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半田病院
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地域において担っている役割知多半島医療圏で唯一、救命救急センターを有し、高度急性期医療を担うほか、災害医療や周産期・小児医療等の政策的医療の提供も積極的に行っています。また、がん診療連携拠点、臨床研修、地域医療支援病院としての指定を受け、圏域における中核的な役割を担っています。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について➀経常収支比率は新病院建設に伴う医業外費用(控除対象外消費税等)の増加により100%を下回り、赤字(17年ぶり)に転じました。一方で②医業収支比率、③修正医業収支比率は100%越えを維持しており、類似病院と比較しても高い水準となっています。(14年連続黒字)。④病床利用率は令和2年度以降、ほぼ横ばいで推移していますが、令和5年度は新型コロナウイルスの5類移行に伴う病院間連携が正常化してきた影響もあり、平均在院日数の短縮化が進みました。その結果、新規患者数は増加し、⑤入院患者1人1日当たり収益の単価の増加につながっています。⑧材料費対医業収益比率については、物価高騰による材料費高騰に加え、診療の高度化により前年度比で1.8%の増加となりましたが、共同購入等経費削減に取り組むことで、類似病院と比較すると低い水準となっており、効率的な経営を行っています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について昭和57年に建設し法定耐用年数(40年間)を経過していることから、①有形固定資産減価償却率については高い値となっています。新病院建設事業を進めており、令和7年4月の開院を目指しています。②器械備品減価償却率については、新病院の機能に合った医療機器等の計画的な更新を行っています。 |
全体総括新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、コロナ専用病床の段階的な縮小など感染症対策の緩和を行う一方で、社会活動の正常化により回復基調にある医療需要に対し、3次救急医療用の病床を確保するなど、地域の基幹病院としての役割を全うしました。経営統合予定の常滑市民病院とは、限られた人員・医療環境の中で地域医療を守るために両院で緊密な医療連携・機能分担を図り、救急医療と感染症医療の両立を図ることができました。今後は、新病院の開院に向けて一層の経営基盤強化に取り組むとともに、地域医療機関等との連携強化を推進し、高度急性期・急性期から回復期、慢性期まで切れ目のない一体的な地域医療体制の構築に努めてまいります。平成28年度新改革プラン(平成29~令和2年度)策定済み令和4年度経営強化プラン(令和4~6年度)策定済み |
出典:
経営比較分析表
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