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財政力指数の分析欄原子力発電施設を有する電源立地地域であることにより類似団体平均を上回る税収があるため、財政力指数は0.81となっている。原子力発電施設の減価償却期間の経過により、主要税源である固定資産税(大規模償却資産)が漸減となっていたが、近年においては、概ね残存価格で推移しているものと思われ、本指数においても微減で推移していたが、福島第一原子力発電所の事故により、今後の見通しは現時点においては不透明である | 経常収支比率の分析欄震災以前から、分母となる経常一般財源においては、減価償却に伴う原発関連大規模償却資産の減等による地方税収入の減等により漸減となったのに対し、分子となる経常的経費充当一般財源においては、滝川ダムやリフレ富岡建設等のために借り入れた償還金に係る公債費、少子高齢化の進展による扶助費、町有施設の維持管理等に係る物件費、下水道整備に係る起債償還費や給付費の増等による特別会計操出金の増などによる固定的経費により経常収支比率は90%以上と高水準で推移していた。27年度においては、税収の増のため10.5ポイントの大幅減となった。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄人件費は横ばいであるが、物件費等においては、震災関連の事業のため上昇している。長期避難により様々な問題が生じているため、これに対応するため物件費の上昇は今後も続く見通し。 | ラスパイレス指数の分析欄類似団体平均を上回っているが、各種手当の支給基準・支給対象を精査し、制度の趣旨に合致しないものについては、廃止を含め抜本的な見直しを図るなど、より一層の給与の適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄震災対応により慢性的な人員不足を感じており、任期付き職員や派遣職員などで対応している。震災対応業務等の事務量が増加する見込みであるため、適正な職員数を確保するとともに、類似団体平均を上回ることのないよう努める。 | 実質公債費比率の分析欄公営企業(公共下水道事業、農業集落排水事業)に対する地方債償還財源の操出金が多額となっているため、類似団体等と比較して高い状況が続いたが、新規借入を抑制し、公債費の縮減を図ったことにより、今後実質公債費比率は減少し類似団体平均を下回った。今後とも取組を継続していく考えである。 | 将来負担比率の分析欄公債費縮減の観点から新規の起債を抑制しているため、地方債の現在残高や債務負担行為に基づく支出予定額が漸減となる見込みである。充当可能基金の取り崩し等による充当可能財源の大幅な減が生じない限りは指数なしとなる見込みである。 |
人件費の分析欄平成23年度から人件費に係る経常収支比率は減少しているが、これは震災による職員数の減(非常勤の特別職)による人件費の減と経常的人件費充当特定財源の増によるものであり、25年度より横ばいとなっている。 | 物件費の分析欄震災と原発事故による警戒区域設定にともない、町有施設の維持管理等に係る経常的な物件費が減となったことにより、23年度から26年度まで類似団体を下回ることになった。27年度においては、経常的な経費の増のため1.6ポイントの悪化となり、類似団体の数値を0.9ポイント上回った。東日本大震災や原子力災害からの復旧・復興という喫緊の課題を抱えているが、それらの課題への迅速な対応に配慮しながらも、今後も事務事業の効率的執行に努め、経費の節減を図る。 | 扶助費の分析欄扶助費に係る経常収支比率については、概ね類似団体と同程度で推移していたが、東日本大震災に伴う避難により、避難先で多様なサービスを受けることが可能になったことから社会福祉費が増加し、25年度までは類似団体を上回っていた。今年度においても横ばいであるが、市町村類型が変更されたこともあり、2.6ポイント下回った。 | その他の分析欄その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、操出金の増加が主な要因である。これまでに整備してきた下水道施設の維持管理費として、公営企業会計への操出金が必要となっているためである。23年度から、下水道事業に係る経常的操出金が約300,000千円増となったことなどにより類似団体平均を大幅に上回ることとなっている。 | 補助費等の分析欄震災と原発事故による警戒区域設定にともない、経常的な一部組合負担金が減となったことにより、23年度から類似団体を下回っていたが、復旧・復興事業の増加に伴い一部事務組合負担金の増および社会福祉協議会やNPO団体への補助金増などにより、類似団体を上回ることになった。この状態が今後も続く見通しだが、行政の責任と役割、経費負担のあり方、事業効果等を十分検証し、廃止や統合・再編、減額、終期設定等の見直しを行う。27年度においては広域市町村圏組合への負担金の減等のため、8.3ポイント改善した。 | 公債費の分析欄公債費自体は漸減となっているが、公債費充当特定財源(町営住宅使用料)が震災の影響により皆減となっている。今後とも新発債を抑制することとしている。 | 公債費以外の分析欄公債費以外に係る経常収支比率は、震災と原発事故による既存事務事業の執行不能等により、23年度は経常的経費が減額となったが、類似団体平均を大きく上回っている。経費の節減・合理化により、効率的な執行に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄議会費においては震災と原発事故による警戒区域設定にともない、経常的な一部組合負担金が減となっており27年度においても経費は横ばいであるが、市町村類型が変更されたこともあり、類似団体平均を下回ることになった。衛生費においては広域市町村圏組合への負担金の減に伴い8,083円の減となっているが、類似団体(平成27年度より市町村類型変更)平均を71,507円と大きく下回った。商工費においては震災復興事業費の増により76,521円の増となっており、類似団体平均を41,178円上回った。土木費においては、下水道災害復旧工事への操出金の増等のため、98,784円の増となっており、類似団体平均を41,092円上回った。公債費は漸減となっており、類似団体平均を102,000円下回った。今後とも新発債を抑制することとしている。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄人件費は震災復興事業に係る職員の増のため、前年度を2,214円上回っているが、類似団体(平成27年度より市町村類型変更)平均を110,111円下回った。物件費は震災復興事業に係る委託料等の増のため、前年度を22,900円上回っているが、類似団体(平成27年度より市町村類型変更)平均を75,563円下回った。公債費は漸減となっており、類似団体平均を102,000円下回った。今後とも新発債を抑制することとしている。普通建設事業(更新整備)は修繕工事等の増により、前年度を34,283円上回っているが、類似団体(平成27年度より市町村類型変更)平均を79,151円下回った。災害復旧事業は、道路、農地等の災害復旧工事費の増により、前年度を6,337円上回っており、類似団体平均を4,559円上回った。補助費等は広域市町村圏組合への負担金の減等に伴い30,814円の減となっているが、類似団体(平成27年度より市町村類型変更)平均を118,550円と大きく下回った。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | 債務償還可能年数の分析欄 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析地方債現在高、債務負担行為支出予定額、公営企業債繰入見込額については新規借入の抑制により着実に減額となっている。また、平成23年度からは財政調整基金や災害復興基金にそれぞれ積み立てを行ったことなどにより充当可能基金が増となったため、充当可能財源等が将来負担額を上回っている。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄
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図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄
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出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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