収益等の状況について
収益的収支比率が100%を超えており、単年度収支が黒字であることが示されている。さらに他会計からの繰入は行っていないため、独立で採算が取れているが、EBITDAは類似施設より低いため、収益が上がっていないといえる。
資産等の状況について
建設から45年が経過し施設の老朽化が進んでいるため、今後大規模な修繕が必要になる。
利用の状況について
稼働率は微減しており、類似施設平均値より低いことから駐車場としての需要は小さく、収益的収支比率の低さは稼働率の低さが原因といえる。
全体総括
収益、需要共に低く、自動車利用者への駐車場不足の解消と路上違法駐車等による交通混雑及び交通事故防止として設置した市営駐車場としての役割は果たしたこと、また施設の老朽化に伴い今後大規模な修繕が必要になってくることから、民間売却を検討する。