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地方財政ダッシュボード

宮城県石巻市の財政状況(2018年度)

宮城県石巻市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

東日本大震災に伴う人口減少等により落ち込んだ市税については、被災者の住宅再建や各種復興事業の実施により、震災以前の水準まで回復した。財政力指数は前年度から0.01ポイント上昇しているものの、類似団体平均を0.31ポイント下回る状況となっている。このため、特に通常予算については、歳出の徹底的な見直しと歳入確保に努めるとともに、行財政運営プランに沿った施策の重点化の両立を果たしながら、より一層の財政基盤強化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

社会構造的な要因から補助費及び扶助費が増加傾向にあるのに加え、物件費についても復興事業により建設された公共施設の維持管理経費の増加により、経常的支出の抑制に努めることが難しい状況が続いている。平成30年度は借換債を発行しなかったことにより、公債費も増加しているが、将来負担とのバランスを考え計画的な地方債発行が必要となると思われる。今後とも、さらなる事務事業の見直しを行うとともに、すべての事務事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を進めるなど経常経費の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

震災に伴う復旧・復興事業により、平成23年度以降人件費や物件費が急激に上昇したことに起因しており、復興期間が完了するまでの間は一定程度の金額が上乗せされた状態で推移することが予想される。通常予算においては、民間でも実施可能な部分について指定管理者制度の導入など、積極的に事務事業の委託を進めてきたが、復興創生期間の終了を見据え、これまで以上のコスト削減について強く推進していく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

実施済の給与削減計画により類似団体の中でも低い水準にあり、引き続き縮減に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

各種公共施設の指定管理や事務の民間委託等の対策は講じてきているものの人口減少や市の面積が広大であることもあり、類似団体と比較して支所等を多く配置しなければならないことや、復興事業の推進のため、退職者の再任用や任期付職員の採用を進めている関係上、平均を約4人上回る状況となっている。復興期間が完了するまでの間は、ほぼ同水準で推移するものと思われるが、その後については、事務事業のさらなる民間委託や行財政改革の推進により、適切な定員管理に努めていくものとする。

実質公債費比率の分析欄

借換債の発行抑制に努めたことに加え、公営企業への繰出金が減少したことにより、対前年度比で0.8ポイント減少したところである。しかし、類似団体の平均と比較すると、約2倍の比率となっており、厳しい状態であることが読み取れる。今後も、施設の老朽化対策・長寿命化等による起債額も多額となることが見込まれているが、緊急度・住民ニーズを的確に把握した中で、起債に大きく頼ることのない財政運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

平成30年度については、将来負担比率はなくなった。この要因としては地方債現在高が上昇したものの、充当可能基金や充当可能特定財源が増加したことにより、将来負担比率の分子がなくなったことによるものである。ただし、本市においては復興事業における各種交付金の精算により、今後、基金残高の減少が見込まれることとなる。今後も、地方債発行事業を再度検討し、地方債発行の抑制を図るとともに、行財政運営の見直しを的確に行いながら、健全な財政運営に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

復旧・復興事業の進捗状況に応じて業務の見直しを行い、より適正な定員管理に努めたことで、人件費に係る経常収支比率は改善した。ただし、類似団体の平均よりも2.3ポイント高い数値を示していることから、復旧・復興事業を最優先にしつつも業務の見直し等を積極的に進め、各種手当を含めた人件費の削減・抑制に努めていくものとする。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、震災で公共施設が被災したことにより、一時的に管理経費等が減となっていることが要因と考えられる。しかし、今後は施設の再開等により、管理経費や維持補修費が増となる見込みであることから、行財政改革への取組みを通じ、物件費の削減に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回っているものの、生活保護費や自立支援給付費の増加に加え、子育て支援の拡充に伴い上昇傾向にある。震災後の各種支援により減少した生活保護受給者数は、高齢化の影響もあり、今後増加していくことが懸念されているため、資格審査等を適正に実施するなど、財政を圧迫する上昇傾向に歯止めをかけるよう努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金の増加が主な要因で、特に下水道事業特別会計への公債費繰出金が大きな要因となっている。今後は、独立採算の原則に立ち返り、税収を主な財源とする普通会計の負担額減少に積極的に努めるものとする。

補助費等の分析欄

補助費等については、本市の場合、消防やごみ処理等に係る広域行政事務組合への負担金や市立病院事業への運営費補助金等が含まれているため、単純に類似団体と比較することは難しい。しかし、市立病院の再開に伴う増加に加え、各種団体等への補助金が例年多額になっていることを鑑み、今後の補助金交付について、その交付の適正化について精査していく必要がある。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、平成30年度決算においては、前年度比0.7ポイント悪化し、類似団体平均を1.2ポイント下回った。近年の災害公営住宅整備等により、地方債現在高としては前年度を上回っており、今後は、当該公債費が増加していくことが確実となっていることからも、各種事業の重点化・適債性を再検討し、地方債発行の抑制に努めていく。

公債費以外の分析欄

経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金の増加が主な要因で、特に下水道事業特別会計への公債費繰出金が大きな要因となっている。今後は、独立採算の原則に立ち返り、税収を主な財源とする普通会計の負担額減少に積極的に努めるものとする。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金は、中期的な見通しのもと、決算剰余金を中心に積み立てし、最低水準の取崩しに努めている。しかし、既交付済の震災復興特別交付税の過大算定分返還が必要になる場合もあり、安定したものではない。実質単年度収支は、繰り越し事業の影響等から、平成30年度もマイナスとなった。今後も震災復興特別交付税の精算や、復興関連施設の維持管理費増も懸念されるため、財政健全化と必要な財源確保に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成30年度決算は、前年度に引き続き連結実質収支が黒字となった。一般会計では、標準財政規模に対する比率は18.70%と前年度よりも0.61ポイント増加した。全会計においても連結実質赤字比率は発生していない。しかし、復旧・復興事業の収束に伴い、特定財源の減少が見込まれることから、連結実質赤字比率の算定に影響を与える可能性がある。今後も、一般会計を含むすべての会計において、各種経営(財政)計画等に基づき、持続的な経営・財政の健全化に努めていくものとする。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

震災以降、極力償還を優先し借換えを控えてきていたこともあり、元利償還金は平成30年度借換債の発行を見送ったことにより、対前年度比で625百万円増加した。一方で、公営企業債の元利償還金は354百万円減少となったことから、(A)は前年度比211百万円の増となった。また、(B)は前年度比37百万円の減となり、分子((A)-(B))は248百万円の増となった。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

地方債の発行額については、総額63.7億円と前年度比12.4億円ほど減少したものの、旧合併事業特例債で約32.1億円発行するなど、以前とした高い発行額となっている。地方債現在高としては、約1億円の増加となったが、公営企業債等繰入見込額の減少(51.9億円)等により、将来負担額(A)は約57.5億円の減少となった。また、将来負担額から減ずることとなる充当可能基金額が増加(約35.9億円)したことにより、将来負担比率の分子としては、将来負担額(A)を充当可能財源等(B)で賄うことが可能となり将来負担額はなくなっている。しかし、本市においては復興事業における各種交付金の精算により、今後、基金残高の減少が見込まれることとなる。今後とも、繰上償還や新規発行の抑制により、財政の健全化に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)復旧・復興事業の進捗に伴い復興交付金基金及び、震災復興基金を取り崩して事業を進めていることにより基金総額が減少した。(今後の方針)復旧・復興事業の財源として積み立てられている特目基金が、復興期間終了に向けて減少を続ける中で、財政調整基金現在高等を注視し、適切な基金の運用・管理に努めていくものとする。

財政調整基金

(増減理由)復旧・復興事業に係る震災復興特別交付税の交付において、対前年比61億7千万円の増加が生じたことなどにより、財政調整基金は対前年比8億8千万円の増加となった。(今後の方針)復旧・復興事業完了までの間は、震災復興特別交付税の精算が生じることとなり、今後は現年の交付額が減少し、過大算定分の返還額が大きくなることが予想される。震災後の新たな施設の維持管理経費増加等に対応するためにも、十分な財政調整機能が果たされるよう適切な基金の運用・管理に努めていくものとする

減債基金

(増減理由)産業用地整備事業特別会計の事業終了に伴う、公債費の一括償還により対前年比約9.5億円の減となった。(今後の方針)復旧・復興事業に関係する債務の繰上げ償還の財源とすること等を検討し適切な基金管理に努めていくものとする。

その他特定目的基金

(基金の使途)東日本大震災復興交付金基金:復旧・復興事業震災復興基金:復旧・復興事業市営住宅管理運営基金:復興住宅等の管理等地域づくり基金:市民の連帯の強化及び均衡ある地域振興に資するための事業(仮称)石巻市民ホール建設基金:現在建設中の(仮称)石巻市民ホールの建設事業(増減理由)復旧・復興事業の進捗に伴い、復興交付金基金77.7億円減、震災復興基金48.2億円の減であったが、市営住宅管理運営基金は43.3億円の増となった。(今後の方針)復旧・復興事業が完了することで、復興交付金基金等は無くなくなり基金残高は大幅に減少する。今後も事業の目的に従い、計画的な基金の運用・管理に努めていくものとする。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は56.6%となり、類似団体平均60.2%より低い数値となった。これは復興事業により道路・公園・消防施設などの固定資産が更新されているため、類似団体内平均値よりは低い値となっていると考えられる。今後も復興事業による、新規の固定資産は増大していく見込みとなるが、それぞれの公共施設等において維持管理経費に留意しながら適正な管理に努めていきたい。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は766.7%となり、類似団体内平均と比較し比率が高くなっているが、県内平均よりは下回っている状況である。本市においては復興事業が継続中であり、復興関係で各種基金残高が肥大化し、充当可能財源が膨らんでいる状況である。このことから、通常時とは全く異なる財政体系をなしているため、現段階で長期的な先を見据えての分析を行うことは難しいところである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率がやや上昇する一方で、将来負担比率は大幅な改善傾向にある(H30年度は0%となり、H29年度の7.1%から大きく改善されている)。大きな要因としては、市営住宅管理運営基金など充当可能特定財源が増加した一方で、下水道事業及び病院事業に係る公営企業債等繰入見込額が激減としたことにより、将来負担比率の分子が負の値となったことによるものが大きい。復興事業継続中のため、今後も新期の固定資産は増大する見込みではあるが、現段階で長期的な先を見据えての分析を行うことは難しいところである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は0%、実質公債費比率9.5%と共に大きく改善された。実質公債費比率の減要因としては復興事業における区画整理新市街地に係る用地先行取得債の返済終了等が大きい。しかし、類似団体の平均と比較すると、実質公債比率は約2倍の比率となっており、依然として厳しい状況であることが読み取れる。今後も、復興公営住宅及び複合文化施設に係る公債費償還の開始や学校等の施設の老朽化対策・長寿命化等による市債発行額も多額となることが見込まれているが、緊急度・住民ニーズを的確に把握した中で、財源確保に邁進しつつも、起債に大きく頼ることのない財政運営に努めていきたい。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

宮城県石巻市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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