地方財政ダッシュボード

北海道長万部町の財政状況(2015年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2015年度)

目的別歳出

総額48.9億円

性質別歳出

総額48.9億円

歳入の内訳

総額50.5億円

財政比較分析表(2015年度)

財政力

人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(29年1月末40.30%)に加え、町内に中心となる産業がないこと等により財政基盤が弱く、0.19と類似団体平均を下回っているため、新規採用者を退職に伴う必要最低限に抑制し、特別職の基本給をカット(5~10%)するなど人件費の削減に努め、緊急に必要な事業を峻別する等、歳出の見直しを実施するとともに、税収の収納率向上対策を中心とする歳入確保に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

平成17年度から平成26年度まで実施していた職員の基本給カット(特別職10~20%、一般職3~5%。なお、平成27年度及び平成28年度は特別職5~10%)や退職者不補充等による人件費の削減、また、事務事業の見直し等、経常経費の削減を図ったことにより、類似団体平均をやや下回ってはいるが、依然として高い水準にある。公債費はピークを過ぎて減少しており、比率は低下している。今後とも事務事業の見直しをさらに進めるとともに、行財政改革への取組を通じて義務的経費を削減し、さらなる比率の低下に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費、物件費及び維持補修費については、事務事業の見直しにより抑制をしているが、物価の上昇もあり、年々増加傾向にある。また、近年の急激な人口の減少や、単独消防を配置していることなどにより、一人当たりの決算額は類似団体平均を上回っている。今後は直営事業を見直し、民間でも実施可能な部分については、指定管理者制度の導入などにより委託化を進め、更なるコストの削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

厳しい財政状況のおり経常経費削減の一環として、平成17年度から職員の基本給カット(一律3~5%)を実施していたが、平成26年度で終了したためラスパイレス指数は上昇し、類似団体平均と同数値になっている。今後も、昇格昇給制度の適正な運用により、ラスパイレス指数の上昇の抑制に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

欠員不補充などにより、定員管理の適正化に努めてきたが、人口の減少においつかず、また、類似団体にない単独消防を配置しているなどの要因から平均を大きく上回っている。今後も組織の再編や適正人事の配置、現業部門の民間委託を行い、更なる定員適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

過去の普通建設事業費に係る起債の償還等に伴い上昇し、類似団体平均を上回っているが、平成12年度から平成16年度にかけ実施した公営住宅建設等の大型事業が終了したことにより、元利償還金は減少しており、比率も13.6%まで低下した。今後も新規発行債を抑制し、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

12年度から16年度にかけて実施した公営住宅建設事業(3団地99戸、起債13.6億円)等により、類似団体平均を大幅に上回っているが、予定された大型事業はほぼ終了し、職員数の減により退職手当負担見込額が減少するなど、比率は着実に減少している(前年度比21.4ポイント低下)。今後も、新規発行債の抑制や借換等により、財政の健全化に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費

以前からの新規採用抑制に加え、平成17年度から平成26年度まで基本給カット(特別職20~10%、一般職3~5%。なお、平成27年度及び平成28年度は特別職5~10%)等を行っており、人件費にかかる経常収支比率は類似団体平均とほぼ同じとなっている。また、事務事業の民間委託等を推進しており、さらに退職者不補充分を一部臨時職員や再任用職員で対応することにより、今後もさらに人件費抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率が高くなっているのは、退職者不補充分の臨時職員対応や業務の民間委託により、職員人件費等から物件費(賃金・委託料)へのシフトが起きているためである。具体的には、スクールバス等の車両の運行、学校給食業務等が挙げられる。今後も民間委託を推進し、またさらに需用費等他の物件費の削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

国等による福祉関連事業が増加傾向にあるため、扶助費に係る経常収支比率は年々上昇傾向にあるが、単独事業に関しては「集中改革プラン」に基づき事業の見直しを行ったため、類似団体平均に比べ低い値で推移している。今後も引き続き、事業の緊急度や重要度を考慮しつつ事業の見直しを図っていく。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他の経常収支比率が高くなっているのは、平成4年に供用開始した公共下水道特別会計に対する繰出や、国民健康保険特別会計の財政状態の悪化に伴う繰出が多額であること、また、冬期間の除雪、公共施設の老朽化に伴う維持補修費の増が要因となっている。維持補修費については今後の増加も考えられるが、下水道会計については経営改善により繰出金の抑制に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

町が支出している各種団体等の補助金については、その団体の行う事業内容や事務量等を十分考慮したうえで予算措置を行うなど、不必要な支出がないよう適正化に努めているため、類似団体平均を下回っている。今後も引き続き、適正化に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

近年の大型事業実施による起債の元利償還開始により、公債費負担は類似団体平均を0.8ポイント上回ることになっているが、平成19年度に公債費負担適正化計画を策定し、公債費の金額自体は19年度をピークに減少に転じている。今後も事業の重要度や緊急度を十分考慮し、普通建設事業に係る地方債の発行抑制を図っていく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

物件費の比率が類似団体を上回っているものの、分子が比較的大きい補助費等が類似団体平均値を下回っているため、公債費以外の数値を押し下げている。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

目的別歳出の分析欄

衛生費は、住民一人あたり104,101円となっており、類似団体に比べ高い水準となっている。これは、町立病院への繰出が毎年多額にあるためであるが、町内唯一の医療機関であり、町民の医療確保のため病院の経営改善を図りながら引き続き維持していく。公債費は、住民一人あたり99,781円となっており、過去5年類似団体を上回っているが、平成19年度に公債費負担適正化計画を策定し、公債費の金額自体も減少しており、今後も事業の重要度や緊急度を十分考慮し、普通建設事業に係る地方債の発行抑制を図っていく。

議会費

類似団体内順位10位/ 72団体

労働費

類似団体内順位23位/ 72団体

消防費

類似団体内順位27位/ 72団体

諸支出金

類似団体内順位5位/ 72団体

総務費

類似団体内順位11位/ 72団体

農林水産業費

類似団体内順位44位/ 72団体

教育費

類似団体内順位37位/ 72団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 72団体

民生費

類似団体内順位37位/ 72団体

商工費

類似団体内順位49位/ 72団体

災害復旧費

類似団体内順位28位/ 72団体

衛生費

類似団体内順位5位/ 72団体

土木費

類似団体内順位18位/ 72団体

公債費

類似団体内順位12位/ 72団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人あたり827,020円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人あたり144,944円となっており、過去5年類似団体平均を上回って、高止まりの傾向にある。これは、近年の急激な人口減少や単独消防を配置していることに起因している。これまでも、事務事業の民間委託の推進や新規採用者を退職に伴う必要最低限にするなどしており、引き続き人件費の抑制に努めていく。また、繰出金は、住民一人あたり95,837円となっており、過去5年類似団体平均を上回っている。これは、公共下水道特別会計に対する繰出や、国民健康保険特別会計の財政状態の悪化に伴う繰出が多額であることに起因しており、公共下水道特別会計の経営改善や国民健康保険特別会計の収支改善に努め、繰出金の抑制に努めていく。維持補修費についても、過去5年類似団体平均を上回って、住民一人あたり30,000円を超え、高い水準にある。本町の公共施設の多くが、建設から30年~40年を超えており、老朽化の進行が著しいことに起因している。今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、将来を見据えて施設の統廃合・複合化や長寿命化を図り、維持補修費の平準化に努めていく。

人件費

類似団体内順位7位/ 72団体

補助費等

類似団体内順位18位/ 72団体

災害復旧事業費

類似団体内順位28位/ 72団体

投資及び出資金

類似団体内順位21位/ 72団体

物件費

類似団体内順位9位/ 72団体

普通建設事業費

類似団体内順位68位/ 72団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 72団体

貸付金

類似団体内順位45位/ 72団体

維持補修費

類似団体内順位2位/ 72団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位53位/ 72団体

公債費

類似団体内順位12位/ 72団体

繰出金

類似団体内順位12位/ 72団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位56位/ 72団体

積立金

類似団体内順位6位/ 72団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 72団体

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

以前から実施している退職者の不補充に加え、平成17年度から実施している人件費の独自削減、「集中改革プラン」に基づく事務事業の見直し等により、財政調整基金残高の標準財政規模比は、平成20年度の16.69%から平成27年度には48.43%に上昇した。実質単年度収支は増減があるが、実質収支額は財政調整基金の増により横ばいとなっている。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

各年度とも連結実質赤字は発生していないが、平成22年度から国民健康保険特別会計が赤字となり、今後、国民健康保険税の適正化を図るなど収支の早期改善が課題となっている。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成19年度に公債費負担適正化計画を策定。新規起債の抑制等、公債費負担の管理を進めた結果、元利償還金は平成19年度の733百万円から平成27年度には590百万円と、143百万円(-19.5%)減少した。公営企業債の元利償還金に対する繰入金は、企業債残高の減により減少傾向となっている。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成19年度に公債費負担適正化計画を策定。公債費負担の適正な管理を進めた結果、一般会計等に係る地方債の残高は平成19年度の7,175百万円から平成27年度には4,920百万円と、2,255百万円(-31.4%)減少した。また、充当可能財源のうち財政調整基金については、人件費の独自削減や、事務事業の見直し等により残高が増加している。

将来負担比率

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

本町では、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を25%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めることとしている。有形固定資産減価償却率については、類似団体よりも低くなっており、今後も計画に則り適切な水準を維持していく。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位7位/ 11団体

(参考)債務償還比率

(参考)債務償還比率

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、類似団体よりも高い水準となっているが、予定された大型事業が一段落し、また職員数の減により退職手当負担見込額が減少するなど、比率は着実に減少している。今後も、新規発行債の抑制等により、財政の健全化に努め、公共施設等総合管理計画にも則り、類似団体を下回っている有形固定資産減価償却率と併せて適切な水準となるよう取り組んでいく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率も実質公債費比率も、類似団体に比較し高い水準となっている。これは、過去の普通建設事業費にかかる起債の償還等に伴い上昇したものであるが、大型事業が一区切りついたことにより、元利償還金は減少しており、数値はいずれも減少傾向にある。今後も、新規発行債を抑制し、起債に大きく頼ることのない健全な財政運営に努める。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

施設情報の分析欄

類似団体に比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、学校施設となっている。建築年が古いものも多く、廃校となっている校舎もあるため、資産として利用するほか、老化が進んでいるものについては除却を検討していく。類似団体に比較し特に一人あたり面積が高くなっている公営住宅では、築30年を経過した施設や福祉関連設備のない施設もあることから、今後の高齢化社会を鑑み、利用状況を踏まえて、統合や複合化を検討していく。

道路

類似団体内順位5位/ 11団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位5位/ 11団体

公営住宅

類似団体内順位7位/ 11団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位9位/ 10団体

学校施設

類似団体内順位3位/ 11団体

児童館
公民館

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

施設情報の分析欄

図書館については、有形固定資産減価償却率も一人当たり面積も類似団体に比較し高くなっているが、これは、町に唯一の図書館のためである。法定・自主点検を随時行い、維持管理、修繕を含む老朽化対策を行い、長期に利用していく。体育館・プールは、有形固定資産減価償却率が類似団体に比較し高くなっており、築30年以上を経過し老朽化が進んでいる施設が多くなっている。部分的な大規模改修を計画的に実施し、施設の長寿命化を行うほか、既存の他施設との集約化・複合化を検討していく。消防施設の一人当たり面積が類似団体に比較し高くなっているのは、単独消防を設置しているためである。管轄区域における消防能力を維持するため、計画的に施設の点検・診断等を行い、維持管理・修繕等を含む老朽化対策を進めます。

図書館

類似団体内順位1位/ 4団体

体育館・プール

類似団体内順位2位/ 11団体

福祉施設
市民会館

類似団体内順位3位/ 5団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位3位/ 4団体

保健センター・保健所

類似団体内順位5位/ 6団体

消防施設

類似団体内順位7位/ 8団体

庁舎

類似団体内順位9位/ 11団体

よくある質問

このページで何が分かりますか?

北海道長万部町の2015年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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