地方財政ダッシュボード

岡山県吉備中央町の財政状況(2015年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2015年度)

目的別歳出

総額89.4億円

性質別歳出

総額89.4億円

歳入の内訳

総額94.1億円

財政比較分析表(2015年度)

財政力

人口の減少や全国平均を大きく上回る高齢化率(28年3月末38.33%)に加え、町内に大企業や中心となる産業がないことから財政基盤は極めて弱く、財政力指数は類似団体と比較してもやや低水準である。今後は緊急に必要な事業を峻別し投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直し(5年間で5%の縮減)を実施するとともに、施策の重点化の両立に努め、協働のまちづくりを展開しつつ行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

人件費の削減や地方債の抑制による公債費の削減等に努め、経常収支比率は類似団体とほぼ同水準である。普通交付税の算定替加算の廃止による経常一般財源が減少する一方、扶助費等の増加により経常収支比率は上昇するものと思われる。そこで事務事業の見直しを更に進めるとともに、すべての事務事業について優先度を厳しく点検し、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の削減(5年間で3%減)に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人口1人当たりの人件費、物件費等の状況は、類似団体を上回っている。これは町域が広く集落が点在しているため、小学校、幼稚園、保育所、支所・出張所などが多く、各施設に職員を配置せざるを得ないためである。平成26年度に中学校が4校から1校に統合されたことにより、人件費や物件費等の削減効果が表れるものと思われるが、一方でふるさと納税制度を活用した協働のまちづくり応援事業(米づくり農家応援事業)の拡大によって物件費が拡大し決算額は前年度よりもさらに上昇した。ただ、ふるさと納税による寄付金額も年々順調に伸び、寄付金額から必要経費を差し引いた差額を基金に積み立てることができた。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の上昇は、退職、採用等に伴う階層変動によるものである。初任給は国に準じているものの依然として県下で3番目に低い指数を示している。今後は職階の見直しによる組織のスリム化を図り、給与については適正な運用を維持していく。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

人口千人当たりの職員数は、類似団体と比較して大幅に多いと言える。特に民生、教育部門の超過が著しい。これは町域が広く、保育園、幼稚園、小学校に職員を配置していること、また高齢者が多く、老人福祉サービスへの職員の増強を図っていることが挙げられる。今後は各部門ごとの事務事業の見直しによる職員数の削減と計画的な採用、定員適正化計画の策定に取り組む。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

地方債の発行、債務負担行為の抑制に努めているため実質公債費比率は年々減少しているが、類似団体と比較するといまだに高い指数を示している。今後も引き続き、地方債新規発行の抑制(歳入総額の10%以内)に努めていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

地方債の現在高、債務負担行為に基づく支出予定額、公営企業債等借入見込額等が減少する一方で、財政調整基金等の積立による充当可能基金の増加等により将来負担比率は年々減少し、類似団体の水準に並んだ。今後も後世への負担を軽減するよう公債費等義務的経費の削減を図り、財政の健全化に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費

人件費に係る経常収支比率は前年度より下がったが、類似団体と比較すると高い指数を示している。今後は定員管理計画に基づく職員数の削減や効率的事務執行による時間外勤務手当の抑制、行政サービスの提供方法の見直しなどを通して人件費の削減に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は、類似団体と比較すると低いが、再び上昇に転じている。原因は、ふるさと納税制度を活用した米づくり農家応援事業に係る経費、プレミアム商品券発行、まち・ひと・しごと創生人口ビジョン及び総合計画の策定に係る経費等の増によるものである。今後は、消耗品費や印刷製本費等の需用費、委託料等の削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体と比較してもかなり低い状態が続いている。しかし、子ども手当や障害者介護給付費の伸び、高齢化の更なる進展により今後上昇するものと思われる。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他における経常収支比率は横ばい状態で、類似団体とほぼ同じ指数を示している。これは特別会計への繰出金が減る一方、施設や車両などの老朽化による維持管理経費が増加しているためである。引き続き施設の処分や車両の計画的な更新を図るとともに、各会計の赤字補填的な繰出金の抑制を図る。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る経常収支比率は削減努力により下がっていたが、再び上昇に転じている。ふるさと納税制度を活用した米づくり農家応援事業、地方消費喚起(プレミアム商品券発行)助成金、農地維持支払交付金、資源向上支払(長寿命化活動)交付金、地域経済循環創造事業補助金等の増によるものである。公共交通の充実、農業の振興、若者の定住、雇用の確保等、喫緊の課題が山積しており補助費等の削減は難しいところであるが、必要性、緊急性を見極め、取捨選択により減少に努めたい。

経常収支比率(補助費等)

公債費

地方債の発行の抑制により、公債費に係る経常収支比率は少しづつ減少してきたが、災害復旧事業にかかる地方債の借入が増えたことから、ここ数年は横ばい状態が続いている。今後は中学校の統合に係る地方債の償還が始まることにより上昇が見込まれる。このため継続事業以外の地方債の発行を極力見合わせる。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外の経常収支比率については、削減の効果もあり、類似団体と同レベルとなっている。今後も引き続き人件費、扶助費、物件費の節減に努めるとともに、投資的効果を見極めて補助金の削減にも取り組む。繰出金については、料金の見直しなども含め、健全化に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

目的別歳出の分析欄

・類似団体と同様で民生費が年々増加の傾向にある。これは、国民健康保険特別会計への繰出金、後期高齢者医療広域連合への療養給付費負担金、心身障害者医療費、小児等医療費、障害介護給付費等の増が要因で、高齢化の進行等によって今後もこの傾向は続くものと思われる。・農林水産業費については、横這いの状態が続いているが、類似団体に比較すると高い。これは、中山間地域等直接支払交付金制度への取組面積、事業費とも県下トップで町の負担金も大きい。また他にも農業振興に係る各種補助金、さらには有害鳥獣対策等にも力を注いでいるためと思われる。吉備中央町は農業が基幹産業の町でコシヒカリをはじめとした米、大豆、ピオーネ、自然薯、白菜をはじめとした野菜等の栽培が盛んであり、今後も町の重点施策の一つとして取り組んでいかなければならない。

議会費

類似団体内順位12位/ 36団体

労働費

類似団体内順位16位/ 36団体

消防費

類似団体内順位23位/ 36団体

諸支出金

類似団体内順位2位/ 36団体

総務費

類似団体内順位9位/ 36団体

農林水産業費

類似団体内順位10位/ 36団体

教育費

類似団体内順位12位/ 36団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 36団体

民生費

類似団体内順位16位/ 36団体

商工費

類似団体内順位21位/ 36団体

災害復旧費

類似団体内順位17位/ 36団体

衛生費

類似団体内順位15位/ 36団体

土木費

類似団体内順位23位/ 36団体

公債費

類似団体内順位7位/ 36団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は、住民一人当たり728,697円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり125,795円となっており、類似団体内平均値と比較して1.37倍と高い数値を示しているものの、年々減少傾向にある。合併したからと言っても町域が広く集落が点在しているため、支所・出張所を配置せざるを得ず、また小学校、保育園、幼稚園、公民館等の施設も多いため人件費の占める割合が多いと言える。今後は退職者数以上に職員補充は行わない方針で人件費削減に取り組む。・補助費等についても、類似団体平均値より高く、かつ年々増加傾向を示している。これは、ふるさと納税制度を活用した米づくり農家応援事業、地方消費喚起(プレミアム商品券発行)助成金、農地維持支払交付金、資源向上支払(長寿命化活動)交付金、地域経済循環創造事業補助金等の増によるものである。公共交通の充実、農業の振興、若者の定住、雇用の確保等、喫緊の課題が山積しており補助費等の削減は難しいところであるが、必要性、緊急性を見極め、取捨選択により減少に努めたい。

人件費

類似団体内順位4位/ 36団体

補助費等

類似団体内順位9位/ 36団体

災害復旧事業費

類似団体内順位17位/ 36団体

投資及び出資金

類似団体内順位25位/ 36団体

物件費

類似団体内順位13位/ 36団体

普通建設事業費

類似団体内順位23位/ 36団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 36団体

貸付金

類似団体内順位14位/ 36団体

維持補修費

類似団体内順位20位/ 36団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位34位/ 36団体

公債費

類似団体内順位7位/ 36団体

繰出金

類似団体内順位6位/ 36団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位7位/ 36団体

積立金

類似団体内順位20位/ 36団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 36団体

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

前年度剰余金の多くを財政調整基金に積み立てたため割合が上昇した。一方、実質収支額は国の臨時交付金などの交付がなくなり、通常の会計年度ベースに戻った

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

一般会計については、国の臨時交付金などの交付がなくなったが、様々な歳出削減努力もあり、通常の会計ベースの実質収支額となった。標準的財政規模比も平均的会計年度並みと言える。他の特別会計については、ほぼ同額か、あるいは歳入歳出差引額ゼロの実質収支となっており、赤字となっている会計はない。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

ここ数年地方債の発行を抑制しているため、実質公債費比率は、少しづつ下がっている。また公営企業の元利償還金に対する繰入金は、年々減少する見込みである。ただ、類似団体に比較し依然として高い数値を示しているため、今後においても公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

地方債の現在高、債務負担行為に基づく支出予定額や公営企業債等借入見込額等も減少していることから、将来負担比率は減少しており、今後もこの傾向は続くものと思われる。ただ、類似団体に比較し依然として高い数値を示しているため、今後においても公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

将来負担比率

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

当町では、主に公共施設の老朽化が進んでいるため、類似団体に比して率が高くなっている。平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画では、安く・長く・安全に公共施設を適切に維持管理する方針としている。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位1位/ 2団体

(参考)債務償還比率

(参考)債務償還比率

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

公共施設の更新を行わず、維持管理しながら長期に使用することにより財政支出を抑えてきた経緯から、類似団体に比して将来負担比率が低く、有形固定資産減価償却率が高くなっている。今後、公共施設等総合管理計画に沿った施設の管理を進め、更新を行う場合、有形固定資産減価償却率が下がることが予想される。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費率は類似団体を比較して高いが、将来負担比率は類似団体と同等に下がっている。合併前後に必要な事業の財源を起債により確保したため比率が高くなっていたが、実質公債費率、将来負担比率ともに減少傾向にある。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

施設情報の分析欄

公共施設の老朽化が進んでいるため、全体的に有形固定資産減価償却率が類似団体よりも高い傾向にあるが、公営住宅、学校施設、公民館は低くなっている。公営住宅は、古くなった団地を撤去し、新たな団地の整備を行った結果、有形固定資産減価償却率が低くなっている。定住対策に必要な整備であるとして新たな住宅団地の整備も進めているが、1人当たりの面積については類似団体よりもかなり低い状態となっている。学校施設は、町内の中学校の統合・整備と小学校のプール新設により減価償却率が低くなっている。他の公共施設よりも比較的新しくなっているが、老朽化による修繕費が増加傾向にある。公民館関係施設については、類似団体に比して低くはなっているが、老朽化で大きな改修が必要な施設もある。施設の人口1人当たりの面積は大きくなっている。道路・橋梁の有形固定資産減価償却率については、類似団体に比べて非常に高くなっている。これは、改築・改修を新たな固定資産として計上していないためであり、必要な改修・改築等は行いながら維持管理をしている。認定こども園・幼稚園・保育園については、いずれも老朽化が進んでいるが、平成29年度で認定こども園を整備する予定となっており、数値的には上昇する見通しである。

道路

類似団体内順位1位/ 2団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位1位/ 2団体

公営住宅

類似団体内順位2位/ 2団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位1位/ 2団体

学校施設

類似団体内順位2位/ 2団体

児童館
公民館

類似団体内順位2位/ 2団体

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

施設情報の分析欄

体育館・プール、市民会館については、有形固定資産減価償却率が低くなっており、比較的新しい公共施設となっている。福祉施設、庁舎については、経年により破損や故障する箇所が増えてきている。この中で加茂川庁舎、水道課事務所は平成28年度に耐震診断を行い、改修の必要があるとの結果が出ているため、公共施設総合管理計画の方針とも照らしながら今後の対応を行うこととしている。

図書館
体育館・プール

類似団体内順位2位/ 2団体

福祉施設

類似団体内順位1位/ 2団体

市民会館

類似団体内順位2位/ 2団体

一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎

類似団体内順位1位/ 2団体

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岡山県吉備中央町の2015年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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