大崎市:大崎市民病院岩出山分院

地方公共団体

宮城県 >>> 大崎市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

大崎・栗原医療圏における「回復期・慢性期」医療を中心とした,岩出山地域のかかりつけ医機能を担う。

経営の健全性・効率性について

当院は,過疎化が進む不採算地区病院であるが,本院や施設等からの転院増や,民間開業医が閉院した影響もあり,入院外来ともに患者数の増により医業収益が増加した。費用については,令和元年5月稼働に向け,リハビリテーション訓練室を建設し,リハビリ関係消耗備品等の整備や入院患者数増に伴う材料費や経費等が増加したものの,給与費や減価償却費等の減少により,医業収支比率は,前年度比で+2.8pとなった。一方,経常収支比率は,医業外収益である一般会計繰入金のうち不採算地区病院分が,医業収支改善に伴う減少に伴い,前年度比で△8.0pとなった。今後は,リハビリテーション施設の安定的な稼働と,地域包括ケア病床の設置により,地域包括ケアシステムの一端を担うとともに,経営の健全化に努めたい。

老朽化の状況について

当院は,新改革プランにおいて,リハビリテーション訓練室を建設したため,1床あたりの資産額は前年度比で約523万円増加した。また,平成23年度の建替時に取得した医療機器についても,今後更新時期を迎えるため,更新にあたっては費用対効果を考慮し,当院の役割や施設規模に即した設備整備を実施する。

全体総括

今年度は,患者数の増等による医業収益の増と医業費用の減少により医業収支比率は改善したが,経常収支比率は,医業外収益である一般会計繰入金が前年度の収支改善により大きく減少したため悪化した。今後は,今年度建設したリハビリテーション訓練室と地域包括ケア病床の稼働により,岩出山地域の地域医療を維持していく。今年度の施設整備により,減価償却費等経常経費の増加が見込まれるが,本院の後方支援として連携を強化し,患者数の確保により,経営改善を図りたい。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 広尾町国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 上田市立産婦人科病院 国保東栄病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 北広島町豊平病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院