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地方財政ダッシュボード

大阪府太子町の財政状況(2020年度)

大阪府太子町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

太子町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

令和2年度の財政力指数は0.51で、類似団体内平均値は上回っているものの、大阪府平均を下回っている。これは、高齢化の進行に伴う生産年齢人口の減少や地価の下落等による町税の減収に加え、担税力の高い企業も少なく、町税に占める法人町民税の割合が低いことなどが要因である。今後においても大幅な町税の増収は見込めないところではあるが、徴収業務の強化や、使用料・手数料の適正化など自主財源の確保により、引き続き財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

令和2年度の経常収支比率は99.3%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで上回っている状況にあり、依然として高い水準で推移している。これは、経常収支比率の算定要素のうち、社会保障関係経費及び会計年度任用職員制度や退職者増による人件費などが増加傾向にあるのが要因である。今後においても公債費負担を抑制しながら、定員管理・給与の適正化を堅持し、事務事業の見直しによる経費の削減を図るとともに、町税をはじめとする自主財源の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和2年度の人口1人当たり人件費・物件費等決算額は149,760円で、類似団体内平均値よりは下回っているものの増加傾向となっている。これは、人件費では会計年度任用職員制度の影響や退職手当の増、物件費では、各種計画等の策定業務や電算システム改修などの業務委託などが増加傾向にあるなか、人口の減少が影響していると考えられる。また、令和2年度は新型コロナウイルス感染症対策に要する臨時的な経費が増加に影響している。

ラスパイレス指数の分析欄

これまでに、給与構造の見直しによる職務・職責に応じた構造への転換や給与制度の総合的見直しによる給料表の改正、枠外昇給制度の廃止、55歳昇給抑制を実施した。また、調整手当を廃止し地域手当に移行、令和元年度から初任給を引き下げなど給与の適正化に努め、ラスパイレス指数を100以下に抑制してきた。今後も、国の指針や類似団体の動向、また本町の財政状況を考慮しながら、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、行財政改革の推進により、平成14年度(144人)をピークに年々減少(令和2年度111人累計-33人)し、全国平均を下回っている状況である。また、集中改革プランにおける数値目標(平成17年度職員数から8人以上の削減)は、平成21年度に達成した。今後、定年退職者の増加が見込まれることから、定員適正化計画(目標職員数119人)に基づき、適切な定員管理に努めている。

実質公債費比率の分析欄

令和2年度の実質公債費比率は6.2%で、全国平均や大阪府平均を上回っている。これは、地方債(町債・企業債)の償還にかかる公債費や、下水道事業会計への繰出金が高い水準で推移していることが要因である。今後においても、建設事業等にかかる地方債の新規発行の抑制、平準化とともに、下水道事業の経営基盤強化による繰出金の縮減を図るなど、引き続き公債費負担の軽減に努める。

将来負担比率の分析欄

令和2年度の将来負担比率は生じておらず、これは将来負担比率の算定要素のうち、退職手当負担見込額や公営企業債等繰入見込額が減少したことが主な要因である。今後においても、下水道事業の経営基盤強化による繰出金の抑制や、地方債残高の推移を注視し、適正な負担の範囲となるように努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

令和2年度の人件費は32.0%で、類似団体内、全国及び大阪府平均全てで上回っている。これは、当該年度において会計年度任用職員制度導入や一定数以上の退職者が生じたことが大きく影響しており、今後の定年退職者数についても年度間によっての増減があることから、退職手当基金の効率的な活用を図るとともに、事務の委託化や、補充採用も含め定員管理・給与適正化により、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

令和2年度の物件費は17.1%で、類似団体内、全国及び大阪府平均全てで上回っている。これは、会計年度任用職員制度導入などで令和元年度と比較し改善したものの、施設の維持管理費や業務委託費などの増加が主な要因となっていることから、今後は、人件費と業務委託の推移を注視し、効率的な予算執行により経費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

令和2年度の扶助費は8.2%で、類似団体内平均値を2.1ポイント上回っているものの、全国平均や大阪府平均は下回っている。本町には福祉事務所がなく、生活保護費の支給がないため全国平均などと比べると低い率となっているが、ここ数年では、特に障がい者施策に要する経費の伸びが著しく、加えて、社会福祉施策拡充による各種給付費などの増加が見込まれることから、扶助費の占める割合はより一層高まり、財政負担となる懸念がある。

その他の分析欄

令和2年度のその他は13.8%で、類似団体内、全国及び大阪府平均全てで上回っている。これは、その他を構成する要素のうち、国民健康保険事業や介護保険事業など特別会計に対する一般会計からの繰出金が大きな割合を占めるなか、上述した下水道事業の法適化により、下水道事業への繰出金が補助費等へ振り替わったことが要因である。今後においても、各特別会計における保険給付事業の適正化を図るとともに、事務経費などの削減に取り組み、繰出金の低減に努める。

補助費等の分析欄

令和2年度の補助費等は14.9%で、類似団体内平均値は下回っているものの、全国平均や大阪府平均を上回っている。これは、本年度より下水道事業が地方公営企業法の財務適用を実施したことのほか、ゴミ処理等を一部事務組合で行っていることや常備消防業務を委託していることが要因であり、引き続き一部事務組合や常備消防業務の委託先団体とともに業務内容及び負担金の精査に努める。また、補助費等を構成する各種団体などへの補助金等についても、より一層適正な執行がなされるよう精査に努める。

公債費の分析欄

令和2年度の公債費は13.3%で、類似団体内、全国及び大阪府平均全てで下回っている。これは、建設事業等にかかる地方債の新規発行を抑制してきたためである。今後においては、公共施設の老朽化対策をはじめとする建設事業等が確実に見込まれることから、引き続き地方債の新規発行の抑制、平準化など公債費負担の適正化に取り組む必要がある。

公債費以外の分析欄

令和2年度の公債費以外は86.0%で、類似団体内、全国及び大阪府平均全てで上回っている。本町では人件費、物件費、補助費等の水準が特に高く、それが数値に表れている。公債費以外で構成される本指標は、当該年度の経常的な財源をもって措置されている状況にあるものの、その財源には臨時財政対策債を含んでいる点などを考慮すれば、更なる歳出経費の削減及び自主財源の確保に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度の実質収支は54百万円の黒字であったが、収支不足により財政調整基金より取り崩しを行っており、実質単年度収支は99百万円の赤字であった。これは、社会福祉関係経費などの増加や、前年度に引き続き定年等の退職者が多かったことが影響し、主要施策においても、経常的なソフト事業が増加したことなどにより、歳出が増加した一方、歳入においては、交付税が増加したものの、町税や各種交付金などが減少したことにより、一般財源は横ばいであったことが主な要因である。また、財政調整基金は140百万円取崩した結果、年度末残高は1,369百万円、標準財政規模(3,299百万円)に対し41.49%と減少している。本町は依存財源の割合が60%超を占めるなど脆弱な財政基盤であり、今後の行政サービス需要の動向を注視しながら、他の基金と一体的に利活用を進めていく必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和2年度の連結実質赤字比率は生じておらず、早期健全化基準(20%)を下回っている。また、一般会計以外においても赤字決算となった会計はない。一般会計以外の黒字額の内訳では、介護保険特別会計が39百万円で一番多く、標準財政規模(3,299百万円)に対する比率は1.18%、次いで国民健康保険特別会計の実質収支額が14百万円で、同0.42%となっている。なお、各特別会計においては、一般会計から財源の繰入を行っており、特に下水道事業会計については、公債費の影響もあって基準外繰入を行っている状況にある。そのため、今後においても、使用料や保険料の適正化、並びに徴収事務の強化、広域化・共同化を含めた事務事業の効率化などにより、繰入金(一般会計の負担)の縮減に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度の実質公債費比率は、早期健全化基準(25%)を下回る6.2%で、前年度から0.9ポイント改善した。これは、3か年平均による公債費の減少によるものである。今後も予定される公共施設の老朽化対策をはじめ、新たな建設事業等にかかる地方債の需要については、交付税算入のある事業債を活用できるよう事業計画を策定し、下水道事業の経営基盤強化とともに、引き続き実質公債費比率の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度の将来負担比率は、昨年度に引き続き生じておらず、早期健全化基準(350%)を下回っているが、地方債現在高の増加や充当可能基金の減少により比率は悪化している。今後、下水道事業に係る公営企業債等繰入見込額(1,041百万円)については、過年度債の償還が進み減少傾向になると見込まれる一方で、公共施設の老朽化対策として新たに需要が見込まれ、一般会計の建設事業等における地方債の発行については、交付税算入のある事業債を優先的に、また退職手当の負担については、退職手当基金を計画的に利活用することにより、将来の負担に備えた財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)これまでの行政改革の推進により、投資的経費をはじめとした歳出全体の抑制に努めてきたことや、歳入においては、税収が減少傾向にあったものの、消費税増税に伴う地方消費税交付金の増や普通交付税の算定見直しによる増加などにより、歳入総額が膨らんだ結果、一定額の剰余金が発生したことから、積立を行うことができた。しかしながら、人件費や扶助費の義務的経費や物件費などが年々増加し、令和元年度に引き続き、令和2年度においても財源不足から、財政調整基金の処分を行ったことで、残高の減少となった。また、特定目的基金については、これまで計画的な処分を行ってきたものの、令和2年度は、公共施設等の整備や改修に要する経費の財源として活用したことで、残高の減少となった。(今後の方針)今後、少子高齢化等に伴う町税などの減少により、歳入総額の増額が見込まれない中で、歳出においては、社会保障関係経費の増加や施設の老朽化対策経費の増加が懸念されるところである。そのため、限りある財源を計画的に有効活用していく必要がある。

財政調整基金

(増減理由)これまでの行政改革の推進により、投資的経費をはじめとした歳出全体の抑制に努めてきたことや、歳入においては、税収が減少傾向にあったものの、消費税増税に伴う地方消費税交付金の増や普通交付税の算定見直しによる増加などにより、歳入総額が膨らんだ結果、一定額の剰余金が発生したことから、積立を行うことができた。しかしながら、人件費や扶助費の義務的経費や物件費などが年々増加し、令和元年度に引き続き、令和2年度においても財源不足から、財政調整基金の処分を行ったことで、残高の減少となった。(今後の方針)今後、少子高齢化等に伴う町税などの減少により、歳入総額の増額が見込まれない中で、歳出においては、社会保障関係経費の増加や施設の老朽化対策経費の増加が懸念されるところである。そのため、限りある財源を計画的に有効活用していく必要がある。

減債基金

(増減理由)定期預金の利息のみの積立となっている。(今後の方針)現状、繰り上げ償還等の予定がないことから、利息のみの積立となっている。

その他特定目的基金

(基金の使途)・特定目的基金のうち、公共施設整備基金が大きな割合を占めており、本町では、生涯学習等施設整備(複合施設)に多額の費用を要することから、その費用に充当するため、また、既存施設の老朽化対策のため、積立てを行ってきた。特に令和2年度においては生涯学習センターの整備費用の財源として取崩しを行った。今後、既存施設の老朽化対策経費にも計画的に取崩し、充当していく予定である。・太子まちづくり「夢」基金については、個性的・魅力的なまちづくりの推進、豊かな発想を育み「夢」の膨らむソフト事業の展開に充てるため設置しており、基金にも限りがあることから、現在では、教育振興事業(英語検定試験検定料補助金など)に充当している。(増減理由)・公共施設整備基金は、生涯学習等施設整備や公共施設の老朽化対策経費に充当したことにより減少している。・たいし・ふれ愛福祉基金は、寄付金の積立により増加している。・太子まちづくり「夢」基金は、教育振興事業のほか、東京2020オリンピック聖火リレー運営事業に充当したことにより減少している。(今後の方針)大きな割合を占める公共施設整備基金については、公共施設の老朽化対策に係る経費に計画的に充当する予定のため、今後大幅に減少していく見込みである。退職手当についても、今後の定年退職者に備え、順次処分していく予定である。このようなことから、今後基金総額としては、減少していく見込みのため、限りある財源を計画的に有効活用していく必要がある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、大阪府平均、類似団体内平均値を下回ってはいるが、老朽化が進んでいる状況には変わりない。また、1人あたりの資産規模は比較的少ないが、近い将来、公共施設等の長寿命化や更新等に多額の費用を要することが予想されるため、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、老朽化した施設について計画的に改修を行う等、公共施設等の適正管理に努める。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は前年度に比べて低くなったが、類似団体内平均値よりも上回っている。これは基金の取崩しにより基金残高が大きく減少したことが要因である。今後も、公共施設等の老朽化対策に要する経費等、多額の費用が見込まれ、地方債の借入と基金の取崩しに頼らざるをえない状況であり、比率の悪化が予想される。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債の新規発行を抑制し、将来負担を現在のストックで賄えてきたことから、将来負担比率は継続して生じておらず「-」と表示されているが、地方債残高の増加や充当可能基金の減少により比率は悪化傾向にある。また、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも低い水準まで低下しており、比較的適正な維持管理が行えていると言える。公共施設等総合管理計画に基づき、今後も老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は継続して生じていないため、「-」と表示されている。また、実質公債費比率については類似団体と比較して低い水準にあり、令和2年度は前年度から0.9ポイント減少した。しかしながら、今後予定される公共施設の長寿命化や老朽化対策をはじめ、新たな建設事業等にかかる地方債の需要については、交付税算入のある事業債を活用できるよう事業計画を策定し、下水道事業の経営基盤強化とともに、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

大阪府太子町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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