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地方財政ダッシュボード

岩手県洋野町の財政状況(2022年度)

岩手県洋野町の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少(前年同期-296人1.9%減)と併せ、農林水産業以外の中心産業が少ないことから財政基盤が弱い。昨年度と同様に、類似団体平均より0.23ポイントと大幅に下回っている。基準財政需要額は、令和3年度から36,309千円(-0.6%)減、基準財政収入額は、69,316千円(4.3%)増となり、財政力指数は単年度では増加したが3か年平均では同値となった。引き続き、自主財源の確保に努めながら、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

前年度と同値の90.3%となったが、類似団体平均が3.5ポイント増加したことにより、類似団体平均との差は3.3ポイントに縮小した。分子である経常的経費充当一般財源が扶助費や補助費等の減等により前年度比214,716千円(-3.4%)の減となったが、分母である経常一般財源総額も同様に普通交付税や臨時財政対策債の減等により232,763千円(-3.3%)の減となったため前年度と同値となった。今後は公債費がR4年度をピークに減少する見込みであるが、人口減少により交付税額の減が見込まれることから人件費抑制や補助金見直し等により経常経費の縮減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

1人当たり決算額は前年度と比べ11,450円増加、前年度同様に類似団体平均を大幅に上回った。分母側の人口減少は避けられないことから分子側の伸びを抑制する必要がある。人件費は、農林水産業費や商工費関係の会計年度任用職員の増により人件費全体で14,052千円(0.7%)増、物件費は、光熱水費の増等により60,703千円(4.2%)増となった。定員管理適正化による人件費抑制や公共施設管理適正化による維持補修費の縮減等により経費削減に努めたい。

ラスパイレス指数の分析欄

前年比で0.4ポイント増となり、類似団体平均との差は4.0ポイントに縮小した。高齢・高給者の退職により0.1ポイント減となったが、職員分布の変動による階層変動(特にも大卒25年から30年)が大きく0.5ポイント増となり、指数は前年度比増となった。総人件費の削減に努める一方でラスパイレス指数の改善にも取り組む必要があり、両方のバランスを取りながら適正な定員管理を進める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年比で0.02ポイント減少し、類似団体平均との差は2.85ポイントに縮小した。一般職員等における職員数は対前年度4人減となったことが影響したものである。今後は再任用職員や定年延長を加味しつつ、定員管理計画に基づき適材適所・適正配置を基本とした定員管理を推進していく。

実質公債費比率の分析欄

前年度比0.2ポイント改善し、類似団体平均との差は3.3ポイントに縮小した。事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費は4,149千円の減、災害復旧費等に係る基準財政需要額は臨時財政対策債、東日本大震災全国緊急防災施策債償還費、合併特例事業債の増等により30,681千円の減となり、基準財政需要額算入額は36,309千円の減となった。一方で、標準税収入額等が増加したものの、普通交付税額及び臨時財政対策債発行可能額が減少した。単年度では比率が増加したが、令和元年度と比較して比率が改善したため、3か年度平均では改善したものである。公債費は本年度がピークとなり、今後は減少する見通しである。予算の選択と集中を徹底し町債発行の平準化に努め、プライマリーバランスの黒字を確保し引き続き比率改善を図る。

将来負担比率の分析欄

地方債現在高及び公営企業債等繰入見込額の減により、将来負担比率無しとなった。今後も起債発行の平準化等により地方債現在高をコントロールするとともに、可能な限り有利な起債を活用し算入公債費の確保に努める。基金の計画的な管理運用等により充当可能財源を確保し持続可能な財政運営を目指す。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

前年度比1.5ポイント増加したが、類似団体平均との差は0.8ポイントに縮小した。農林水産業費や商工費関係の会計年度任用職員等の増により、人件費全体で増となっている。計画的な定員管理の推進が必要である。

物件費の分析欄

前年比2.0ポイント増加したが、全国的な燃料高騰によるものであるため、類似団体平均との差は0.6ポイントに縮小した。本町においても、主に燃料高騰による光熱水費の増により、物件費の経常経費全体で103,703千円の増となった。今後、施設の老朽化に伴う物件費の増加が見込まれることから、公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合などによる物件費の徹底した見直しを行い改善に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率の算定にあたり、臨時経常区分の誤りが判明した。見直しの結果、5.1ポイントとなるものであり、前年度より0.2ポイント減少し、類似団体平均から0.6ポイント下回った。町民サービスに直結する経費であり、町単独事業で子ども医療費給付などを実施しており、財政を過度に圧迫することのないように注視する必要がある。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は前年より1.2ポイント増加し、類似団体比を0.6ポイント上回った。繰出金の増により比率が増となったもの。特別会計においては独立採算の原則に立ち、一般会計に負担が生じる繰り入れに依存しないように、引き続き努める。

補助費等の分析欄

前年度比2.2ポイント減少し、類似団体平均との差は0.7ポイントに縮小した。病院会計への負担金を経常的経費から臨時的経費へ整理したことから、比率が減となったもの。今後とも、通常事業分については町単独補助金の整理や合理化を図り、補助費等の抑制に努める。

公債費の分析欄

前年度比1.3ポイント増加し、類似団体平均との差は7.6ポイントに拡大した。過疎対策事業債、学校教育施設等整備事業債の増により公債費の経常経費全体で38,481千円の増となったことにより比率が増加したもの。本年度は公債費のピークとなっており、今後は減少していくことが見込まれるが、今後においてもプライマリーバランスの確保、実質公債費比率の動向を見極めながら、緊急性、必要性を検討し事業の取捨選択に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は前年度比1.3ポイント減少し、さらに類似団体平均が前年度から大幅に増となったことにより、類似団体平均を4.3ポイント下回った。経常的支出のうち補助費等が減となったことが要因となっている。経常経費であり簡単に削減することのできない費目ではあるが、町単独補助金の整理合理化を図るなどし、引き続き抑制に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

依然として、新型コロナの影響による未執行事業や事業費の減額が発生しており、歳入ではコロナ対策に当たり国庫補助金や交付金等を有効活用したことにより、財政調整基金については取り崩しがなく、残高は301,172千円増となった。今後はポストコロナを見据えながら繰入れの抑制を図りつつ、積立額をコントロールし基金の持続可能な活用を図る必要がある。実質収支については、歳入歳出差引額が大幅に減少(R3:571,670千円→R4:112,206千円)し、実質収支は496,988千円の減額となった。地方交付税の合併算定替の終了等により今後一層厳しい財政状況が見込まれることから、経常経費の縮減を進めるなどの努力が必要である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

病院事業については、収益的収支で57,120千円の利益となり、資本的収支では18,032千円の不足額となった。水道事業については、収益的収支で16,861千円の純利益を計上しており、資本的収支においては263,840千円の不足額を過年度分損益勘定留保資金等で補填している。町村合併後の課題だった料金改定を令和元年度から本格実施しており、一般会計負担の縮減に寄与するものと期待している。一般会計については、実質収支が-496,988千円減となったことから、標準財政規模比も1.00%と減少した。公共下水道事業では、歳入が4.2%、歳出が4.0%それぞれ増となり、4,662千円の実質収支黒字となっている。歳入においては国庫支出金や繰入金の増、歳出においては公共下水道事業費等の増が要因である。国民健康保険会計については実質収支の黒字額は20,473千円から47,046千円に増加した。その他の会計についても、一般会計からの繰入金等で黒字を維持している状況であるが、一般会計の負担を必要最少限に抑えるため、基準外繰入を抑えるよう努め、収支均衡を図っている状況である。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金については増加傾向が続いており、令和2年度は減となったものの令和3年度の増に引き続き令和4年度も36,057千円増となった。過疎対策事業債50,619千円増、学校教育施設等整備事業債11,899千円増等が要因である。実質公債費比率の分子についても増加し、令和4年度は705,824千円となった。事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費は4,149千円の減、災害復旧費等に係る基準財政需要額は、東日本大震災全国緊急防災施策等債、合併特例事業債の減等により30,681千円の減となり、基準財政需要額算入額は822,055千円の減となった。公債費は令和4年度にピーク迎え、今後は減少していく見通しである。基金を有効活用しつつ規模を一定程度維持しながら、住民サービスを低下させることなく有利な起債の活用に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

将来負担額は、これまで発行してきた地方債残高が令和4年度末で11,081,432千円であり、前年度に比べて-1,166,076千円(-9.5%)減、公営企業債等繰入見込額は前年比-337,302千円(-8.0%)減、退職手当負担見込額は前年比-45,163千円(-8.1%)減となった。全体では-1,549,445千円(-9.1%)減となった。充当可能財源等は、財政調整基金が前年度に比べ301,172千円増、減債基金が-4,889千円減となっており、充当可能基金全体では132,206千円(2.7%)増となった。基準財政需要額算入見込額は、前年度に比べ-822,055千円(-7.4%)減となった。標準財政規模は、6,870,000千円で前年度に比べ-237,376千円(-3.3%)減となった。前年度の将来負担比率は8.7%であったが、本年度は将来負担額が充当可能財源等を下回ったため、将来負担比率は無しとなった。算式の分子において、基準財政需要額算入見込額の減により充当可能財源は減となったものの、地方債現在高の減、公営企業債等繰入見込額の減等により将来負担額が減となったことにより分子全体で-193.2%減となったことによるものである。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)令和3年度から令和4年度にかけては、約343,000千円の増となった。減債基金は4,889千円減となったが、財政調整基金が301,172千円増、、その他の特定目的基金の公共施設等整備基金は42,909千円増等となり、基金全体では増となったもの。(今後の方針)基金残高は令和3年に続き増加したものの、新型コロナの影響による事業中止や不用額の増等、特異な要因によるところが大きい。歳入においては人口減少や合併算定替終了により税収や普通交付税の減少が見込まれ、積み立てることはおろか基金を維持していくのも困難になってきている。歳出においては機構改革やデジタル化による行政効率化、公共施設の統合を含めた適正管理等、あらゆる事業見直しにより基金を確保し、行財政運営の維持にあたる必要がある。

財政調整基金

(増減理由)301,172千円を積立て取り崩しはなかったことにより増額となった。当初予算においては取り崩しを見込んでいたものの、新型コロナの影響による事業中止や不用額の増等により取り崩しがなく、決算剰余金及びふるさと納税分等を積立てたもの。(今後の方針)財政状況が厳しさを増す中、積み立てを取り崩しが上回る状況が続き残高は減少していく見込み。人口減少が続く町の規模に合わせた事業のダウンサイジングを徹底することで繰入れの抑制を図りつつ、町民サービスの質量の低下を招かないよう留意して適宜適切に積立額をコントロールし、有利な基金運用も含め基金の有効活用を図る必要がある。

減債基金

(増減理由)減債基金の残高は、運用益金を積立て、公債費償還金増額相当分として4,934千円の繰入を行ったことにより4,889千円の減となった。(今後の方針)中野小学校改築事業及び洋野消防署新築事業等の大型事業が続いたことから、令和4年にかけて償還金が増加し、実質公債費比率もピークを迎えた。これに伴って減債基金の残高も減少していくことが見込まれ、今後も残高を維持するため計画的な起債発行を図る。

その他特定目的基金

(基金の使途)合併振興基金:合併に伴う地域の振興及び住民の一体感醸成。福祉基金:町民の保健福祉の増進。公共施設等整備基金:町が行う公共施設その他の施設の整備。ふるさと創生基金:伝統、文化、産業等を活かした特色のある町づくり。農山漁村地域活性化基金:農山漁村地域の活性化を図る。(増減理由)合併振興基金:運用益金の積立て(36千円)に対し、取り崩しは無し。福祉基金:積立額が23,143千円(ふるさと納税分)であったのに対し、各事業に充当するための取崩額が57,400千円であり、34,257千円減となったもの。公共施設等整備基金:積立額が56,009千円であったのに対し、各事業に充当するための取崩額が13,100千円であり、42,909千円増となったもの。ふるさと創生基金:積立額が16,741千円(うち、ふるさと納税11,641千円)であったのに対し、各事業に充当するための取崩額が31,300千円であり、14,559千円減となったもの。農山漁村地域活性化基金:積立額が24,096千円(ふるさと納税分)であったのに対し、各事業に充当するための取崩額が15,700千円であり、8,396千円増となったもの。(今後の方針)福祉基金は、着実に増大している社会保障費に対し、町民サービスのレベルを維持していくため、取り崩しは避けられない。その他の特定目的金についても財源不足により継続的な活用が見込まれるものの、これ以上の基金残高減は一般的な公共サービス低下を招くおそれもあるため、機構改革や公共施設の統合、行政サービスの電子化などを進め、人件費を含む全ての事業で事業の廃止を含み見直しを進めることにより取崩額の抑制を図る。積立については、ふるさと納税を含め積立額の確保に努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

資産の減価償却がどの程度進んでいるか資産の経年の程度を表す有形固定資産減価償却率は71.6%で、昨年度より1.5ポイント上昇し老朽化が進んでいる状況にある。また、類似団体平均を5.9ポイント上回っていることから、令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画及び令和3年3月に策定した個別施設計画に基づき、計画的な修繕、長寿命化及び統廃合による施設の品質保持や機能改善に努める。

債務償還比率の分析欄

債務償還に充当できる一般財源(経常経費一般財源-経常経費充当財源ー償還充当限度額)に対する実質債務(将来負担額-充当可能財源)の比率である債務償還比率は、371.6%となり、類似団体平均を3.5ポイント上回っているが、昨年度より62.3ポイント改善した。将来負担額は減少が続く見込みだが、人口減少等により経常一般財源等の確保は厳しさを増すことから比率の減少傾向は頭打ちとなる見込み。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和4年度における将来負担比率はマイナス算定、有形固定資産減価償却率は71.6%であり類似団体の平均を5.9ポイント上回った。将来負担比率は、東日本大震災以降概ね減少傾向にあり、地方債現在高及び充当可能基金現在高も今後減少が見込まれることから、類似団体との均一化が進むものとみている。また、有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して高い数値であるため、令和4年3月に改訂した公共施設等総合管理計画及び令和3年3月に策定した個別施設計画による計画的な修繕、改善及び統廃合を進める必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については、上記のとおり減少傾向である。実質公債費比率は上昇傾向にあったが令和2年度からは改善に転じている。公債費は令和4年度にピークを迎えその後減少する見込みである。実質公債費比率は、依然として類似団体の平均を上回っていることから、指標を注視しながら引き続きプライマリーバランスの黒字を確保し、適切な起債活用に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岩手県洋野町の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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