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地方財政ダッシュボード

三重県南伊勢町の財政状況(最新・2024年度)

三重県南伊勢町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

当町は人口減少・少子高齢化が著しく進んでいる。特に、年少人口の減少が極めて大きく、町の活気が失われつつあるばかりか、産業の低迷にも影響を及ぼしていることから、財政基盤が弱く、類似団体の中でも順位が下位になっている。人口減少・少子高齢化に歯止めをかけるよう施策・事業を展開するとともに、公共施設の適正配置をはじめとした行政コスト削減を図り、財政基盤の強化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

当町は東西に広く、そこに38の集落(行政区)が点在している。それぞれに消防施設や集会施設があり、また、公共施設の高台移転、一次避難、二次避難施設も設ける必要があることから維持管理経費がかさんでいる状況にある。さらに、町立南伊勢病院等の繰出金が増嵩していることや、高齢者や障がい者等の外出を支援する町営バス・デマンドバスの運行にかかる経費、広域ごみ処理経費、下水道事業に対する繰出金も経常経費を押し上げる一因となっている。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

保育所やごみ処理施設の職員数が類似団体と比較し多いことから人件費がかさんでいる状況にある。また、東西に広い当町では、消防施設や集会施設等が各集落に点在し、集約化しにくい状況であることから物件費が高止まりする要因になっている。令和6年度決算額は、人件費、物件費とも微増であり、なおかつ、人口減少により人口1人当たりの経費が上昇している。

ラスパイレス指数の分析欄

若年層(3級まで)の職員が、職員全体に占める割合が多く、指数が低くなっている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

当町は東西に広く、集落が点在しているため、住民の利便性向上のため分庁方式をとっている。その他にも住民サービスが地区間に不均衡が出ないための職員配置には非効率な側面がある。そのため、人口千人あたりの職員数が類似団体と比較して高い状況にある。今後は、公共施設の適正配置や民間委託を進めるほか、ICTの活用など、新たな技術を活用した職員の適正配置を検討したい。

実質公債費比率の分析欄

将来負担比率の状況の分析のとおり、公共施設の高台移転を行ってきたことから、地方債残高が増加し、公債費も増加傾向にある。これまで、合併特例債や過疎対策事業債、緊急防災・減災事業債など、交付税措置率の高いものを選択することで実質公債費比率の抑制に努めてきたが、近年は徐々に上昇している。今後は、起債発行額を抑えるとともに、辺地債など、より有利な起債を活用し、適正な実質公債費比率となるよう努める。

将来負担比率の分析欄

これまで、災害対策の観点から公共施設の高台移転に集中的に取り組んできたことにより、地方債の発行額が増加し、将来負担比率が上昇した。今後も、南島地区の小中学校の統廃合整備事業、避難所整備事業等の実施により、将来負担比率は上昇していく見込みである。令和6年度は、地方債の現在高の増加により将来負担額が増加していることに加え、財政調整基金の減少をはじめ、充当可能財源の減少により将来負担比率が上昇している。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

令和3年度までは、類似団体と比較して高い傾向にあったが、令和4年度決算では同程度、令和5年度以降は低くなった。近年は、物件費や補助費等が占める割合が増えたことにより、人件費の割合が減少傾向にある。市町村合併以降、職員数の適正化に取り組んできたが、物価高騰に伴う人件費高騰の流れもあり、今後も業務効率化の検討を続けていく必要がある。

物件費の分析欄

平成30年度まで、類似団体と同程度の数値だったが、令和3年度以降は急増している。これは、新型コロナウイルス対策関連事業を多く実施したことによることと、学校給食調理業務等の民間委託を進めたこと、自主運行バスの委託料の増加によるものである。

扶助費の分析欄

類似団体内では2番目に低い数値となった。少子化により、児童福祉費や教育費について需要が減ってきたことに加え、養護老人ホーム措置費等の高齢者福祉事業においても減少傾向にあることが要因である。

その他の分析欄

令和6年度から、下水道事業会計が法適用(企業会計)となったため、繰出金から補助金へと変更となったこと、また物件費の割合が大きくなったことなどが要因となり、その他経費割合が大きく減少した。

補助費等の分析欄

令和5年度から、ごみ処理事業を広域化したため、分担金が大きく増加した。また、令和6年度から、下水道事業会計が法適用(企業会計)となったため、繰出金から補助金へと変更となり、令和5年度と比較して補助費等が大きく増加した。また、一次産業の活性化や、若者定住施策を進めるための補助、任意予防接種の補助を実施していることから、今後も比率は高い水準で推移する見込みである。

公債費の分析欄

これまでは、類似団体と、同程度の水準で推移してきたが、令和元年度以降の決算から、類似団体よりも高くなっている。令和6年度は、公債費の比率は低くなったものの、今後は、小中学校統廃合整備事業や避難場所整備事業にかかる借入れが増加し、その償還のため比率は上昇の見込みである。

公債費以外の分析欄

当町は東西に広く、38の集落(行政区)が点在しているため、消防施設や集会施設等の維持管理にかかる経費や、住民サービスの観点から総合窓口の配置や、ごみ収集にかかる人員が多い状況にあり、人件費もかさんでいる。また、地域医療確保のための町立南伊勢病院に対する負担金、交通手段の確保のための町営バス等の維持管理経費、広域でのごみ処理事業等が経常収支比率を押し上げている主な要因である。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金は、適切な財源の確保と歳出の精査により、取り崩しを回避し、令和4年度までは積立額を伸ばしてきたところである。しかし、令和5年度以降は、公共施設の高台移転事業や、物価高騰による事業費の増嵩などにより取り崩し額が大きくなった。令和7年度以降は、小中学校の統廃合整備事業や避難場所整備事業が控えているため、事業精査を行いながら基金確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

令和5年度において赤字決算が発生しているのは、公共浄化槽事業特別会計が、令和6年度から企業会計に移行しことにより、令6年3月末をもって打ち切り決算となったが、会計事務処理において、国・県支出金が3月末日までに収入されなかったことにより、経営健全化基準(20%)以上の資金不足比率が発生した。なお、令和6年度の下水道事業会計において、すでに上記の国・県支出金は収入されている。過去において、当該事案以外に資金不足比率は生じておらず、令和6年度決算は、いずれの会計においても資金不足比率が健全化基準未満となっている。その他の会計は全て黒字であるが、今後も各会計ともコスト削減を行うなど、事業の管理・実施については注意していく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金について、令和6年度は少し下がったものの、過去に実施した公共施設の高台移転事業の元金償還が始まったことから上昇傾向にある。地方債の発行については、交付税措置の大きい、過疎対策事業債、合併特例債、緊急自然災害防止対策事業債などを優先的に選択してきたため、算入公債費等の額も上昇傾向にある。令和6年度で合併特例債が終了し、今後は、小中学校の統廃合整備事業や避難場所整備事業での新規地方債の発行により、実質公債費比率が上昇する見込みである。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担額については、これまでの公共施設の高台移転事業等の大型建設事業により高い水準で推移している。地方債現在高について、令和6年度は、保育所の高台移転や旧町立病院の解体などを行ったため、上昇している。また、退職手当負担見込額については、合併以降の職員数の適正化に取り組んだことや、年齢層の高い職員が多く退職したことによりR5年度は微増したものの、減少傾向にある。公営企業債等繰入見込額については、町立病院の建設事業が完了した令和元年度がピークであり、下水道整備事業の償還終了により徐々に減少していくことが予想される。充当可能基金については、今後も、公債費の伸びに応じ、町債管理基金を充当していく予定のため、基金残高は減少見込みである。今後は、地方債の新規発行の抑制、可能な限り基金の積み増しを行い、健全な財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)繰越金については、その2分の1を財政調整基金に積み立てている。令和6年度は、物価高騰による事業費の増嵩などや普通建設事業への投入などにより、財政調整基金の取り崩しが生じた。(今後の方針)財政調整基金について、普通交付税の国勢調査人口の見直しによる影響に対応するため、標準財政規模の2割程度を目安としながらも、できる限り温存に努める。町債管理基金について、これから元金償還のピークを迎えることから計画的に取り崩す。地域振興基金について、子育て応援や安心安全対策、新たな地域コミュニティの支援事業などに活用していく。

財政調整基金

(増減理由)令和6年度の決算において、繰越金の2分の1を積み立てた。令和5年度及び令和6年度は、物価高騰による事業費の増嵩などや普通建設事業への投入などにより取り崩し額が生じた。(今後の方針)普通交付税の国勢調査人口の見直しによる影響に対応するため、標準財政規模の2割程度を目安としながらも、できる限り温存に努める。また、南海トラフ地震等の災害対応のためにも一定額を確保する。

減債基金

(増減理由)増嵩する公債費に対応するため、近年は2億~3億円の取り崩しが続いている。(今後の方針)今後ピークを迎える公債費に対応するため、次年度以降も3億円ずつ取り崩す見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域振興基金:南伊勢町の地域振興及び町民の一体感の醸成を図るための事業の財源医療施設整備基金:医療施設を整備するための事業の財源医療対策特別基金:過疎地域自立促進特別事業終了後の医療確保対策経費の財源森林環境譲与税基金:森林の整備や担い手育成に関する施策の財源ふるさと応援基金:ふるさと納税寄附金を原資とした地域振興のための各種施策の財源(増減理由)地域振興基金:人口減少、少子高齢化対策などの政策的な事業に充当医療施設整備基金:増減なし医療対策特別基金:増減なし森林環境譲与税基金:森林整備関係の歳出に充当、森林環境譲与税の交付額全額を積み立てたふるさと応援基金:増減なし(今後の方針)地域振興基金:人口減少、少子高齢化対策などの政策的な事業に充当医療施設整備基金:町立病院建設の元金償還に充当医療対策特別基金:病院事業会計負担金ふるさと応援基金:寄附の目的に沿った各種事業に充当森林環境譲与税基金:森林整備、担い手育成、普及啓発等に充当

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

全国平均、県平均とほぼ同程度である。市町村合併以降、施設の統廃合、高台移転等に取り組んできた。また、既存施設についてもその必要性を十分に検討し、長寿命化対策の見極めが重要である。特に、近年の急速な人口減少に伴い、施設統廃合は重要な検討課題であり、維持管理コストを削減しつつ、より有効な施設利用をしていかなければならない。

債務償還比率の分析欄

全国平均、三重県平均を上回っている状況である。これは、地震・津波対策という観点から公共施設の高台移転に取り組んだ結果であり、地方債の発行額が増加し債務償還比率が大きくなっている。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、令和4年度まで減少傾向だったが、地方債残高の増加と、基金の減少により上昇している。特に公共施設については、近年、高台移転事業や防災基盤整備事業に力を入れており、類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が低いことの要因となっている。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、上昇傾向にある。将来負担比率についても、地方債残高の増加と、基金の減少により上昇傾向にある。今後も大型の施設整備を予定しているため両比率については上昇していく見込みであるものの、適切な事業規模を勘案し持続可能な財政運営に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

三重県南伊勢町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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