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地方財政ダッシュボード

愛知県弥富市の財政状況(2018年度)

愛知県弥富市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

基準財政需要額は、社会福祉費における新たな基礎数値の算入により大幅増加した反面、基準財政収入額は、固定資産税(償却)が市内大企業の設備投資により増加したため、財政力指数は前年度と同数値となった。令和元年度については固定資産税(家屋)の増額が大きく、財源不足額の大幅な減少が見込まれるが、令和3年度以降になると庁舎建設に要した起債の元金算入が始まるため需要の伸びもあるものと考える。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は過去5年間で最高の89.7%となり、愛知県平均を上回った。経常収支比率の増加理由は、主に物件費や扶助費に係る経常経費充当一般財源の増加である。今後、経常経費充当一般財源が固定資産税(家屋)の増加によりさらに伸びる見込みがある一方、扶助費における経常経費については増加傾向にあり、令和2年度以降は会計年度任用職員制度の開始に伴い人件費の増加が見込まれ、令和3年度以降は新庁舎建設事業債の元金償還が始まることから、更に経常収支比率が増加すると見込む。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

全国平均、愛知県平均及び類似団体平均のいずれと比較しても低い数値となっている。しかし、本市は合併団体であることから、類似公共施設が多く、これらの施設に係る人件費、管理運営費が削減できていないことから、人件費・物件費等が年々増加傾向にある。今後、策定予定である公共施設等再配置計画に基づき類似施設の統廃合を進めることで、人件費や物件費の増加の抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

過去5年間を比較すると上昇傾向にあるものの、この要因としては、経験年数階層内における職員分布の変動が主なものである。しかしながら、類似団体の中でも高い水準にあるため引き続き給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本市は市立保育所数が多く、例年、若年層保育士の離職人数と新規採用人数のバランスをとることに苦慮しており、人口千人当たり職員数は類似団体内平均を下回っている状況である。今後も定員管理計画に基づき、適正な定員管理を行うことで行政サービスの質の維持に努める。

実質公債費比率の分析欄

一般会計等の元利償還金増加や公営企業債償還に充てたと認められる繰入金増加があったが、海部地区環境事務組合の公債費に係る負担金が平成28年度に終了したことで、組合等地方債償還充当負担金等が減少するとともに、実質公債費から控除される基準財政需要額算入見込額が増加したため、算定に係る分子が減少した。また、標準財政規模増加により分母も増加し、単年度の実質公債費比率が平成27年度対比-0.69513ポイントとなり、3年度平均数値が0.2ポイント下がった。ただし、今後、大型事業の元金償還が始まること等に留意する必要がある。

将来負担比率の分析欄

前年度に比べ3.3ポイントの増加となった。要因は庁舎整備事業債の発行及び公共施設整備基金繰入金による充当可能基金の減少である。しかし、庁舎整備事業債については令和元年度に半額ほど繰越をしており、桜小学校長寿命化改良工事や小学校空調設置工事など国の補正予算債を活用した事業などにおいて、基準財政需要額には算入されているが地方債現在高には加算されない繰越地方債が多額となっており、令和元年度では大幅に将来負担比率が増加する見込みである。今後も大型公共事業を控えており、将来負担比率の更なる増加が見込まれる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

職員数は前年同数であり、基本給やその他手当についても概ね前年同額で推移している。また、全国平均及び愛知県平均のいずれと比較しても人件費は下回っている。しかし、今後は会計年度任用職員制度の開始に伴い、人件費が増加していくことが予想されるため、現在保育所調理業務を順次民間委託していることに加え、時間外勤務の縮減を図ることで人件費の増加抑制に努める。

物件費の分析欄

電気代等の需用費増加や委託料の増加等により、物件費に係る経常収支比率が前年度に比べ0.8ポイント上昇し、類似団体平均より高い数値となっている。今後は機能の類似した施設の整理合理化の検討を行い、なお一層の経費削減に努める。

扶助費の分析欄

高齢化などに伴う介護給付費・訓練等給付費の増加等により、前年度に比べ2.0ポイント上昇し、類似団体平均を上回っている。今後も社会保障関連経費の増加が見込まれるため、適正な資格審査の実施や市単独の扶助制度の見直しなどにより安定した財政運営に努める。

その他の分析欄

前年度に比べ4.2ポイント上昇し、その他に係る経常収支比率は全国平均や愛知県平均を上回った。今後も公共下水道事業の整備や医療費の伸びなどにより公共下水道事業や国民健康保険において一般会計からの補填が必要と想定されるため、適正な財源の確保に努めるとともに各事業の効率的な運営を図り、一般会計の負担額を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

当市が補助費等の経常収支比率において、類似団体平均を上回っているのは、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っており、それらに対する負担金が大きいためである。今後も負担金の適正化を進めるとともに補助金の見直しを行い、経費の削減に努める。

公債費の分析欄

主に平成9年度債の元利償還が終了したことを理由として、0.7ポイント減少した。今後においても新庁舎建設事業が本格化するなど多額の起債の発行が見込まれており、普通交付税措置のある起債の活用などにより将来の財政的負担が大きくならないよう適切な地方債の発行・管理に努める。

公債費以外の分析欄

前年度に比べ3.0ポイント上昇し、全国平均・愛知県平均・類似団体平均を上回った。今後、新庁舎建設事業等を控える中、第4次行政改革実施計画に基づく事務事業の見直しに取り組み、経常経費の節減を徹底するとともに、市税の収納率の向上や湾岸部への企業誘致など、自主財源の確保に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

慢性的な財源不足により財政調整基金を約59百万円取り崩したことで、基金残高の標準財政規模比が0.91ポイント減少した。公共施設の老朽化対策等の行政需要がある一方で、税収の大幅な伸びが期待できないことや普通交付税縮減などを考えると、今後も基金の取崩しをせざるを得ない状況にある。実質単年度収支が赤字ながらも昨年度より若干改善した主な理由は、普通交付税の社会福祉費について新たな基礎数値の算入が始まったことで交付額が伸びたためであるが、合併算定替による縮減が続くため、より慎重な財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

一般会計及びすべての特別会計で黒字となっているが、全ての会計において、前年度に比べて黒字幅が減っているため、各種経費の削減や歳入確保に取り組み、安定した財政運営を図る。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

公営企業債の償還に充てたと認められる繰入金の増加があったものの、一般会計等における元利償還金の減少や実質公債費から控除される基準財政需要額算入見込額が増加したため、算定に係る分子が約50百万円減少した。ただし、今後、新庁舎建設事業債など大型事業の元金償還が令和3年度から本格的に始まること、下水道事業に係る公営企業等債償還繰入金の増加も予想されることに留意する必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

将来負担額は、新庁舎建設事業がピークを迎えること等により、約1,881百万円の増加となっている。充当可能基金額は、H30年度は財政調整基金の約59百万円の取崩しを行ったものの、国民健康保険事業財政調整基金へ約134百万円の積立を行ったことにより、前年度比約12百万円の増加となった。基準財政需要額算入見込額は、平成30年度同意等債である合併推進債及び緊急防災・減災事業債の算入見込額が大きく増加したことなどにより前年度比約1,424百万円の増加となり、地方債現在高に起因する将来負担額の大半を打ち消す形となっている。新庁舎建設事業が令和元年度に完了するが、今後大型事業が予定されているため、さらなる地方債現在高の増加と充当可能基金の減少が見込まれる。他にも公共下水道事業の進捗に伴う繰入金の増加や海部地区環境事務組合の機器更新に伴う組合債償還への負担金の増加など、しばらくは将来負担比率が上昇することを想定し、将来世代の負担を過大なものにしないために、第4次弥富市行政改革実施計画に基づき事務事業の合理化・効率化に取り組んでいく。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)平成30年度末現在、財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金、三ツ又池保全基金及び地域福祉振興基金の計5基金で1,998百万円の残高を有している。近年は、慢性的に財源不足が生じていることから、財源補填のために財政調整基金を毎年度取り崩しているほか、新庁舎建設事業の財源として公共施設整備基金を取り崩すなど、減少傾向にある。(今後の方針)歳入の増加を見込むことができない一方で大型公共事業の実施を控えており、基金残高は減少していくものと想定している。

財政調整基金

(増減理由)平成28年度からの3年間で約246百万円を取り崩している一方、積立てはほぼ利子のみにとどまり、年々減少傾向にある。主な理由は、扶助費や特別会計繰入金が年々増加していることや普通交付税の合併算定替による増加額の縮減が平成28年度から始まっていることで慢性的に財源不足が生じているためである。(今後の方針)今後も歳入が大きく増加する見込みがない一方で大型公共事業の実施を控えているためさらに取崩す見込みである。このような状況であるが、持続可能なまちづくりをしていくために第4次弥富市行政改革実施計画に基づき、事務事業の合理化・効率化に取り組むことにより本市が積立額の適正水準と考える10億円(標準財政規模の約10%)を下回らないよう慎重な財政運営に努める。

減債基金

(増減理由)平成24年度に市債償還金に充当するため170百万円を取り崩して残高が約170百万円となって以降大きな取崩しはなく、利子の積立を継続している。(今後の方針)新庁舎建設事業債の元金償還が令和3年度に本格化するとともに、今後も大型建設事業を控えていることから、公債費は増加する見込みである。しかし、目下の財政状況では積立により基金残高を増加させることは厳しい状況である。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設整備基金・・・庁舎、学校その他の公共施設の整備のため。・三ツ又池保全基金・・・市内の公園である三ツ又池公園の保全のため。・地域福祉振興基金・・・福祉活動の促進のため。(増減理由)・公共施設整備基金は、平成30年度に一般寄附金の一部を積立てたが、新庁舎建設事業等のために取崩しも行っているため、結果的に前年度よりも減少している。・三ツ又池保全基金は、三ツ又池公園維持管理費として毎年取り崩しているため減少している。・地域福祉振興基金は、総合福祉センターや保育所の修繕工事などに充てるため取崩しが続き、減少している。(今後の方針)・公共施設整備基金は、庁舎建設事業に充当後はほとんど枯渇すると見込んでいる。・三ツ又池保全基金は、今後も公園の維持管理費用として毎年取り崩す方針である。・地域福祉振興基金は、福祉施設の修繕に充てる方針である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は1.6%の増加となり、類似団体比較との差は3.8%と広がった。この要因としては、当市の地形が南北に広く、人口規模に比べて面積が広いため、道路等インフラ施設の更新に多大な費用が係る点が挙げられる。また、合併時に旧町村の均衡ある発展を掲げてきたことから、各公共施設の集約、複合化及び除却が進んでいないという点も挙げられる。令和元年度に公共施設等再配置計画を策定し、令和2~3年にかけて個別施設計画を策定することから、今後は当該計画に基づき適正に各施設の更新整備を行っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均及び全国平均を下回っていた状況から一転し、平成30年度は前年と比べて133.8%と大きく増加した。これは、類似団体平均、愛知県内平均及び全国平均のいずれも上回っている。この主な要因は、平成29年度から着工している新庁舎建設事業の本体工事が開始され、地方債年度末現在高が大きく増加した点が挙げられる。新庁舎建設事業は令和元年度に完了するが、引き続き新火葬場建設事業等の大型事業を行うため、しばらく数値の改善が見込めない状況である。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産償却率、将来負担比率ともに数値が増加したため、平成29年度から状況は悪化する結果となった。近年の当市の傾向としては、平成15年度から継続的に行っている公共下水道の整備や、平成18年度の町村合併以降、公共施設の更新・新設が続いたことにより、公営企業を含む地方債現在高が年々増加を続けている。今後も公共下水道の整備、既存の公共施設の集約・複合化及び長寿命化が続くことから、将来負担比率の増加が続くことが予測される。また、当市は地形が南北に広く、人口規模に比べて面積が広い特徴を持つため、道路等インフラ資産が多くあるため、これらの施設整備による減価償却率の改善も大幅には見込めないことから、将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合わせによるグラフは右上がりを続けることが予測される。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は減少を続けているものの、将来負担比率は増加を続けているため、グラフは左上がりとなっている。類似団体が同比率ともに減少傾向にあるが、当市の将来負担比率が上昇を続けている理由は前段の理由による。実質公債費比率が他団体に比べて低い水準にある理由は、当市は名古屋港に面しており、固定資産税収が高い水準にあることから、分母である標準財政規模が類似団体と比較して高いためである。分子の公債費の状況としては、公営企業に対する公債費分の繰入額が上昇をしている状況ではあるが、なるべく交付税算入率の高い起債を活用していることもあり、ほぼ同水準を保っている。しかし、今後は新庁舎建設事業などの大型建設事業の元金償還が順次開始されることからグラフは右上がりに転じることが予測される。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛知県弥富市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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