簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 特定地域排水処理施設
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過疎化、少子化による人口の減少や全国平均を上回る高齢化率に加え、村内の基幹産業である林業の不振等により、財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。組織機構の改革、歳出の徹底的な見直し、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。
高齢化・過疎化による担税者減少等により経常一般財源が年々減少しているなか、地方交付税の増加により84.9%と2.8%下がったものの、未だ類似団体平均を上回っている。22年度は人件費抑制や国庫支出金、交付金等有利な財源を利用することにより、行政経営改革に努めた。今後は新たな公債費の増加も見込まれるため、行政経営改革の継続、税の増収措置の検討、定員適正化計画等により更なる経常収支比率の抑制に努める。
最小限の職員採用、行政経営改革等により類似団体平均値に近づいてきていたが、総額の抑制よりも人口減少が大きく響いている。今後も人件費の抑制に努め、行政経営改革の推進等によりいっそうの物件費の抑制を図る。
類似団体平均より高い数値であるため、今後も行政経営改革による事業の検討や施設運営の効率化を図り、定員適正化計画に基づく、適切な定員管理に努める。
実質公債費比率は統合小学校建設及び橋梁新設工事の普通建設事業に係る起債の償還等に伴い、類似団体平均をやや上回っている。今後は事業の整理、縮小を含めた計画の検討や効率執行により起債の新規発行の抑制に努める。
将来負担比率については、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増等の要因で昨年度の82.6%から56.8%と25.8%下がっているものの、未だ類似団体平均を上回っている状況で、今後は事業の整理、縮小を含めた計画の検討や効率執行により起債の新規発行の抑制に努め、財政の健全化を図る。
人件費は経常収支比率のうち一番大きな要因を占めており、以前から勧奨退職者、最小限の職員採用等により財政効果があったものの、観光施設職員を多くかかえている等の特殊事情により依然として類似団体平均を上回っている。今後は行政経営改革、組織機構改革等で効率化を図り、定員適正化計画等により更なる抑制に努める。
類似団体平均を下回っているが、事務用機器は償却期間を超えて使用しているため、機器更改等を計画的に行い大きな負担とならないよう努め、行政経営改革の推進等により一層の物件費の抑制を図る。
その他に係る支出の大部分は他会計への繰出金が占め、各会計とも独立採算の原則に財政健全化を目指し運営しているが、経常収支比率が類似団体平均を上回っている。今後は下水道施設の建設、簡易水道施設の建設等繰出増加の要因が見込まれるので、更なる財政健全化に努め、普通会計をはじめ各会計の安定化を図る。
類似団体平均を上回る数値で推移しているが、福祉総合センター、診療所建設等の事業に係る償還が終期に向かい数値が減少してきている。今後償還額の急激に増加しないよう事業計画の整理、縮小、効率執行により起債の新規発行の抑制に努める。
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