経営の健全性・効率性について
本事業では、使用料収入は安定しているといえるが、今後、人口減少による収益の減少が予測される。また、流動比率が低く、企業債残高対事業規模比率も高いため、費用削減の検討、施設利用率の向上など経常収支比率の改善に向けて取り組む必要がある。
老朽化の状況について
供用開始から約25年以上経過しており、施設及び管路の老朽化による更新費用が年々増加してきていることからも今後、老朽化に伴う更新需要の増加が見込まれることから、更新、長寿命化の計画により、投資を平準化しながら安定した経営を行っていく。
全体総括
本事業は事業規模が小さいことや、世帯人数の減少や節水等により使用料収入の減少が危惧されるが、維持管理費用の削減や、老朽化による更新を計画的に行い、健全な経営を持続していく。