収益等の状況について
①収益的収支比率は、例年100%を上回っていること、また類似施設平均値を上回っている年度もあることなど、良好な水準で推移している。④売上高GOP比率において、類似施設平均値を大きく上回っている。⑤EBITDAにおいて、類似施設平均値を大きく上回っている。
資産等の状況について
⑩企業債残高対料金収入比率は、類似施設平均値に比べ低い水準で推移し、平成27年度に企業債残高が0になった。平成29年度以降に、駐車場事業債を活用した施設の老朽化対策工事を行っているため、当該値が増加した。今後も施設の老朽化対策にあたっては、駐車場事業債を活用しながら進めていく予定である。
利用の状況について
⑪稼働率は、類似施設平均値並びに全国平均値と比較しても、高い水準で推移している。周辺に、市役所や文化施設等があり利用状況が高い原因となっている。
全体総括
令和2年度以降新型コロナウイルス感染拡大の影響により各数値は低下しているものの、収益等の状況や利用状況は全国平均値及び類似施設平均値と比較しても、良好な経営状況を維持している。今後も、継続して良好な水準を維持していくとともに、より一層の経営効率化を図りながら施設の老朽化対策に取り組んでいくことが必要である。