償還したが、令和2年度は借換を行ったために経常的支出が減少した。公債費については将来負担とのバランスを考え、計画的な地方債の発行と償還が必要になる。今後、復旧・復興事業により新設した施設の管理費等新たな増要因も見込まれる。「公共施設等総合管理計画」等に基づき、計画的な施設の管理・整備・統廃合を図り、経費の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口減少の影響はもとより、会計年度任用職員制度の新設に伴う期末手当の増等の理由により、前年度と比較し8,610円の増となっている。震災からの復旧・復興に伴い多くの人件費や物件費を必要としてきたが、今後においては「職員定員適正化計画」等に基づき人員の精査を行うなどし歳出の抑制に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

実施済の給与削減計画により類似団体の中でも低い水準にあり、引き続き縮減に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

市の面積が広大であることもあり、類似団体と比較して支所等を多く配置しなければならないことや、復興事業の推進のため、退職者の再任用や任期付職員の採用を進めている関係上、平均を約3人上回る状況となっている。一方で、復興事業の進捗等により減少傾向にあり、令和元年度と比較して0.54人下回った。今後においては「職員定員適正化計画」に基づき、退職・採用及び職員の適正な配置に努めていくものとする。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率が改善した要因は、合併特例債事業(新庁舎建設事業)の償還終了等による元利償還金の減少と、法人事業税交付金や地方消費税交付金等の交付金の増加が主なものである。しかし、類似団体と比較すると依然として高い状況にある。今後も、施設の老朽化対策・長寿命化等による起債額も多額となることが見込まれているが、施設の統廃合計画を踏まえ、緊急度・住民ニーズを的確に把握した中で、起債に大きく頼ることのない財政運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率が悪化しているが、これは地方債の残高増加等による将来負担額の増加と、復興事業の進捗に伴う復興財源の取り崩しによる充当可能財源等の減少が主な要因である。今後においては、地方債発行事業を再度検討し、地方債発行の抑制を図るとともに、行財政運営の見直しを的確に行いながら、健全な財政運営に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度の新設により、これまで物件費として扱ってきたものが人件費扱いとなったほか、期末手当分の純増等により、人件費に係る経常収支比率は悪化している。「職員定員適正化計画」に基づき、退職・採用及び職員の適正な配置を進めている状況であり、会計年度任用職員も含めて職員数の適正化や業務の改善に努めていく。

物件費の分析欄

会計年度任用職員制度の新設により、臨時的職員賃金として扱ってきたものが人件費扱いとなったことから、物件費に係る経常収支比率は改善している。一方、震災からの復旧・復興事業により建設した建物の維持管理や老朽化した公共施設への対応等により、管理経費や修繕費用など物件費の増大が懸念される。「公共施設等総合管理計画」に基づき、計画的な施設の管理・整備・統廃合を図っていく。

扶助費の分析欄

児童扶養手当の制度改正に伴う減(令和元年11月の法改正により令和元年度の支給時期は計15ヶ月あった)や、臨時的職員賃金が皆減(会計年度任用職員制度の新設により人件費扱いとなったため)したことから、扶助費に係る経常収支比率は改善している。近年は上昇傾向にあり、社会情勢により今後も上昇が続くことが懸念される。生活保護受給者に係る資格審査の適正実施等、精査に努めていく。

その他の分析欄

令和2年度から下水道事業が公営企業会計へ移行したことに伴い、下水道事業特別会計繰出金から下水道事業補助金に振り替わったことにより、類似団体の平均に近い数値へ改善した。本項目には各特別会計への繰出金が含まれており、特別会計での事業等を精査し、改善に努めていく。

補助費等の分析欄

令和2年度から下水道事業が公営企業会計へ移行したことに伴い、下水道事業特別会計繰出金から下水道事業補助金に振り替わったことにより、補助費等に係る経常収支比率は悪化している。また、補助費等には市立病院事業への運営費補助金等も含まれており、類似団体と比較して高い水準となっている。各企業会計運営の健全化や各種団体への補助金交付の精査等、負担額の抑制に努めていく。

公債費の分析欄

令和元年度は14億6千万円の借換債の発行を行わず償還したが、令和2年度は8億7千万円の借換を行ったことで、公債費に係る経常収支比率は改善している。近年の複合文化施設整備や最終処分場建設等により、後年の公債費負担額が増大することが懸念される。繰上償還の実施検討、起債事業の検討・抑制等を行い、後年度の負担軽減に努めていく。

公債費以外の分析欄

経常収支比率が類似団体平均を上回っている状況が続いており、これは病院事業会計や下水道事業会計への補助金が大きな要因であると考えられる。今後は、「行財政改革推進プラン2025」等に基づき、施策の重点化の両立を果たしながら、歳入確保や経費削減に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

復旧・復興事業に係る復興財源の積立及び取り崩しにより、近年においては財政調整基金残高の変動が大きなものとなっている。令和2年度では、既交付分の震災復興特別交付税の取り崩し等により、財政調整基金残高は大きく減少し、実質単年度収支についても大きく落ち込んだ。復旧・復興事業の収束後には震災復興特別交付税の精算が見込まれることから、財政健全化と必要な財源確保に努めるとともに、財政調整基金残高の動きに注視していく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和2年度決算も、前年度に引き続き連結実質収支が黒字となった。一般会計では、標準財政規模に対する比率は12.59%と前年度より2.43ポイント増加した。復興交付金繰入金等の繰越事業に係る財源の増加が主な要因である。また、全会計においても連結実質赤字比率は発生していない状況である。しかし、復旧・復興事業の収束に伴い、特定財源の減少が見込まれることから、連結実質赤字比率の算定に影響を与える可能性がある。今後も、一般会計を含むすべての会計において、各種経営(財政)計画等に基づき、持続的な経営・財政の健全化に努めていくものとする。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

震災以降、極力償還を優先し借換額を抑えてきた。令和2年度については、870百万円の借換を行ったこと、これまで借換を控えてきたことによる公債費残高の減少により、元利償還金は前年度比1,267百万円の減となった。この結果、単年度実質公債費比率は前年から減少しているところである。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

複合文化施設や小学校施設等の建設・改修に伴い地方債を発行したことにより、地方債現在高が増大したため将来負担額が増加することとなった。一方、充当可能財源等については、復興事業の進捗により復興財源の取り崩しを行ったことで財政調整基金が減少したために、減少することとなった。以上の要因により、将来負担比率は平成29年度以来3年ぶりに計上(0.8%)することとなった。今後についても、復旧復興事業の進捗により基金繰入れが生じること及び復興事業における各種交付金の精算等により、今後基金残高の減少が見込まれる。繰上償還や新規発行の抑制により、財政の健全化に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)復旧・復興事業の進捗により、復興交付金や震災復興特別交付税等、各種基金へ既積立済みの復興財源を取り崩ししたことから、基金総額が834億3千万円減額した。(今後の方針)復旧・復興事業の財源として積み立てられているその他特定目的基金が、復旧復興期間終了に向けて減少を続ける中で、財政調整基金現在高等を注視し、適切な基金の運用・管理に努めていくものとする。

財政調整基金

(増減理由)復旧・復興事業の進捗に伴い、既交付済みの震災復興特別交付税の取り崩し等により、財政調整基金残高は前年度比56億4千万円減少した。(今後の方針)復旧・復興事業の収束に伴い、復興財源の精算により財政調整基金の取り崩しが発生することが見込まれる。その後は通常の予算規模及び財政調整基金残高となり、震災後の新たな公共施設の維持管理経費等が発生することから、財政調整基金残高の動きに注視するとともに、十分な財政調整機能が果たされるよう適切な基金の運用・管理に努めていく。

減債基金

(増減理由)産業用地の土地売払収入やこども園建設寄附金の積立により、減債基金残高は前年度比1億4千万円増加した。(今後の方針)新たに整備した施設等の償還に対応するため、繰上償還等も検討しながら適切な基金管理に努めていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)市営住宅管理運営基金:市営住宅の管理・解体・大規模修繕等震災復興基金:復旧・復興事業地域づくり基金:市民の連帯の強化及び均衡ある地域振興に資するための事業公共施設等整備基金:施設の統廃合・大規模修繕等がんばる石巻応援基金:市の各種重点事業(増減理由)市営住宅管理運営基金の積立により43億円の増等増要因がある一方、復旧・復興事業の進捗に伴う東日本大震災復興交付金基金の全額取り崩し(-758億8千万円)により、その他特定目的基金合計の残高は779億3千万円の減となった。(今後の方針)これまでは復旧・復興事業関連の基金残高が多くを占めていたが、今後については基金の集約化を図る等、計画的な基金の運用・管理に努めていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率はほぼ横ばいではあるものの、類似団体と比較して低い水準にある。主な要因としては、東日本大震災により被災した各種公共施設を新たに整備したことにより、減価償却開始後間もない施設が多いことが挙げられる。また、施設類型別で見た場合に低いものは、公営住宅21.5%、児童館24.1%、公民館27.7%、消防施設24.3%、市民会館7.6%となっており、類似団体内で上位の数値となっている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率はほぼ横ばいであり、類似団体と比較して高い水準にある。主な要因としては、類似団体と比較して職員数が多く、人件費が高い水準にあることが挙げられる。今後は、令和2年度に策定した石巻市職員定員適正化計画において、令和6年度までに職員数を令和2年度比で222人(約14%)削減することとしており、人件費の削減に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率及び有形固定資産減価償却率はともに近年ほぼ横ばいとなっており、類似団体と比較して低い水準にある。主な要因としては、東日本大震災により被災した各種公共施設を新たに整備したことにより、減価償却開始後間もない施設が多いことが挙げられる。また、復旧・復興事業で整備した施設の財源として、そのほとんどが地方債発行によらない方法により対応したことが、有形固定資産減価償却率と将来負担比率がともに低い水準で推移している要因の一つと考えられる。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体と比較して低いものの、実質公債費比率は類似団体と比較して高くなっているが、実質公債費比率は年々低下しており、両比率とも健全な水準を維持している。これは、地方債を発行する事業を厳選し毎年の新規発行額を抑制してきたほか、借換債を発行せずに予定を前倒しして地方債を償還したことなどによる成果である。今後は、東日本大震災からの復興に向けて整備した災害公営住宅に係る公営住宅建設事業債の元金償還が本格化することにより、実質公債費比率の悪化が懸念されることから、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

宮城県石巻市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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