収益等の状況について
丸の内駐車場は、市役所に隣接する駐車場で駐車場の事務所を設置しており、他の駐車場に振り分けることの出来ない負担金や基金への積立金などの費用を計上している。上記理由もあり、収支状況としては令和元年度までは収入と支出がほぼ同額の状況で推移してきたが、令和2年度については、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響に伴う収入減により赤字となっている。
資産等の状況について
丸の内駐車場は昭和50年に建設しており、耐用年数も経過し老朽化も進んでいる。駐車場整備計画において、今後も維持し改修等を行う場合は、周辺土地利用状況の変化や駐車場需給バランスを考慮し規模等を検討する施設として位置づけられており、周辺の公共施設の整備に合わせ施設のあり方を検討していく。
利用の状況について
収容台数が251台の大規模駐車場であるため、稼働率は平均を下回っている。定期利用が中心で、中心市街地のイベント開催時に一般利用が増加する状況であるが、令和2年度については、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うイベント中止の影響により、稼働率が減少している。
全体総括
建設後45年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいる駐車場である。隣接する市役所新庁舎も完成した中で、他の周辺公共施設の整備に合わせ駐車場のあり方を検討していく。