経営の健全性・効率性について
(1)①収益的収支比率が上昇。⑤経費回収率がほぼ横ばいで、類似団体と比較して低い。⑥汚水処理原価もほぼ横ばいで類似団体と比較しても低い。⑧水洗化率はほぼ横ばいで、類似団体と比較しても同程度となっている。(2)収益的収支比率は上昇したが、経費回収率が低い状況であることから、施設利用率、水洗化率を上昇させる必要がある。
老朽化の状況について
③最も古いもので平成10年度の設置のため、浄化槽本体の耐用年数の残存も10年以上となっている。
全体総括
平成18年度で浄化槽整備事業が完了しているため、維持管理のみの運営となっている。耐用年数の経過とともにさらなる維持管理費の増大が見込まれるが、現状では経費回収率、汚水処理原価共に平均水準以下である。水洗化率の向上や使用料の改定を検討する必要がある。