地域の概況
普通会計の構造(2021年度)
総額67.5億円
総額67.5億円
総額70.3億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額67.5億円
総額67.5億円
総額70.3億円
人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(令和3年度末45.38%)に加え,町内に中心となる産業がないこと等により,財政基盤が弱く,類似団体平均を下回る状況が続いている。今後,数値の大幅な改善を見込むことは難しい状況にあるが,人口減少対策に関する施策と,引き続き徹底した歳出の見直しを行うとともに自主財源の確保に努め,安定的な財政基盤の確立に努めていく。
分子である経常経費充当一般財源については,退職者の増加に伴う退職手当負担金の増や中途採用者の昇格率を上げたことによる人件費の増加や,利根消防署建て替えのため稲敷地方広域市町村圏事務組合消防費負担金が増加したことによる補助費等の増加などにより増加したが,分母である経常一般財源について,普通交付税が前年度と比較して292百万円増加したことや,臨時財政対策債が前年度と比較して51百万円増加したことによりそれ以上に増加したため,前年度と比較して経常収支比率は改善した。
ごみ処理やし尿処理,消防業務を一部事務組合で担っていることにより類似団体平均を下回っているが,人件費・物件費・維持補修費のいずれも決算額としては増加しており,人口も減少していることから,人口一人当たりの決算額としては前年度と比較して7,651円増となった。人件費については選挙に伴う時間外勤務手当による職員給与費等の増,物件費についてはコロナワクチン個別接種委託料やコロナワクチン受付・事務業務委託料の増,維持補修費については道路除草工事費の増などにより増加した。今後も,物件費をはじめとする経費の削減に努めていく。
令和3年度のラスパイレス指数は前年度と同水準であったものの,類似団体平均と比較すると1.3ポイント上回る水準となった。今後も,行財政改革行動計画に基づき,職階や給与体系等の見直しなども含め,引き続き給与の適正化に努めていく。
令和3年度は,前年度と比べ一般職員数は同じであるが,町の人口が減少したため,人口1,000人当たり職員数は,前年度よりも0.19人増となった。今後も組織や事務事業の見直しと併せて,職員定数条例に基づいた適切な定員管理に努めていく。
臨時財政対策債の利率見直しに伴って利子償還額が減となったことによる元利償還金の減や,利根地区土地改良事業負担金の一部支払い終了等に伴う債務負担行為に基づく支出予定額の減などにより,分子が減少した一方で,普通交付税の増等により分母が増加したため,比率としては減少した。近年の実質公債費比率は,年々減少している傾向にあるが,今後,過疎対策事業債の元金償還が順次開始していくこと等により元利償還金が増加に転じる可能性もあるため,引き続き適正な起債管理に努めていく。
過疎対策事業債等の起債による地方債残高の増などにより将来負担額は前年度よりも増となったが,充当可能財源等についても公共公益施設維持整備基金の残高増等により増え,将来負担額よりも充当可能財源等が上回ったため,前年度と同様に将来負担比率は算定されなかった。平成29年度から過疎地域に指定されたことにより,過疎対策事業債の発行による地方債残高の増加が見込まれるが,適正な起債管理や充当可能基金への積立等による適正な基金管理を行い,財政健全化に取り組んでいく。
人件費については,退職者の増に伴う退職手当負担金などが増加し,経常経費充当一般財源は増となったものの,経常一般財源がそれ以上に伸びたため,比率としては減少した。しかしながら,依然として類似団体平均と比べると高い水準が続いており,今後も退職者の再任用での登用が見込まれることから,正職員や会計年度任用職員も含めた適正な人員管理に努めていく。
物件費については,小中学校学習支援ソフト使用料の減等により経常経費充当一般財源が減となり,経常一般財源が増となったため,比率としては減少した。また,類似団体平均と比較しても低い水準を維持している。今後も,引き続き徹底した経常経費の見直しを行い,物件費の削減に努めていく。
扶助費については,前年度と比較して0.4ポイント減となり,類似団体平均との比較においても0.1ポイント低い水準となっている。自立支援給付費等の伸びにより扶助費の経常経費充当一般財源は増となったものの,経常一般財源がそれ以上に伸びたため,比率としては減少することとなった。扶助費は社会保障にかかわる費用であり,今後増大していくことが見込まれるが,国や県との制度内容との整合を図りながら,適正な執行に努めていく。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは,繰出金の増加が主な要因である。介護給付費の伸び等により介護保険特別会計繰出金の経常経費充当一般財源が増となった。高齢化に伴いさらなる給付費の増が見込まれているが,より一層の使用料・保険料の徴収強化や歳出削減に向けた取り組みに努めていく。
補助費等については,経常一般財源も増えているものの,稲敷地方広域市町村圏事務組合負担金分等の経常経費充当一般財源がそれ以上に伸びたため,比率としては増加した。類似団体平均と比較しても高くなっていることから,各種補助金等の必要性を検証し,補助費等の抑制に努めていく。
公債費については,前年度と比較して0.9ポイント減となり,類似団体平均との比較においても6.2ポイント低い水準を維持している。令和3年度は臨時財政対策債の利率見直しに伴い利子償還額が4百万円減少したことにより公債費が減少した。ただし今後は,過疎対策事業債の元金償還が順次開始することにより公債費が増加に転じる可能性もあるため,普通建設事業の必要性や費用対効果等を十分考慮し,適正な起債管理に努めていく。
公債費以外の経常収支比率は前年度と比較して3.2ポイント減となった。令和3年度においては,退職手当負担金の増等に伴う人件費の増や,稲敷地方広域市町村圏事務組合への負担金増等に伴い補助費等が増となったものの,普通交付税の大幅増等により経常一般財源がそれ以上に伸びたため,比率としては減少した。類似団体平均と比較すると依然として高い水準であるため,経常経費に占める割合の高い人件費や補助費等を中心に改善を図るなど,経常経費の削減に努めていく。
令和3年度の歳出決算総額は,住民一人当たり433,963円であり,議会費および消防費を除いた各歳出について類似団体平均より下回っている状況である。前年度と比較して大きく増減があったのは総務費で,住民一人当たりコストは91,834円で,前年度と比較して81,819円減少した。減少の主な要因は,前年度に実施した特別定額給付金事業の終了によるものである。次いで民生費については,住民一人あたりコストは134,592円で,前年度と比較して20,373円増加した。増加の主な要因は,障害者自立支援給付費が伸びたことによるものである。土木費については,住民一人あたりコストは32,625円で,前年度と比較して8,130円減少した。減少の主な要因は,公共下水道事業特別会計繰出金や道路改良工事費が減少したことによるものである。類似団体平均を上回った消防費については,稲敷地方広域市町村圏事務組合負担金について,利根消防署建て替えに伴う盛土造成設計分および盛土造成工事分の負担金分が増えたことによるものである。今後については,庁舎の大規模改造工事に伴う総務費の増や,住民の高齢化に伴う民生費の増,小学校統合に伴う教育費の増などが見込まれているため,引き続き経費の削減に努めていく。
類似団体内順位29位/ 59団体
類似団体内順位37位/ 59団体
類似団体内順位24位/ 59団体
類似団体内順位3位/ 59団体
類似団体内順位40位/ 59団体
類似団体内順位30位/ 59団体
類似団体内順位27位/ 59団体
類似団体内順位1位/ 59団体
類似団体内順位55位/ 59団体
類似団体内順位49位/ 59団体
類似団体内順位38位/ 59団体
類似団体内順位38位/ 59団体
類似団体内順位46位/ 59団体
類似団体内順位56位/ 59団体
令和3年度の歳出決算総額は,住民一人当たり433,963円であり,人件費を除いた各歳出について類似団体平均より下回っている状況である。前年度と比較して大きく増減があったのは補助費等で,住民一人当たりコストは54,806円で,前年度と比較して110,551円減少した。減少の主な要因は,前年度に実施した特別定額給付金事業の終了によるものである。次いで積立金については,住民一人あたりコストは43,749円で,前年度と比較して20,756円増加した。増加の主な要因は,公共公益施設維持整備基金や義務教育施設整備基金,減債基金等への積立額が増加したことによるものである。扶助費については,住民一人あたりコストは76,839円で,前年度と比較して18,505円増加した。増加の主な要因は,子育て世帯等臨時特別給付費や非課税世帯等臨時特別給付費が増えたことによるものである。類似団体平均を上回った人件費については,選挙執行に伴う職員時間外勤務手当の増や,退職者の増に伴う退職手当負担金の増等により増えているものである。今後も,高齢化に伴う特別会計への繰出金の増や,公共施設の大規模改造工事などの普通建設事業費の増も見込まれるため,引き続き経費の削減に努めていく。
類似団体内順位28位/ 59団体
類似団体内順位47位/ 59団体
類似団体内順位38位/ 59団体
類似団体内順位24位/ 59団体
類似団体内順位51位/ 59団体
類似団体内順位49位/ 59団体
類似団体内順位1位/ 59団体
類似団体内順位39位/ 59団体
類似団体内順位27位/ 59団体
類似団体内順位36位/ 59団体
類似団体内順位56位/ 59団体
類似団体内順位40位/ 59団体
類似団体内順位43位/ 59団体
類似団体内順位27位/ 59団体
類似団体内順位1位/ 59団体
令和3年度における実質収支比率は,分子となる実質収支が68百万円の増(形式収支44百万円の増,翌年度に繰り越す財源24百万円の減),分母となる標準財政規模が271百万円の増(標準税収入額72百万円の減,普通交付税292百万円の増,臨時財政対策債発行可能額51百万円の増)となり,前年度と比較して1.3ポイント増の6.79%となった。過去5年間についても,実質収支比率で望ましいとされる3%~5%から大きく離れることなく推移されており,今後も引き続きこの割合を維持していくよう努めたい。財政調整基金残高については,将来の施設整備に備え特定目的基金への積立を行ったこともあり,前年度と比較して基金の残高は76百万円減少した。実質単年度収支は,財政調整基金については前述のとおり76百万円減少したものの,単年度収支が前年度と比較して86百万円増加したため,実質単年度収支は前年度と比較して37百万円増加し,標準財政規模比は0.98ポイント増となった。
一般会計と特別会計を含めた連結実質赤字比率については,全会計が黒字であったため算定されていない。令和3年度の比率は11.08%の黒字であり,前年度は9.03%の黒字であったため,2.05ポイント改善する結果となった。現在は全会計で黒字となっており,財政の健全化が保持されているが,今後さらに高齢化が進み,特に後期高齢者医療特別会計や介護保険特別会計における給付費の増も見込まれていることから,経費の適正化,歳入の確保に努め,引き続き適正な財政運営を行っていく。
元利償還金等(A)については,前年度と比較すると13百万円の減となっている。これは,元利償還金が,臨時財政対策債の利率見直しによる利子償還額の減(-4百万円)となったことや,債務負担行為に基づく支出額が,利根地区土地改良事業費負担金の一部支払い終了等に伴い減(-11百万円)となったことなどが主な要因である。一方で,算入公債費等(B)については,前年度と比較すると6百万円の増となっている。これは,臨時財政対策債償還費や過疎対策事業債償還費の算入増等に伴う基準財政需要額算入額の増(+6百万円)が主な要因である。近年は年々実質公債費比率が減少している傾向にあるが,今後,過疎対策事業債の元金償還が順次開始していくこと等により元利償還金が増加に転じる可能性があるため,適正な起債管理に努めていく。
当町では満期一括償還の地方債の借入はない。
将来負担額(A)については,前年度と比較すると125百万円の増となっている。これは,債務負担行為に基づく支出予定額が,利根地区土地改良事業負担金の一部支払い終了等に伴い減(-27百万円),また職員数の減少に伴い退職手当負担見込額が減(-12百万円)となったものの,地方債現在高が過疎対策事業債発行等に伴い増(+178百万円)となったことが主な要因である。充当可能財源等(B)については,前年度と比較すると745百万円の増となっている。これは,公共公益施設整備基金の残高増に伴う充当可能基金の増(+461百万円)や,過疎対策事業債借入による算入増に伴う基準財政需要額算入見込額の増(+287百万円)などが主な要因である。前年度と同様に,将来負担額(A)よりも充当可能財源等(B)のほうが多いため,将来負担比率は算定されていない。
(増減理由)・減債基金について,普通交付税において措置された後年度需要額に算入されない臨時財政対策債償還分等の積立等を行ったことにより,93百万円増加した。・その他特定目的基金については,公共公益施設整備基金について,庁舎大規模改修に備える積立により300百万円の増,義務教育施設整備基金について,今後の学校施設整備において過疎対策事業債が適用できない部分に備える積立等により84百万円の増,がんばる利根町応援基金について,ふるさと納税寄附金の積立等により20百万円の増となった。・基金全体としては422百万円の増となった。(今後の方針)・過疎対策事業債を有効的に活用することにより,財政調整基金の取り崩しに頼らない財政運営を目指す。また,特定目的基金については,特に役場庁舎の大規模改造工事に備え,利根町公共公益施設整備基金への積立を計画的に行っていく必要がある。
(増減理由)・令和3年度については,将来の償還に備えた減債基金への積立や,将来の町内施設整備に備えた特定目的基金への積立を行ったことにより,財政調整基金の残高は76百万円減少した。(今後の方針)・将来の償還に備えた減債基金への積立や,将来の町の事業を円滑に進めるための特定目的基金への積立も適宜行っていく必要があるものの,景気の急激な変動等による歳入の下振れや,災害への備え等を含め,適切な予算編成をを行っていくためにも,財政調整基金については800百万円前後の残高維持を目指したい。
(増減理由)・起債償還に充てるため,40百万円の取り崩しを行った一方,普通交付税で措置された後年度需要額に算入されない臨時財政対策債償還分等の積立を133百万円行ったことにより,基金残高は93百万円増加した。(今後の方針)・今後,過疎対策事業債の元金償還が順次始まっていくことから,将来の償還に備えて減債基金への積立を計画的に行っていきたい。
(基金の使途)・利根町公共公益施設整備基金:利根町内の公共施設整備に係る事業に充当する。・利根町義務教育施設整備基金:利根町内の義務教育施設整備に係る事業に充当する。・がんばる利根町応援基金:ふるさと納税寄附金について基金に積立を行い,寄附金事業の目的に合った町の事業等に充当する。(増減理由)・利根町公共公益施設整備基金:役場庁舎の大規模改修に備え,300百万円の積立を行った結果,基金残高も300百万円増加した。・利根町義務教育施設整備基金:小学校の駐車場およびバスロータリー整備工事費に充てるため,16百万円の取り崩しを行った一方,今後の学校施設整備において過疎対策事業債が適用できない部分について対応するため,100百万円の積立を行った結果,基金残高は84百万円増加した。・がんばる利根町応援基金:各課該当する事業に充当するため,百万円の取り崩しを行った一方,がんばる利根町応援寄附金(ふるさと納税)の歳入が21百万円あったことにより,基金残高は20百万円増加した。(今後の方針)・町役場庁舎が築30年を超えており,今後大規模な改修が必要となる見込みとなっている。起債の対象外にもなっていることから,今後も利根町公共公益施設整備基金への積立を計画的に行っていく必要がある。
令和3年度決算における有形固定資産減価償却率は64.3%で,令和2年度決算の62.4%と比較すると1.9ポイント増加した。類似団体平均値と比較しても若干比率が上回っている。令和3年度は,布川小学校駐車場及びバスロータリー整備工事や町営ドッグラン建設工事,道路修繕工事及び道路改良工事等を行ったものの,施設への新規投資よりも減価償却による価値の減少分が上回ったため,比率が上昇したと考えられる。町の財政状況も踏まえながら,策定されている「個別施設計画」に基づく計画的な修繕・更新を行っていく必要がある。
類似団体内順位36位/ 59団体
令和3年度決算における債務償還比率は265.6%で,令和2年度決算の367.1%と比較すると101.5ポイント減少した。一般財源及び経常経費に充当した一般財源の額の増等により,比率を算出する際の分母の額も増加したが,分子となる過疎対策事業債の発行額増等による地方債現在高増等により,分母以上に分子が増加したため,結果として比率が減少した。依然として,類似団体平均・全国平均・県内平均と比較すると低い水準にあるものの,今後も,公共資産投資と公債残高のバランスを考慮し,将来世代への負担の先送りが顕著とならないよう安定的な財政運営を検討していくことが必要である。
類似団体内順位12位/ 59団体
将来負担比率については,地方債残高や公債費に準ずる債務負担行為に基づく支出予定額などの将来負担額よりも,将来負担する実質的な負債の返済に充てることができる基金残高や地方債残高等に係る交付税措置見込額などの充当可能財源額等が上回ったため,比率が算定されていない。有形固定資産減価償却率は近年上昇傾向にあり,町の財政状況も踏まえながら,策定されている「個別施設計画」に基づく計画的な修繕・更新を行っていく必要がある。
将来負担比率については,将来負担額よりも充当可能財源額等が上回ったため,比率が算定されていない。実質公債費比率については減少傾向にあり,類似団体平均値と比較しても低い水準を維持しているが,今後は,平成29年度から借入を行っている過疎対策事業債等の元金償還が開始され,比率の上昇も予想されることから,引き続き適正な起債管理に努めていく。
有形固定資産減価償却率について,類似団体平均値と比較して比率が特に高くなっているのは「公民館」である。令和2年度に舞台吊物更新工事を行ったものの,投資よりも減価償却による価値の減少により比率が上昇したと考えられる。今後も個別施設計画等に基づく計画的な修繕を行い,適切な施設の維持管理に努めていく。「橋りょう・トンネル」については,令和元年度に修繕計画を策定し,令和2年度に修繕設計,令和3年度に修繕工事を行った。今後も令和4年度から修繕設計及び工事を実施予定である。道路,学校施設については類似団体平均値と比較すると低くなっている。道路については,毎年度修繕工事や改良工事を継続的に実施しており,今後も町全体の道路状況を鑑みながら修繕工事および改良工事を実施していく。学校施設については,平成27年度より実施した大規模改造工事の影響によるものと考えられる。住民一人当たりの数値で見ると,橋りょう・トンネルの有形固定資産額が類似団体平均値より特に低くなっているが,橋りょう自体が少ないためであると考えられる。
類似団体内順位32位/ 59団体
類似団体内順位37位/ 58団体
類似団体内順位26位/ 59団体
類似団体内順位21位/ 49団体
有形固定資産減価償却率については,類似団体平均値と比較し保健センター,消防施設,庁舎の比率が特に高くなっている。保健センターについては平成29年度から平成30年度にかけて外壁や内装の改修など大規模な改修を行っているが,今後も施設の長寿命化に取り組んでいく必要がある。消防施設については平成29年度決算より反映される設備等の見直しを行っていて比率が大きく上昇しており,計画的な更新,長寿命化対策等が必要となる。築30年以上が経過する役場庁舎については,これまで大規模な改修が行われず,機械設備や空調設備等について更新が必要な状態にあるため,外壁や内装の改修等も含めた大規模改修をR5~6年度に行う予定である。一般廃棄物処理施設の一人当たり有形固定資産額が類似団体平均値を大きく上回っており,令和3年度決算においてはさらに資産額が増えているが,これは一般廃棄物処理事業を行っている龍ケ崎地方塵芥処理組合において実施した,基幹的設備改良工事によるものであると考えられる。
類似団体内順位28位/ 40団体
類似団体内順位19位/ 36団体
類似団体内順位28位/ 45団体
類似団体内順位36位/ 43団体
類似団体内順位34位/ 49団体
類似団体内順位32位/ 59団体
一般会計等においては,資産総額は前年度と比べ228百万円減少した。固定資産のうち,事業用資産は布川小学校駐車場及びバスロータリー整備工事へ19百万円,町内施設無線LAN設置工事へ12百万円支出し,インフラ資産は道路用地取得に55百万円,道路関連工事へ140百万円支出したが,減価償却による価値の減少分が上回ったため、事業用資産は360百万円減少,インフラ資産は384百万円減少となった。基金の増加等により流動資産は61百万円増加し,資産全体としては228百万円減少した。また,負債については,退職手当引当金が減少したものの、地方債がそれ以上に増加したため,94百万円増加した。総資産と負債の差額である純資産は323百万円減少する結果となった。全体会計においては、主に国民健康保険事業特別会計において準備基金や国民健康保険施設特別会計において現金預金が増加したが、公共下水道事業特別会計において減価償却による価値の減少が上回り、資産総額は249百万円減少となった。負債は主に公共下水道事業特別会計において地方債が減少したため、純資産は319百万円減少する結果となった。連結会計においては,龍ケ崎地方塵芥処理組合においてごみ処理施設整備工事およびリサイクル施設基幹的設備改良工事の減価償却が開始したことにより事業用資産が319百万円減少した。負債は,茨城県県南水道企業団において地方債が増加したため、全体として95百万円増加となった。純資産は413百万円減少する結果となった。
一般会計等においては、経常費用のうち人件費や物件費等が約6割を占めている。業務費用は,人件費が選挙に伴う時間外勤務手当による職員給与費の増加,物件費等がコロナワクチン個別予防接種委託料,コロナワクチン受付・事務業務委託料が増加したため、前年に比し129百万円増加する結果となった。移転費用は、住民税非課税世帯臨時特別給付金給付,利根消防署建設工事に伴う稲敷地方広域市町村圏事務組合への負担金の増加があったが、前年度の特別定額給付金,龍ケ崎地方塵芥処理組合への負担金の減少により,1,511百万円減少した。それに対し受益者が負担する使用料及び手数料を含む経常収益が20百万円減少し,純経常行政コストは6,196百万円となった。さらに,資産の除売却損益などの臨時損益を加えた結果、最終的な純行政コストは1,370百万円減少の6,187百万円となった。全体会計においては、業務費用は国民健康保険施設特別会計および公共下水道事業特別会計における退職手当引当金繰入額の増加により,一般会計等よりさらに増加した。移転費用は、介護保険特別会計における給付費の増加により,減少幅は縮小した。それに対し経常収益が7百万円増加したため,純経常行政コストは9,681百万円となった。臨時損益を含めて純行政コストは1,197百万円減少し9,671百万円となった。連結会計においては、業務費用は稲敷地方広域市町村圏事務組合連合において人件費が増加,茨城県後期高齢者医療広域連合において償還金が増加し、全体会計と比べ増加
一般会計等においては,純行政コスト6,187百万円を賄う財源として税収等及び国・県等補助金が5,864百万円であり,本年度差額として323百万円減少し,純資産変動額も323百万円減少した。前年度と比較すると、税収等は地方消費税交付金,地方交付税の増加により157百万円増加し,国県等補助金は子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業補助金があったが、前年度の特別定額給付金事業費補助金が減少した結果,財源としては1,086百万円減少した。全体会計においては,純行政コスト9,671百万円に対し財源が9,352百万円となり,本年度差額として319百万円減少,純資産変動額も319百万円減少となった。介護保険特別会計において介護給付費交付金が増加,国民健康保険事業特別会計において普通交付金が増加したため,減少幅は一般会計等に比べて縮小した。連結会計においては,純行政コスト12,008百万円に対し財源が11,600百万円となり,比例連結割合変更に伴う差額を含め,純資産変動額は413百万円の減少となった。主に龍ケ崎地方塵芥処理組合において循環型社会形成推進交付金の減少により国県等補助金が減少し,全体会計よりさらに減少した。
一般会計等においては、業務活動収支が626百万円,投資活動収支が▲733百万円,財務活動収支が152百万円となったため,資金収支のトータルは45百万円となり、当年度末資金残高は280百万円となった。前年度の特別定額給付金事業の影響により収入支出とも大きく減少しているが,龍ケ崎地方塵芥処理組合への負担金減少も影響し,325百万円増加した。投資活動収支は公共施設等整備費支出が減少したが,基金積立金支出の増加により157百万円減少した。財務活動収支は地方債等発行収入が減少したが,発行収入が償還支出を上回りプラスとなった。全体会計においては,業務活動収支が769百万円,投資活動収支が▲798百万円,財務活動収支が114百万円となったため,資金収支は85百万円,当年度末資金残高は458百万円となった。連結会計においては、業務活動収支が867百万円,投資活動収支が▲968百万円,財務活動収支が133百万円となったため,資金収支は31百万円,比例連結割合変更に伴う差額を含めて、当年度末資金残高は847百万円となった。
住民一人当たりの資産額は,161.4万円となり、前年度と比較すると増加する結果となった。資産合計は減少したが人口減少の割合が大きいことが要因であると考えられる。類似団体平均値と比較すると約7割の水準となっており、一部事務組合で塵芥処理や消防等の行政サービスを行っているためであると考えられる。歳入額対資産比率については、前年度と比較すると資産・歳入ともに減少したが、歳入の減少割合が上回り増加した。類似団体平均値と比較すると低い水準となっているが,経年で比較しながら留意する必要がある。有形固定資産減価償却率については、資産の取得よりも減価償却による価値の減少が上回ったことにより、前年度と比較すると増加となった。類似団体平均値と比較すると同水準であるが,今後は計画的に長寿命化対策を進める必要がある。
純資産比率については,75.4%となり,前年度と比較すると減少する結果となった。資産・純資産が減少し,負債が増加したため比率として減少したと考えられる。類似団体平均値と比較すると同水準であり,今後も将来世代の負担が多くならないよう努めていく。また社会資本等形成の世代間負担比率(将来世代負担比率)は,12.4%と前年度と比較すると増加した。過疎対策事業債を財源とする事業を継続的に実施している影響により上昇傾向にある。しかし類似団体平均値と比較すると低い水準にあり、純資産比率の水準が高めであることから、保有する資産額に対し地方債等の負債の割合が低く、社会資本整備に係る将来世代への負担は比較的少ないと言える。
前年度の特別定額給付金分の減少、さらに龍ケ崎地方塵芥処理組合への負担金の減少により,補助金等が大きく減少した。ただし住民税非課税世帯臨時特別給付金など引き続き新型コロナウイルス対策関連の支出が発生しており令和元年度以前よりも高い水準となっている。前年度と比較すると住民一人当たりの行政コストも減少する結果となった。類似団体平均値と比較すると低い水準を保っているが,今後必要な投資を行うことにより,減価償却費の費用負担は年々増加していくことが予測されるため,財源の確保を意識した行政運営を行う必要がある。
住民一人当たりの負債額は、負債が増加しさらに人口が減少したことにより前年度と比較すると増加した。過疎対策事業債の活用により増加傾向にあるが、類似団体平均値と比較すると低い水準を保っている。住民一人当たり資産額と対比させると、住民一人当たり負債額の約4.06倍の資産を保有しており、資産が減少した一方で負債が増加したため、前年度より減少している。平均値と比較すると依然として高い比率を維持している。基礎的財政収支については、業務活動収支の黒字分が基金収支の影響を除いた投資活動収支の赤字分を上回ったため,当年度において基礎的財政収支は前年度のマイナスからプラスに転じた。公共資産投資は大部分が公債財源や基金取崩しにより賄われるため、一時的に基礎的財政収支がマイナスになることもあるが,住民に対するサービス提供か切能次力をは有し将来世代庭にに対はしたて便益をい提供する
受益者負担の比率については、前年度の特別定額給付金の影響はなくなったが、引き続き新型コロナウイルス感染症対策関連の支出、人件費支出の増加により,一般会計等においては若干の増加にとどまった。類似団体平均値を下回る水準となっているが,持続的な行政サービスを実現していくためにも、受益者負担の公平性の観点から適正な水準について検討を続けていく必要があると考えられる。
茨城県利根町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。