上田市:上田市立産婦人科病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

地域において担っている役割

周産期取扱施設が減少する中で、市民及び里帰り分娩を希望される利用者をお断りすることなく受け入れ、地域で安心してお産ができる公立病院として地域周産期医療を担っている。

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は概ね均衡しており累積欠損金の計上がないことから一定程度の経営の健全性は維持している。しかし医業収支比率をみると、一般会計からの負担がなければ運営を維持することが困難な状況であることが明確化している。職員給与費は全体の費用に対し大きなウエイトを占めているが、安全で安心な医療を提供するために必要な体制を維持するための経費であり、大きな削減を見込むことがはできない。材料費は一定水準であるが、今後も適正管理による削減努力を進めることが必要。病床利用率は新生児室も含んでいることから低水準にあり、今後は分娩件数等の状況により病床の見直しへの検討も必要となる。産婦人科単科病院は、人の確保、物理的な効率化等は困難であるが、近隣病院との連携やできうる診療域の拡大による増収等への研究検討を行い、経営の効率性向上に努めることが必要。

老朽化の状況について

平成24年度に新築移転したことから老朽化についての負担は当面ない。

全体総括

産婦人科単科病院であることから、少子化により将来的に増収を見込むことは困難な経営形態にある。こうした中で、設備の長寿命化、材料費の適正管理による経費削減等の経営努力を図るとともに、政策的な負担となる一般会計からの繰入金の必要性を明確にし、一定の確保を進めながら持続可能な経営を維持し、地域周産期医療を担う公立病院の存続を進めていくことが必要となる。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 国保病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 豊富町国民健康保険病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 利尻島国保中央病院 外ケ浜中央病院 国保病院 国保大間病院 高田病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 登米市立米谷病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 八幡病院 町立病院 宮下病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 東金病院 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 松本市国民健康保険会田病院 上田市立産婦人科病院 国保東栄病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 北広島町豊平病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院