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財政力指数の分析欄平成25年度以降増加傾向であったが、令和3年度から若干の減少となっている。類似団体平均を下回っている状況であるため、市税等の多様な納付手段の拡充による収納率向上を目指すとともに、事務事業と職員体制の見直しを継続的に行うことにより、更なる財政の健全化を図る。 | |
経常収支比率の分析欄物件費及び人件費減等により経常経費は減少、経常収支比率は前年度より0.5ポイント減少した。今後も引き続き財政の硬直化が懸念されるため、経常経費の削減と収入の確保を図りながら、健全な財政運営に努める。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄物件費(地域活性化プレミアム付電子商品券事業等)および人件費が減少したため、人口一人当たりの決算額は前年度から5,930円減少の150,575円となっている。職員の定員適正化と時間外勤務の削減を図るとともに、指定管理者制度の継続や内部管理経費の削減により、一層の節減に努める。 | |
ラスパイレス指数の分析欄平成22年度以降、類似団体平均を上回っているが、ラスパイレス指数上昇の要因である高齢層職員の退職等により、近年は下降の傾向にある。今後も地域における民間給与等の状況を勘案し、国及び県の勧告を参考に給与の適正化に努める。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄第4次職員定員適正化計画により職員数の適正化を図っているが、平成31年4月の中核市移行に伴い、増加する事務事業の必要職員の配置を平成29年度から行っているため、前年度と比べ0.26人増の7.02人となり類似団体平均を上回った。今後も事務事業の負担に対して適正な職員配置の推進を図る。 | |
実質公債費比率の分析欄平成26年度以降減少傾向であったが、令和5年度は公債費に準ずる臨時財政対策債及び学校教育施設等整備事業債の償還開始に伴い、前年度と比べ0.2ポイント増加し7.8%となった。今後も地方債の発行に当たっては、交付税措置される有利な起債を活用するとともに、新たな債務負担については、内容を精査することにより財源の確保に努める。 | |
将来負担比率の分析欄公営企業債等繰入見込額の減等により、将来負担額が減少したこと及び都市計画税の充当可能額の減等により、充当可能特定財源が減少したこと等により、前年度と比べ4.5ポイント減少している。今後は市民会館整備や観光案内所整備などハード整備による増加が見込まれることから、交付税措置される有利な起債の活用や充当可能基金の確保、積み増し等を行い、現在の負担と将来の負担のバランスを念頭に置いた財政運営を行っていく必要がある。 |
人件費の分析欄退職手当等の減により人件費が減少したことで、構成比は前年度比0.8ポイント減の22.8%となった。事務事業の負担に対して適正な職員配置を行うとともに時間外勤務の削減を図り、人件費節減に努める。 | |
物件費の分析欄新型コロナワクチン接種事業委託料の減等により、構成比は前年度と比べ0.2ポイント減少の16.6%となった。今後も行政評価による事業見直し、指定管理者制度の継続、内部管理経費の削減等を図り、より一層の削減に努める。 | |
扶助費の分析欄平成20年度以降増加傾向であったが、令和3年度は他の経常経費の増加により構成比が減少していた。令和5年度は自立支援給付費の増等により前年度と比べ0.3ポイント増加の11.8%となった。 | |
その他の分析欄令和5年度は、後期高齢者医療事業会計療養給付費等負担金の増等により、前年度と比べ0.3ポイント増加し、14.4%となり、類似団体平均よりも高い水準になっている。各会計への繰出しが赤字補てん的なものにならないよう経費削減を行うとともに、使用料や保険料の徴収率向上に努める。 | |
補助費等の分析欄令和5年度は、山形広域環境事務組合負担金の増等があったが、前年度と比べ横ばいとなっている。引き続き補助金の合理化、適正化に努める。 | |
公債費の分析欄臨時財政対策債及び学校教育施設等整備事業債の償還が開始したが、高金利時代に借り入れた市債の償還が進んでいること等により、総額は前年度に比べて減少した。構成比については、前年度と比べ0.1ポイント減少の14.5%となった。 | |
公債費以外の分析欄令和5年度は、全体としての比率は前年度と比べ0.4ポイント減少し、類似団体平均を下回っている。行政評価の活用による事業の見直しや内部管理経費の削減、職員の定員適正化を図り、より一層の経費削減に努める。 |
歳出決算総額は、住民一人当たり466,034円となっている。主な構成項目である民生費は住民一人当たり176,316円となっており類似団体平均と比べて低い水準にある。令和5年度は後期高齢者医療事業療養給付費負担金の増等により、住民一人当たり前年比で6,486円の減となった。総務費は道の駅整備事業費及び公共施設等整備・総合管理基金積立金の増等により、住民一人当たり前年比で1,774円増加し56,708円となり、類似団体平均と比べて高い水準が維持されている。商工費は中小企業緊急経済対策金融支援基金積立金の減等により、住民一人当たり前年比で2,785円減少し27,425円となり引き続き類似団体平均と比べて高い水準で推移している。土木費は道路除排雪事業費や街路事業費の減などにより、前年比で262円減少し52,570円となり、引き続き類似団体平均と比べて高い水準になった。教育費は南沼原小学校校舎等改築事業や西山形小学校校舎等改築事業費の減等により、前年比で14,678円減少し住民一人当たり53,176円となったが、類似団体平均と比べて高い水準が維持された。
歳出決算総額は、住民一人当たり466,034円となっている。人件費は、住民一人当たり67,076円で類似団体平均と比べて高い水準にあり、時間外勤務手当の増等が要因で、前年と比較し増加している。扶助費は、住民一人当たり111,177円となっており、前年と比較し増加しているが、類似団体平均と比べると低い水準にある。普通建設事業費のうち新規整備については蔵王温泉出張所整備事業の増等により前年度比で2,388円増加し11,683円となり、類似団体平均を上回った。普通建設事業費のうち更新整備については南沼原小学校校舎等改築事業の減等により前年度比で17,797円減少し25,047円となった。積立金は、住民一人当たり、前年度比で3,321円減少し9,143円となった。財政調整基金積立金の減等が要因である。
分析欄財政調整基金残高は標準財政規模比で0.56ポイント減少し、実質収支額が標準財政規模比で0.92ポイント減少したが、実質単年度収支は、前年比で1.2ポイント増加している。しかし、未だ赤字となっている。今後も災害等不測の事態への対応や歳入の減少に備え、財政健全化の面からも、適正な水準の確保に努める。 |
分析欄全会計で黒字となった。一部黒字比率が減少した会計があり、全体としても黒字比率は微減となっている。単年度において収支が均衡するような財政経営に努めているため、大規模で緊急かつ突発的な状況が発生しない限り、赤字にはならないと考えているが、今後も継続して財政の健全化に努める。 |
分析欄令和5年度は公債費に準ずる債務負担行為支出額及び組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等について減少したため、前年度と比較して127百万円の減となっている。新たな地方債の発行に当たっては、有利な起債を活用し、また債務負担行為については、内容を精査し継続して財政健全化に努める。分析欄:減債基金満期一括償還地方債の借入に係る積立はない。 |
分析欄将来負担額については、一般会計等に係る地方債の現在高、債務負担行為に基づく支出予定額の減等により全体額は減少となった。充当可能財源等についても、充当可能基金及び充当可能特定歳入の減等により全体額は減少となった。その結果、令和5年度は前年度と比較して1,330百万円減少している。今後も有利な起債の活用や可能な限り基金の積み増しを図り、財政健全化に努める。 |
基金全体(増減理由)体育施設整備基金や地域福祉基金の減等によりその他特定目的基金残高について、134百万円の減となった。また、財政調整基金が238百万円、減債基金が348百万円減少したことにより、基金全体で721百万円の減少となった。(今後の方針)その他特定目的基金については、それぞれの目的に合った事業等へ積極的に活用しながらも、財政調整基金については、災害等の発生による予期しない支出の増加や歳入の減少に備えるとともに、将来にわたり持続可能な行政経営と安定した財政運営を行うため、適正規模の確保に努める。 | |
財政調整基金(増減理由)令和5年度は約1,239百万円を積立し、約1,478百万円を取崩したため前年度と比較すると、239百万円の減少となった。(今後の方針)適正規模について一般的見解が示されていないことから、山形市では最低限確保すべき規模を直近5ヵ年の補正予算に要した一般財源の年平均額、将来的に目標とする規模を東北地方県庁所在地都市の中位水準程度としている。 | |
減債基金(増減理由)令和5年度はPFI及び立替施行事業の償還財源相当額400百万円、高機能消防指令センターシステム導入事業に係る繰上償還財源相当額251百万円を取り崩した一方、国補正にかかる臨時財政対策債の償還に備えるため積立(約285百万円)等をした結果、令和5年度末案高は1,731百万円となり、前年度と比較すると348百万円減少した。(今後の方針)令和6年度は臨時財政対策債償還分の償還財源として約146百万円を取り崩す一方、同事業の償還に備えるため積立(約383百万円)等をし、取崩し額より積立額が多くなる見込みである。計画的に償還を行うために基金を活用していく。 | |
その他特定目的基金(基金の使途)体育施設整備基金:体育施設整備中小企業緊急経済対策金融支援基金:地域経済変動対策資金(県無利子融資制度)に係る中小企業緊急災害等対策利子補給金及び山形県信用保証協会保証料補給金の財源確保公共施設等整備・総合管理基金:公共施設等の整備、公共施設等総合管理計画に基づく改修及び更新等の資金に充てるための財源確保農業戦略推進基金:農業戦略の一層の推進(増減理由)体育施設整備基金:西部工業団地公園内スポーツ施設整備事業のため取崩したこと等から、令和4年度に比べ基金残高が減少した。(今後の方針)体育施設整備基金について、平成28年度まで50百万円の新規積み立てを行ってきたが、平成29年度以降は総合スポーツセンターの駐車場整備や施設の改修等、大規模な施設整備での支出増を考慮し、新規積立は行わない。農業戦略推進基金について、主に農業戦略強靭化事業に充当していき、新規積立は行わない。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄山形市の令和4年度の有形固定資産減価償却率は55.3%であり、類似団体平均値を下回っているものの年々増加している。しかし、有形固定資産減価償却率は市有施設の老朽化を把握する指標の一つであり、長寿命化対策を精緻に反映するものではないため、この比率が高いことが、直ちに市有施設の更新の必要性や将来の追加的な財政負担の発生を示しているものではない。 | |
債務償還比率の分析欄類似団体と比較し高い値にある。地方債については、これまでも発行額や管理を適正に行っており、必要な施設等建設のため地方債を活用し資金調達を行っている。今後も元金償還額を考慮しながら、事業に係る地方債の適正な発行額に努める。 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析有形固定資産減価償却率は昨年度と比較して1.2ポイントほど増加しているが、類似団体よりも低い水準にある。今後は将来負担比率に留意しながら、老朽化した施設の集約化と除却を進めていく必要があると考えられる。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率は、前年度と比較して2.5ポイント程度減少しているものの、依然として高い値で推移している。類似団体については前年度と比較すると5.2ポイント程度減少しており、当市は平成30年度から令和4年度までの5か年平均では65ポイント程度高い値となっている。実質公債費比率は、前年度と比較して0.2ポイント増加しており、依然として高い値で推移している。今後大型施設の建設及びその地方債の償還が控えているため、これ以上の大幅な減少は見込めない可能性が高い。 |
棟数の多い学校施設や公営住宅について有形固定資産減価償却率は類似団体内平均値より20%以上も下回っているが、今後も各施設の長寿命化計画のなかで適切な施設保全に取り組む必要がある。
類似団体内平均値を上回っている市民会館については「山形市民会館整備基本構想」を令和3年3月に、「山形市民会館整備事業実施方針」を令和5年3月に策定しており、整備後においては数値の改善が見込まれる。
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