地域において担っている役割
地域の基幹病院として、医療圏域内における重症・専門・救急医療を提供する役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
コロナ患者用の病床確保、コロナ患者対応による病床削減等により病床利用率が大きく低下し入院収益も減少したため、②、⑦及び⑧の指標は悪化した。今後は、コロナの状況を勘案しつつ救急患者の受入拡大等病床利用率の向上を図る。
老朽化の状況について
病院施設が平成19年に新築移転してから10年以上が経ち、固定資産の償却が進んでいる(①)。②については、元年度より医療情報システム更新に伴う償却が始まり増加傾向にあるが、その他の器械でも使用年数が長くなっているものも多いため、今後は安定的な整備・更新に取り組む。
全体総括
コロナ対応のため収益が上がりづらい状況であったが、今後は患者確保取り組みながら収益面の改善を図り、経営健全性とのバランスを意識しながら計画的な投資で老朽化にも対応し、今後も地域の基幹病院としての役目をしっかり果たし続ける。