黒松内町:特定環境保全公共下水道
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黒松内町:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率については、100%を大きく下回っており、労務単価や資材価格の上昇、維持管理費も増加している。人件費や地方債償還についても一般会計繰入金に頼っている状況である。企業債残高対事業規模比率については、類似団体よりも低くなっており、処理場の機械・電気設備の更新も計画的に行っていることから、企業債残高は今後減少する見込みである。経費回収率については、類似団体よりも低く人口減少に伴う使用料の減少に加え労務単価や維持管理費の増加により平均値を下回っている。今後も使用料の増加は見込めないため使用料の改定やさらなる維持管理費の抑制に努めることが重要。施設利用率や水洗化率も類似団体よりも高い水準であることから、施設の効率性は高いと判断できる。
老朽化の状況について
本町の下水道事業は、平成8年度より供用を開始しており26年が経過している。機械・電気設備については耐用年数を超えているものもあり、老朽化が進んでいることから重大な影響を及ぼす事故や機能停止を未然に防止する必要があることから長寿命化計画により限られた財源の中で計画的に更新を進めていく必要がある。また、管路については点検や清掃など適切に維持管理を行い延命化を図っていくことが重要。
全体総括
本町の特定環境保全公共下水道事業は、一般会計からの繰入金で賄っている部分が多く、今後も維持管理費の増加が見込まれる。また人口減少による使用料に減少が見込まれる状況であり、健全で効率的な経営を行うため最小限の維持管理や重大な事故を未然に防ぐため日頃の点検や修繕を行い、さらなる未納額の解消や今後は使用料の改定の検討が必要な時期に差し掛かっている。
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