朝倉市:小規模集合排水

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収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

・経営収支比率が100%を超えていることから健全な経営が行われています。経費回収率(約35%)は類似団体より低いため、経費削減を行う必要があります。・使用料収入に関しては、施設整備が完了しており、水洗化率も100%に達していることから、今後、少子高齢化の進行に伴う接続人口の減少に伴い、使用料収入は減少する見通しです。なお、使用料単価を国の指導値より高く設定していることから、料金改定による増額を見込むことは難しいと考えています。・支出に関しては、汚水処理原価が600円/㎥程度と高く、使用料単価を約380円/㎥上回っていることから維持管理費を使用料で賄えていない状況にあります。今後、施設老朽化の進行に伴う改築・更新需要の増加と人口減少が経営を圧迫する懸念があるため、施設の改築更新の際に、ダウンサイジングや省エネ型の効率的な機器を選択することで、更なる維持管理費の削減に努める必要があります。・維持管理費や起債償還等に係る費用については、一般会計からの繰入金に頼っているところがあり、流動比率が類似団体に比べ低い状況にあります。

老朽化の状況について

・平成16年度に一部供用を開始した新しい施設であるため、類似団体に比べ、有形固定資産減価償却率が小さくなっています。今後数年のうちに類似団体並みとなることが見込まれるため、将来の施設更新について検討していく必要があります。・管渠施設の老朽化は進行しておらず、改築更新の予定もありません。

全体総括

・現時点では、経常収支比率が100%を超えていることから健全な経営が行われています。しかし経費回収率については類似団体より低く約35%にとどまっていること、流動比率が類似団体に比べ低いことから、維持管理費の削減に努めます。・収入に関しては、今後少子高齢化の進行に伴う接続人口の減少に伴い、使用料収入は減少する見通しです。・支出に関しては、汚水処理原価が使用料単価を大きく上回っていることから、今後施設の改築更新の際に、ダウンサイジングや省エネ型の効率的な機器を選択することで、更なる維持管理費の削減に努める必要があります。

類似団体【I2】

弘前市 十和田市 紫波町 横手市 由利本荘市 にかほ市 三川町 喜多方市 高根沢町 魚沼市 富山市 金沢市 七尾市 加賀市 津幡町 福井市 越前町 おおい町 身延町 丹波山村 長野市 松本市 上田市 飯田市 大町市 塩尻市 佐久市 中川村 阿南町 根羽村 木祖村 王滝村 飯綱町 大垣市 高山市 飛騨市 郡上市 下呂市 七宗町 東白川村 白川村 長浜市 亀岡市 相生市 豊岡市 篠山市 養父市 宍粟市 上郡町 香美町 黒滝村 田辺市 鳥取市 八頭町 三朝町 湯梨浜町 南部町 伯耆町 松江市 安来市 江津市 美郷町 邑南町 玉野市 新見市 真庭市 美作市 土佐町 朝倉市 唐津市 雲仙市 山鹿市 菊池市 小国町 中津市 佐伯市