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前年度と比較して0.01ポイント減の0.60で,類似団体平均値を下回っている。これは,景気の低迷等による市税収入の減少に加え,合併による影響などによるものである。今後とも財政基盤の強化を図るため,財政の健全化に努めていく。
前年度と比較して1.9ポイント増の95.3%で,類似団体平均値を上回っている。これは,市税収入等が減少する一方で,義務的経費の占める割合が高いためである。今後とも経常経費の抑制に努め,財政構造の弾力性の確保に努めていく。
前年度と比較して2,917円減の117,161円で,類似団体平均値を上回っている。これは,人件費が類似団体平均を上回っていることが主な要因であると考える。今後とも定員の適正化に努め,職員人件費の縮減に努めていく。
平成24年度をもって,財政集中改革プログラム(計画期間5年間:平成20~平成24年度)の一環として実施していた給料の独自カット(-2.5%~-5%)を終了した。また,比較対象である国家公務員においては,平均7.8%の時限的な特例減額が実施されている(本市は平成25年7月から一律-3%の特例減額を実施)。これら要因により,平成25年4月時点の公表値が109.5となったものである。引き続き,ラスパイレス指数の変動を注視しつつ,より適正な給与制度の確立に努める。
前年度と比較して0.15ポイント減の7.89人であるが,依然として類似団体平均値を上回っている。これは,保健所設置市であることや重要港湾呉港の港湾管理者となっていることの他,単独で消防本部を設置していることなどがその要因となっている。平成25年3月に,平成30年度当初の総職員数(上下水道局を除く)を1,690人体制(平成24年度比較-439人)とする「呉市職員体制再構築計画(計画期間6年間:平成25~平成30年度)」を策定し,この着実な実現のため,公立保育所の民営化,ごみ収集業務の民間委託をはじめとした事務事業等のアウトソーシング,上下水道局統合などの事務の効率化,公共施設の再配置に取り組んでいる。今後も,簡素で効率的な「小さな市役所」実現に向け取り組んでいく。
前年度と比較して0.4ポイント減の12.6%となっているものの,過去に借り入れた市債の償還金が高額であるため,依然として類似団体平均値を上回っている。今後とも,市債を活用して実施する投資的事業については,後年の財政負担を考慮し,財源的に有利な市債を活用するなど計画的な実施に努める。
一般会計等に係る地方債の現在高や公営企業債等繰入見込額等が減少したことから,前年度と比較して9.0ポイント改善した。今後とも計画的な財政運営を行なうことで,財政の健全化に努める。
前年度と比較して0.3ポイント減の30.7%で,類似団体平均値を上回っている。これは,職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因と考えられる。今後とも定員の適正化に努め,職員人件費の縮減に努めていく。
前年度と比較して1.4ポイント増の24.4%で,類似団体平均値を上回っている。これは,大型事業の集中や合併による市債の引き継ぎなどにより市債元利償還金の歳出に占める割合が大きいことが原因と考えられる。今後とも市債を抑制するとともに,市債を活用する場合においても後年の財政負担を考慮し財源的に有利なものを計画的に借り入れることとする。
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