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地方財政ダッシュボード

大阪府太子町の財政状況(2018年度)

大阪府太子町の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

太子町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

平成30年度の財政力指数は0.52で、類似団体内平均値や全国平均は上回っているものの、大阪府平均を下回っている。これは、高齢化の進行に伴う生産年齢人口の減少や地価の下落等による町税の減収に加え、担税力の高い企業も少なく、町税に占める法人町民税の割合が低いことなどが要因である。今後においても大幅な町税の増収は見込めないところではあるが、徴収業務の強化や、使用料・手数料の適正化など自主財源の確保により、引き続き財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

平成30年度の経常収支比率は96.8%で、全国平均や類似団体内平均値を上回る状況にあり、依然として高い水準で推移している。これは、経常収支比率の算定要素のうち、過去に行った建設事業等に伴う公債費が、未だ高い水準にあることに加え、社会保障関係経費の増加や、団塊の世代の退職による人件費費の増加などが要因である。今後においても公債費負担を抑制しながら、定員管理・給与の適正化を堅持し、事務事業の見直しによる経費の削減を図るとともに、町税をはじめとする自主財源の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成30年度の人口1人当たり人件費・物件費等決算額は132,119円で、全国平均や類似団体内平均値よりは下回っているものの増加傾向となっている。これは、人件費では退職手当の増、物件費では、各種計画等の策定業務委託や専門職配置による賃金などが高水準を維持し、横ばい傾向にあるなか、人口減少が影響していると考えられる。

ラスパイレス指数の分析欄

これまでに、給与構造の見直しによる職務・職責に応じた構造への転換や給与制度の総合的見直しによる給料表の改正、枠外昇給制度の廃止、55歳昇給抑制を実施した。また、調整手当を廃止し地域手当に移行するなど給与の適正化に努め、ラスパイレス指数を100以下に抑制してきた。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、行財政改革の推進により、平成14年度(144人)をピークに年々減少(平成30年度111人累計-33人)し、全国平均を下回っている状況である。また、集中改革プランにおける数値目標(平成17年度職員数から8人以上の削減)は、平成21年度に達成した。今後、定年退職者の増加が見込まれることから、平成27年度に定員適正化計画(目標職員数115人)を策定し、適切な定員管理に努めている。

実質公債費比率の分析欄

平成30年度の実質公債費比率は7.0%で、全国平均や大阪府平均を上回っている。これは、地方債(町債・企業債)の償還にかかる公債費や、下水道事業会計への繰出金が高い水準で推移していることが要因である。今後においても、建設事業等にかかる地方債の新規発行の抑制、平準化とともに、下水道事業の経営基盤強化による繰出金の縮減を図るなど、引き続き公債費負担の軽減に努める。

将来負担比率の分析欄

平成30年度の将来負担比率は生じておらず、これは将来負担比率の算定要素のうち、地方債現在高や負担となるごみ・し尿処理事業委託先の一部事務組合への負担見込額が減少したこと、充当可能基金額が増加したことが要因である。今後においても、下水道事業の経営基盤強化による繰出金の抑制や、地方債残高の推移を注視し、適正な負担の範囲となるように努める

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

平成30年度の人件費は27.7%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで上回っている。これは、当該年度において一定の退職者が生じたことや、依然高水準にある時間外勤務手当も影響しており、今後の定年退職者数についても年度間によっての増減があることから、基金積立てにより必要な退職手当にかかる財源の確保を図るとともに、事務の委託化や、補充採用も含め定員管理・給与適正化により、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

平成30年度の物件費は18.6%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで上回っており、高い水準となっている。これは、ここ数年各種計画等の策定をはじめとした業務委託が増加傾向にあることや、行政サービスの多様化により、主に福祉分野における専門知識が必要となっており、それを補うための非常勤職員数の増加なども影響している。今後においても、事務事業の見直しや、施設の維持管理経費の精査により、物件費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

平成30年度の扶助費は7.9%で、類似団体内平均値を1.3ポイント上回っているものの、全国平均や大阪府平均は下回っている。本町には福祉事務所がなく、生活保護費の支給がないため全国平均などと比べると低い率となっているが、ここ数年では、特に障がい者施策に要する経費の伸びが著しく、加えて、高齢化や子育て支援などに要する各種給付費などの増加が見込まれることから、扶助費の占める割合はより一層高まり、財政負担となる懸念がある。

その他の分析欄

平成30年度のその他は16.3%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで上回っている。これは、その他を構成する要素のうち、下水道事業や国民健康保険事業、介護保険事業など特別会計に対する一般会計からの繰出金が、本町の決算額に対して大きな割合を占めていることが要因である。今後においても、各特別会計における使用料や保険料の適正化を図るとともに、事務経費などの削減に取り組み繰出金の低減に努める。

補助費等の分析欄

平成30年度の補助費等は11.8%で、類似団体内平均値は下回っているものの、全国平均や大阪府平均を上回っている。これは、ゴミ処理等を一部事務組合で行っていることや常備消防業務を委託していることが要因であり、引き続き加入する一部事務組合や常備消防業務の委託先団体とともに業務内容及び負担金の精査に努める。また、補助費等を構成する各種団体などへの補助金等についても、より一層適正な執行がなされるよう精査に努める。

公債費の分析欄

平成30年度の公債費は14.5%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで下回っている。これは、建設事業等にかかる地方債の新規発行を抑制してきたためである。今後においては、公共施設の老朽化対策をはじめとする建設事業等が確実に見込まれることから、引き続き地方債の新規発行の抑制、平準化など公債費負担の適正化に取り組む必要がある。

公債費以外の分析欄

平成30年度の公債費以外(人件費・扶助費・物件費・補助費等・その他の計)は82.3%で、類似団体内平均値、全国平均及び大阪府平均全てで上回っている。各項目毎の分析等については上述のとおりであるが、本町では人件費、物件費、その他(特別会計繰出金)の水準が特に高く、それが数値に表れている。公債費以外で構成される本指標については、当該年度の経常的な財源をもって措置されている状況にあるものの、その財源には臨時財政対策債を含んでいる点などを考慮すれば、今後においても、歳出経費の削減及び自主財源の確保に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

平成30年度の実質収支は30百万円の黒字となったものの、実質収支比率は0.93ポイントと1.62ポイント低下した。近年、黒字額は縮小傾向にあり、これは、社会福祉関係経費などの増加や物件費の高止まり、主要施策においても、ハード事業からソフト事業への転換が多くなってきている結果として、経常化してきていることから、歳出が増加傾向にある。一方、歳入においては、交付税が増加したものの、町税や各種交付金などが減少したことにより歳入総額としては減少したことによる。また、財政調整基金残高は1,719百万円、標準財政規模(3,202百万円)に対し53.69%と増加しているものの、本町の依存財源の割合は60%を超える脆弱な財政基盤であり、今後費用負担増が想定される、施設改修や社会保障経費に対応するための貴重な財源となると考えている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成30年度の連結実質赤字比率は生じておらず、早期健全化基準(20%)を下回っている。また、一般会計以外においても赤字決算となった会計はない。一般会計以外の黒字額の内訳では、国民健康保険特別会計が25百万円で一番多く、標準財政規模(3,202百万円)に対する比率は0.79%、次いで介護保険特別会計の実質収支額が17百万円で、同0.54%となっている。なお、各特別会計においては、一般会計から財源の繰入を行っており、特に下水道事業特別会計については、公債費の増加もあって基準外繰入を行っている状況にある。そのため、今後においても、使用料や保険料の適正化、並びに徴収事務の強化、広域化・共同化を含めた事務事業の効率化などにより、繰入金(一般会計の負担)の縮減に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

平成30年度の実質公債費比率は、早期健全化基準(25%)を下回る7.0%で、前年度から0.4ポイント改善した。これは比率の分子となる元利償還金の減少に加え、分母となる標準財政規模が増加したことなどによる。今後も予定される公共施設の老朽化対策をはじめ、新たな建設事業等にかかる地方債の需要については、交付税算入のある事業債を活用できるよう事業計画を策定し、下水道事業の経営基盤強化とともに、引き続き実質公債費比率の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

平成30年度の将来負担比率は、昨年度に引き続き生じておらず、早期健全化基準(350%)を下回っている。地方債現在高が減少したことや充当可能基金が129百万円増加したことが、将来負担比率の分子の改善につながったと考えられる。今後、下水道事業に係る公営企業債等繰入見込額(1,125百万円)については、過年度発行分の償還が進み減少傾向にあるものの、公共施設の老朽化対策として、新たに需要が見込まれる一般会計の建設事業等における地方債の発行については、基準財政需要額算入のある事業債を優先的に、また退職手当の負担については、退職手当基金を計画的に利活用することにより、将来の負担に備えた財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)これまでの行政改革の推進により、投資的経費をはじめとした歳出全体の抑制に努めてきたことや、歳入においては、税収が減少傾向にあったものの、消費税増税に伴う地方消費税交付金の増や普通交付税の算定見直しによる増加などにより、歳入総額が膨らんだ結果、一定額の剰余金が発生したことから、積立を行うことができた。また、特定目的基金については、計画的な処分を行っているものの、平成30年度については、剰余金の一部を、団塊の世代の定年退職に備えるための退職手当基金への積立などにより全体として増加している。(今後の方針)今後、少子高齢化等に伴う町税の減少により、歳入総額の増額が見込まれない中で、歳出においては、社会保障関係経費の増加や施設の老朽化対策経費の増加が懸念されるところである。このような状況を踏まえると、これまでは剰余金の積立がある程度可能であったが、今後は取崩し型へと転換する時期に来ていると考えられる。そのため、限りある財源を計画的に有効活用していく必要がある。

財政調整基金

(増減理由)これまでの行政改革の推進により、投資的経費をはじめとした歳出全体の抑制に努めてきたことや、歳入においては、税収が減少傾向にあったものの、消費税増税に伴う地方消費税交付金の増や普通交付税の算定見直しによる増加などにより、歳入総額が膨らんだ結果、一定額の剰余金が発生したことから、積立を行うことができた。(今後の方針)今後、少子高齢化等に伴う町税の減少により、歳入総額の増額が見込まれない中で、歳出においては、社会保障関係経費の増加や施設の老朽化対策経費の増加が懸念されるところである。このような状況を踏まえると、これまでは剰余金の積立がある程度可能であったが、今後は取崩し型へと転換する時期に来ていると考えられる。そのため、限りある財源を計画的に有効活用していく必要がある。

減債基金

(増減理由)定期預金の利息のみの積立となっている。(今後の方針)現状、繰り上げ償還等の予定がないことから、利息のみの積立となっている。

その他特定目的基金

(基金の使途)・特定目的基金のうち、公共施設整備基金が大きな割合を占めており、本町では、生涯学習等施設整備(複合施設)に多額の費用を要することから、その費用に充当するため、また、既存施設の老朽化対策のため、積立てを行ってきた。平成31年度から複数年かけて生涯学習施設等の整備が開始されることから、順次充当財源として取り崩す予定である。また、既存施設の老朽化対策経費にも計画的に取崩し、充当していく予定である。・太子まちづくり「夢」基金については、個性的・魅力的なまちづくりの推進、豊かな発想を育み「夢」の膨らむソフト事業の展開に充てるため設置しており、基金にも限りがあることから、現在では、教育振興事業(英語検定試験検定料補助金、中学生国際交流事業)に充当している。(増減理由)・退職手当基金は、団塊の世代の定年退職に備え、剰余金の一部を積み立てたことで増加している。・ふるさと太子応援基金は、平成30年度において、一定の寄付金増に伴い増加している。・公共施設整備基金は、公共施設の老朽化対策経費に充当したことにより減少している。(今後の方針)大きな割合を占める公共施設整備基金については、生涯学習施設等整備に向けかなりの規模の取崩しを見込むとともに、その他既存施設の老朽化対策についても、かなりの経費が見込まれることから今後大幅に減少していく見込みである。退職手当についても、平成31年度にまとまった退職者が見込まれ、財政を圧迫することから、一定規模の基金の取崩しによる対応を検討している。このようことから、今後基金総額としては、減少していく見込みである。そのため、限りある財源であることから、計画的に有効活用していく必要がある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

大阪府平均、類似団体内平均値を若干下回っており、他市町村に比べ償却率が低いように思えるが、老朽化が進んでいる状況には変わりない。また、1人あたりの資産規模は比較的少ないが、近い将来、公共施設等の長寿命化や更新等に多額の費用を要する事が予想されるため、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、老朽化した施設について計画的に改修を行う等、公共施設等の適正管理に努める。

債務償還比率の分析欄

大阪府平均、類似団体内平均値よりも下回っているが、これは基金残高が類似団体内平均値よりも多いことと、投資的経費を必要最低限として抑制することで地方債残高を減少してきたことが要因である。しかしながら、有形固定資産減価償却率にも表れているとおり、公共施設等の老朽化が進んでいることから、多額の費用を要する長寿命化や更新のために今後は一定の地方債と基金の取崩しに頼らざるをえない状況であり、比率の悪化が予想される。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

平成17年頃からの行財政改革により、投資的経費や予算規模の抑制等で道路や橋りょう等の修繕、長寿命化を十分に実施していなかったこともあり、本町の公共施設等の有形固定資産減価償却率は増加傾向にある。その一方で投資的経費等の抑制による元金償還額を超えない借入の実施等で地方債残高は減少傾向にあり、また基金残高は発生した余剰金を順当に積立ててきたことによって増加傾向にある。こういった経緯から本町では有形固定資産減価償却率の低下に相反して、地方債残高の減及び基金残高の増によって将来負担を現在のストックで賄えることから将来負担比率はマイナスとなり、ハイフン表示となっている。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

平成17年頃からの行財政改革により、投資的経費の抑制、償還終了に伴う元金償還額減少の範囲内での借入等を実施してきたことから公債費、地方債残高と減少傾向にある。実質公債費比率については制度開始当初の平成19年度には18.9%であったのが平成30年度には11.9ポイント減の7.0%となっている。充当可能財源についても、予算規模の抑制や平成26年度の消費税増税に伴う地方消費税交付金の増等の影響もあり黒字を確保してきたことから、余剰分を積立てることで基金残高は増加傾向にあり、また地方債の借入は交付税措置のある事業債を考慮しながら計画的な借入を行ってきたことから、基準財政需要額への算入見込額が増加している。その結果、将来の負担は現在のストックで賄えることから将来負担比率はマイナスとなっており、ハイフン表示となっている。しかし、今後は公共施設等の長寿命化や更新が必要なことから、基金、地方債の活用により数値としては悪化することが懸念される。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

大阪府太子町の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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