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財政力指数の分析欄個人・法人関係の減収により、年々基準財政収入額が減少傾向にある。緊急に必要な事業を峻別し、投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、企業誘致等の地域活性化に向けた施策も行い、財政基盤の強化に努める。 | 経常収支比率の分析欄原油価格の高騰による光熱水費の増加により経常経費は増加した。また今後の見込みとしても電算システム導入による経常経費の増加を予測していることからも、税金の収納率を向上や、財源の確保(ふるさと納税等)に努めるとともに、経常経費の削減も併せて進め、経常収支比率の適正化を目指すこととする。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体平均値を上回っているのは、物件費(人件費的要素が強い賃金)が要因である。近年、電算システム等の委託料の増加が要因と考えられ、今後も電算システムは増加傾向が予測されることから、職員人員の合理化や事務事業の見直し等により業務の効率化を進め、経費削減に努める。 | ラスパイレス指数の分析欄給与体系の見直しが遅れ、類似団体平均を上回っている。また、国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置が無いとした場合においても100.9と全国的にも高い水準にあるが、これは退職者不補充による年齢層に偏りがあるためであり、これを解消しつつ中長期的な計画でラスパイレス指数の引き下げに努める | 人口1,000人当たり職員数の分析欄人口が少ないことから類似団体平均値を上回っている。退職者不補充で職員数を抑制を進めていたが、職員の年齢構成の不均衡が進んでいることから、総数を抑制しつつも計画的な職員採用を進めていく必要があり、業務の効率化図りつつ、定員適正化計画を策定(平成28~32年まで)し適正な定員管理に努める。 | 実質公債費比率の分析欄過去からの起債抑制により類似団体平均値を下回っているが、今後も必要な単独事業については財源確保に努め、起債発行を最小限に抑える財政運営を続け、現状の水準維持に努める。 | 将来負担比率の分析欄普通建設事業費(単独事業)の増加にともなう基金充当により、基金残高が減少したことから将来負担比率が増加した。今後も長寿命化に伴う橋梁等の改修事業が行われ、起債発行が見込まれることから、将来負担は増加することが予測されることから、財源の確保や財政規模に見合った計画的な財政運営に取り組み現状の維持に努める。 |
人件費の分析欄年齢層に偏りがあるため、これを解消しつつ中長期的な計画で総数を抑制しつつも計画的な職員採用を進め、業務の効率化図りつつ、適正な定員管理及び人件費の抑制に努める。 | 物件費の分析欄人件費的要素の強い物件費支出が多いためであり、退職者不補充を臨時職員及び嘱託職員の賃金で補てんしていることや、委託料の増加が要因である。特に今年度は、原油価格等の高騰により光熱水費の増加が著しく、今後も物件費は増加の懸念があることからも、省エネの施策を進めるとともに、業務の効率化にも取り組み経費削減に努める。 | 扶助費の分析欄比較的低い水準で推移してきているが、障害者の自立支援給付費の増、医療費無償が18歳までと拡大したことによる医療費の増、また高齢者人口の増による老人福祉費の増が見込まれることからも、財政状況を踏まえ計画的な社会福祉事業を推進していくことに努める。 | その他の分析欄下水道事業特別会計、簡易水道事業特別会計に対する赤字補てん的な繰出金によるものが割合を占めている。しかし、各々が住民生活に欠かせない事業ではあるが、独立採算の原則に立ち返り、事業内容の精査に努め引き続き経費削減を図る。また、簡易水道事業では取水施設建設が施工されていることからも、一時的に特別会計への繰出金が増加しているが、財政状況を踏まえ普通会計及び特別会計の運営計画を総括的に管理し、占冠村の歳入に見合った歳出に努める。 | 補助費等の分析欄消防・環境衛生・給食等の広域連合負担金など、過疎地特有の財政負担により類似団体平均値を上回ってる。今後も事務の広域化に伴う補助費の増加が見込まれるが、補助費の抑制に努める。 | 公債費の分析欄起債の制限や元利償還の完了により減少となったが、今後は臨時財政対策債、学校耐震化工事、取水施設建設などの大型事業の起債償還が開始されることから、今まで同様、計画的かつ合理的な起債発行に努め引き続き水準を抑える。 | 公債費以外の分析欄人件費、物件費及び補助費により類似団体平均値を上回っている。平成26年度は計画的な職員の新規採用や公営住宅等の改修による今後の維持修繕費の削減、またOA機器の合理化を進め経常経費の削減に努めてきたが、更なる行政の効率化をめざし、財政の健全化を図る。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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