収益等の状況について
直営(業務委託)により経営しています。①の収益的収支率は,2017年度(平成29年度)に地方債の償還が終了し高くなりましたが,その後,コロナ禍の影響による収入減から,⑤EBITDAとともに低下傾向にあるものの,高い水準にあります。④の売上高GOP比率から収益性は高くなっています。要因としては,利用頻度の高い公共施設(図書館等)に接続した駐車場であることによるものです。
資産等の状況について
当該施設は,比較的新しい駐車場であるため,新たな設備投資は少なくなっています。2017年度(平成29年度)で地方債の償還が終了しました。
利用の状況について
利用頻度の高い公共施設(図書館等)に接続した駐車場であるため,コロナ禍の影響で利用減の傾向があるものの,⑪の稼働率は高い比率となっています。
全体総括
1975年(昭和50年)に都市計画決定した駐車場整備地区により公営駐車場の整備等を進めてきましたが,40年以上が経過し,駐車需要やまちづくりの方向性等に変化が生じていることから,現在策定中の経営戦略の中で,今後の駐車場のあり方について検討していくこととしています。