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地方財政ダッシュボード

埼玉県美里町の財政状況(2014年度)

🏠美里町

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

指数は、前年度から0.01ポイント減少したが、類似団体平均を0.17ポイント上回っている。景気や企業業績の低迷などにより、税収については大きな伸びが期待できない状況にあるため、事業中のスマートIC周辺地域への企業誘致を積極的に進め、法人町民税等の増収に努める。

経常収支比率の分析欄

指数は前年度比4.6ポイント上昇し、類似団体平均を0.1ポイント上回った。これは、法人町民税及び地方交付税の減少が主な要因である。今後も行政改革を推進し、経常経費の節減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人あたり決算額は、類似団体平均を大きく下回っており、類似団体内順位は1位である。これは、負担金により運営される一部事務組合がゴミ処理業務や消防事務を実施していることが要因の一つである。一部事務組合の人件費及び物件費等に要する負担金等を加えると、人口1人あたりの金額は大幅に増加することになるため、引き続き抑制に努める必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

指数は前年度比0.1ポイント増加した。類似団体平均を2.6ポイント上回っていることから、今後も国県及び近隣市町村等の給与水準を考慮し、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定員適正化計画に沿った採用等により、指数は一定で推移しており、今年度は類似団体平均を2.76ポイント下回った。今後も適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

指数は前年度比0.3ポイント減少し、類似団体平均を3.0ポイント下回っている。主な減少要因は、一部事務組合への公債費分負担金の減少等である。今後も起債にあたっては、交付税算入率の高い地方債の選択等により、公債費負担の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

指数は前年度比10.4ポイント増加し、類似団体平均を84.3ポイント上回っている。これは、雪害や地震などの災害復旧に係る補助金等に充当するために、財政調整基金を取り崩したことが主な要因である。財政調整基金を災害前の水準に戻すとともに、適切な起債により将来負担の軽減を図り、健全な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

指数は前年度比0.7ポイント上昇したが、類似団体平均を0.9ポイント下回っている。これは、人件費は前年度より減少しているが、法人町民税や臨時財政対策債の減少に伴い経常一般財源が減少したことによるものである。今後も、関係経費の見直しを行い、歳出抑制に努める。

物件費の分析欄

指数は前年度比0.3ポイント増加したが、類似団体平均を3.2ポイント下回っている。情報システムのクラウド化等により歳出の抑制を図っているが、今後も物品の購入などを再点検し、引き続き歳出の抑制を図る。

扶助費の分析欄

指数は前年度比0.2ポイント増加し、類似団体平均を2.8ポイント上回った。社会保障費は年々増加傾向にあり、制度上国の影響を受けやすいことから、町単独事業の見直し等により、扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

指数は前年度比1.0ポイント上昇し、類似団体平均を2.71ポイント上回った。これは、他会計への繰出金が増加したことが主な要因である。繰出金の抑制策として、国民健康保険及び介護保険において、税率及び料金を改定し、また、水道事業においても、料金改定を行った。今後も、各会計の健全化を図ることにより、繰出金の抑制を図る。

補助費等の分析欄

指数は前年度比1.0ポイント増加し、類似団体平均を2.5ポイント上回っている。主な増加の原因は、法人町民税に多額の還付金が発生したことによるものだが、今後も補助金の見直し等により、補助費等の削減に努める。

公債費の分析欄

指数は前年度比1.3ポイント増加した。これは、中学校校舎改築事業に伴う学校教育施設等整備事業債の償還が開始になったことが主な要因である。類似団体平均は5.8ポイント下回っており、他団体と比較して低い水準にあるが、今後も町債の活用については、将来負担の軽減を図り、計画的な運用に努める。

公債費以外の分析欄

指数は前年度比3.3ポイント増加し、類似団体平均を3.9ポイント上回っている。これは、社会保障費の増加や経常一般財源の減少が主な要因であるが、今後も社会保障費等の増加が見込まれるため、行財政改革を推進し、健全な財政運営に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

財政調整基金については、平成25年には国営かんがい排水事業負担金の繰上償還に、平成26年には雪害や地震などの災害復旧に係る補助金等に充当したために減少した。また、実質単年度収支についても、それに伴いマイナスとなっている。今後も企業誘致による税収の確保及び歳出の抑制に努め、健全な財政運営を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

平成19年度の実質赤字比率の算定開始から、黒字決算を維持している。今後も行財政改革を推進し、健全な財政運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

元利償還金については、中学校校舎改築事業に伴う学校教育施設等整備事業債等の償還が開始したことにより増加となったが、一部事務組合の公債費分負担金は昨年に引き続き減少となった。今後も起債にあたっては、交付税算入率の高い地方債を有効に活用することにより、実質公債費の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

地方債残高については、臨時財政対策債が主なものであるが、平成25年度については、国営かんがい排水事業負担金の繰上償還に充当する公共事業等債の発行により大幅に増加した。また、充当可能財源等については、今年度に雪害や地震などの災害復旧に係る補助金等に財政調整基金を充当したため減少した。今後も適正な起債に一層努めるとともに、財政状況を考慮して繰上償還等を検討する。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,